今日は子供の日

プレゼント.jpg1月第二週土曜日の今日は、タイの「子供の日」です。鯉のぼりや兜みたいなシンボルはありませんが、この日は子供は動物園の入園料がただになったり、電車にも無料で乗れます。我が子も、昨日は学校でちょっとしたパーティがあったようで、おやつに大好物のアイスクリームが出たり、プレゼントをもらって帰ってきましたよ。

家に帰ってきたらきたで、親戚や知り合いから「子供の日」のプレゼントとして、新しいおもちゃやお洋服が届いていて、寝る直前までご機嫌でした。母親としては、ついこないだクリスマスでサンタにプレゼントをもらい、お正月にはお年玉(みたいなもの)をもらったのに、またかい、と思ってしまいますが、子供にとってはこの3週間楽しいことの連続です。

今日は「子供の日」にちなんで、タイでの子育てについてお話してみたいと思います。

子供.jpg私はタイでタイ人の旦那と結婚し、タイで出産したので、日本にいる友人らから見ると「タイ的」な子育てをしているようです。初めての子供ですから、生まれた頃はおっぱいやおむつ、入浴などのお世話をすべて、一からタイママに教えてもらいました。その昔、タイママが母親になったときも、近所の人やおばあちゃんがいろいろと教えてくれたそうで、タイで昔から伝わる子育てを私も伝授されたというわけです。

出産間もない頃は、私の母も日本から駆けつけてくれましたし、日本の育児書なども読みましたが、タイと日本の子育てのスタンダードはけっこう違うな、と感じる部分がありました。

例えば、赤ちゃんがエンエンと泣いた場合。

泣いてるよ.jpg日本では「赤ちゃんは泣くのも仕事」として、泣いても無理に泣き止ますことはなく、ある程度泣かせておくというスタンスを取るようですが、タイでは「泣いたら大変」とあらゆる手段で赤ちゃんを泣き止まします。家族全員で変顔をしたり、ガラガラなどのおもちゃで興味を引いたり、抱っこして家の中を行ったり来たりしたり、庭に出て気分転換させたり。

私の子供は夜泣きは少ない方でしたが、それでも夜の11時くらいにエーンと泣くと、いつも9時前にはベッドに入るタイママがとても心配して起きてきて、「お腹が痛いのかな」「お腹が空いているのかな」「熱があるのかな」と子供の様子を見、特に体調に異常がないとわかると、夜中だろうと「ベロベロバー」をしたり「いないいないばー」をしたりのてんやわんや。そのうち、ひいおばあちゃんやその他の家族も起きてきて大騒ぎ。無事に泣き止むと、子供は何事もなかったかのように眠り、大人たちもホッとした表情でそれぞれの寝室に戻る、ということがありましたね。タイでは、赤ちゃんが泣くということは一大事なんです。

ハンモック.jpg「赤ちゃんは寝るのも仕事」というのは、日本もタイも共通しているようですが、夜はベッドで眠る赤ちゃんも、日中はハンモックや揺りかごなどで、ゆらゆらお寝んねをさせます。おっぱいを飲みながらウトウトすると、その横で家族の誰かがハンモックをスタンバイしてくれており、完全に眠りに落ちたらハンモックに移動して寝かせていました。赤ちゃん用ですから揺れは小さいものの、お医者さんによっては「脳に影響を及ぼす」とかで、赤ちゃんを寝かすときは普通のベッドだけにしましょうと推奨している人もいるようですが、我が子は特に問題はありませんでした。

で、子供がお昼寝をすると、タイママは「今のうちに、一緒に昼寝しなさい」と、夜まとめて眠れない時期は寝かせてくれたり、また「母乳がよく出るように」とあらゆるスープを、タイママも旦那も作ってくれ、子供の昼寝中にせっせと食べたものです。母乳に良いのはスープだそうで、鶏肉で出汁をたっぷりとった野菜スープや、辛さを抑えたトムヤムクンなど、いろんなスープを飲みましたね。

母乳.jpg現在「母乳が一番です」と訴える保健省のテレビコマーシャルが流れていますが、タイの一般的な感覚では6ヶ月くらいを目安に断乳します。遅くとも1歳までには母乳は卒業というのが、タイでの常識。同い年のタイ人の女性は、子供の歯の形に影響するからと3ヶ月で断乳したそうですが、私はなんと2歳過ぎまで母乳を与えていました。どういうわけか、粉ミルクをあまり飲みたがらなかった私の子供。なのでほとんど完全母乳、離乳食が始まり、その後大人と同じ食事を採れるようになっても、寝しなのおっぱいは続きましたからね。これには、タイママもひいおばあちゃんもびっくりしてましたが、「母乳で育った子は健康」という言葉のとおり、幼稚園に入るまではほとんど風邪も引かずに育ちました。

タイでは「子供を太らせる」のが良しとされる風潮があり、粉ミルクを大量に与えたばっかりにぶくぶくと太った赤ちゃんをよく見かけますし、幼稚園に通うようになっても哺乳瓶離れできない子供もいます。一方で、日本でのミルク事情を聞くと、一日にあげるミルクの量が決められていたり、どっちがいいのかなと思いますが、私は母乳で育ててきてとてもよかったなと思いますね。何より、母である実感がぐっと沸くのと、産後あっという間に体重が戻り、現在も妊娠以前よりも少ない体重をキープしていますよ。

バナナ.jpg離乳食を始めるのは5ヶ月過ぎくらいから、というのはタイも日本も一緒ですが、タイではお米の上澄みやお粥のほかに、バナナを摩り下ろしたものを食べさせるのが一般的です。熱帯のタイでは、バナナは年中採れる果物ですし、栄養価がとても高い。私は日本の離乳食レシピ本を参考に、つぶしたバナナにヨーグルトを混ぜたり、コーンフレークを砕いたものを混ぜたり、フレーバーをつけてあげました。

またレシピ本には、月齢に応じた柔らかさのお粥を1回分ずつ冷凍するよい、と書いてありましたが、タイママが「毎回作りたてを食べさせよう」と、専用の電気釜を買ってきて、少量でも毎回お粥を炊き、できたてを食べさせていました。

PrinceAndPrincess.jpg1歳を過ぎて歩くようになり、2歳前にはあれこれとしゃべりだした我が子。いつでも家族の中心。子供を叱るより褒める、場合によってはおだてもするし、大人が子供のご機嫌を取ることも多々あり。これはタイでは普通のこと。日本の子育てと比べると、どうしても「甘やかす」に取られてしまいますが、子供を大事に大事に、極端に言えば女の子はお姫様扱い、男の子は王子様扱いが普通なんですね。その中で親子、家族の信頼関係が結ばれ、両親やおじいちゃんおばあちゃんを敬う心が自然と芽生えてくるのが、タイの子育てのよいところではないでしょうか。普段は「自分が一番」の我が子も、学校の送り迎えでは必ずワイ(挨拶)をしてくれますし、甘やかしちゃってるなあと私自身は思っていても、大人の言うことはちゃんと聞くし、また家族に対して愛や感謝の気持ちを自然に伝えてくれます。

え?親ばかですって?そういえば、子供の学校の同じクラスのお父さんお母さんを見ていても、親ばかはたくさんいますが、日本にいるらしい「モンスターペアレンツ」ってのはいないなあ。

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