タイは生活しやすい?

ゆっくりショッピング.jpgタイに長く住んでいると、まだ自分が外国人であるという意識はありますが、日々の生活はすっかりタイのスタンダードが身につき、一時帰国で日本に帰るたびに違和感を感じることが増えてきます。

例えば、スーパーでの買い物。こちらは広大なハイパーマーケットをカートでぐるぐる回りながら、肉は大きなぶつ切りをキロ単位で、魚や野菜は丸ごと1つ、商品はスタッフが袋に詰めてくれて、そのまま車までカートですいすい。これが日本の実家近くのスーパーの場合、肉も魚もパックに入った切り身、野菜はキャベツやかぼちゃなど半玉買い、レジでスキャンするたびに店員が何やら商品名を唱え、自分で詰めた買い物袋を提げて家まで帰ります。

どちらも、それぞれの国に合った利便性を追求しているのでしょうが、日本でのショッピングは「機敏で明朗、ムダの無さ」を、タイは「ゆっくり楽しんでお買い物」を重要視しているのだと私は感じています。

今回「平和な国」と「海外駐在員の生活費ランキング」に関するニュースにあったのですが、海外在住の一日本人としてとても興味深い結果でしたのでご紹介したいと思います。

まずは「平和な国ランキング」から。

以下2件ともNewsclipウェブ版より

安全第一よ.jpgオーストラリアと米国を拠点とするシンクタンク、経済平和研究所が各国・地域の平和度を指数化した2012年版の「世界平和度指数(GPI)」で、タイは調査対象の158カ国・地域中126位と低迷した。暴力的な抗議行動、暴力犯罪、政治テロの多発、近隣国との緊張関係が低評価につながった。

 GPIは国内の治安、軍事費、近隣国との関係、人権状況などから割り出した。

 最も平和とされたのはアイスランドで、2位デンマーク、ニュージーランド、4位カナダ、5位日本。米国は88位、中国は89位だった。

 下位は152位北朝鮮、153位ロシア、154位コンゴ、155位イラク、156位スーダン、157位アフガニスタン、最下位ソマリア。

 アジア諸国・地域はブータン19位、マレーシア20位、シンガポール23位、台湾27位、ベトナム34位、ラオス37位、韓国42位、インドネシア63位、カンボジア108位、フィリピン133位、ミャンマー139位、インド142位。

タイはだいぶ下位ですが、日本が5位というのもちょっと不思議に思えます。先日も発生した通り魔的な事件や、ストーカーなど可視化されていない脅威、ネット上での詐欺犯罪など、先進国ならではの危険がありますよね。タイは、政情不安が根本にあるため「安全」圏外とされているのかもしれませんが、食の恐怖がある中国よりもだいぶ下なんでしょうか。

次は「海外駐在員の生活費ランキング」です。

生活コストはどれくらいか.jpg組織・人事コンサルティング大手の米マーサーがまとめた2012年の「世界生計費調査」で、外国人駐在員にとって最も物価の高い都市は東京だった。2位はルアンダ、3位大阪、4位モスクワ、5位ジュネーブ。バンコクは前年調査から7つランクを上げ、81位だった。

 5大陸の214都市で、住居、食料、衣料、家庭用品を含む200以上の品目のコストを調べ、比較した。ニューヨークの指数を100とし、基準通貨は米ドル。
 
 アジアの都市はシンガポール8位、香港9位、名古屋10位、上海16位、北京17位、ソウル22位、深セン30位、広州31位、ヤンゴン35位、ジャカルタ61位、クアラルンプール102位、ニューデリー113位、ムンバイ114位、ハノイ136位――。

 主要都市はシドニー11位、リオデジャネイロ13位、ロンドン25位、ニューヨーク33位、パリ37位、ローマ42位――など。

これは納得です。日本国民である私が、かつて東京で1人暮らししていたときにも感じましたが、とにかく住居費と交通費が高い。日本のマンションはだいたい家具無しで23区内だと10万円は下らず、それでも終電逃してタクシーに乗ったら4千円とか。東京でよく働きよく遊びをやっていた私は収支はほぼとんとんでしたからね。それと同じことをタイでやってみましたが、給与レベルはぐんと落ちたのに、生活コストが低いおかgで日本にいるときよりも貯金ができたほどです。現地採用でこれですから、駐在員が自国の通貨でお給料をもらって、タイで生活したらだいぶ貯まりますよね。

今となっては、やはりバンコクの方が住みやすい・・・