タイのお正月

賀正.jpg皆さん、あけましておめでとうございます。

2011年も、ローカルなタイ生活から見えるタイのことをあれこれ書いていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

さて今年最初のお題は「タイのお正月」。日本から来たばかりの頃は、タイと日本の大晦日、お正月の過ごし方の違いにびっくりしました。今じゃすっかりこちらでの過ごし方がスタンダードとなりましたが、今日は改めてタイのお正月について考えてみようと思います。

まずは、大晦日の様子から。

CWP.jpgここ数年、バンコクやパタヤ、プーケットなどタイの大都市では「カウントダウンイベント」が行われるのが恒例となりました。バンコクでは、セントラルワールド前の広場で行われますが、昨年5月に放火されて以来、正面左側のZENデパートは今も改修工事中、政治騒乱は治まったものの、まだ根底の問題が解決されていないだけに、私の周りでも「大丈夫なの?」という声が多かったのが事実。

2007年にはこのイベントに合わせて周辺で爆破事件が起こり、イベントがキャンセル。まさか当時はその数年後に爆弾どころか放火なんてことになるとは思いもしませんでしたが、毎年なんやかんやで爆弾が既に仕掛けられたとか、必ず恐ろしい噂がたつ一方で、今回はなんと警察官2000人が周囲の道路を封鎖して警備に当たり、無事にイベントが行われました。

花火.jpgこのイベントの模様はテレビ中継されるため、一般家庭やレストラン、パブでも映像を流し、同時にカウントダウンを迎えます。カウントダウンの瞬間には、大きな花火が続けざまに打ち上げられ、盛り上がりは最高潮に。私は、セントラルワールドからほど近い、BTSラッチャテウィ駅近くのお店にいましたが、花火のドーンドーンという音がすごかったこと。もちろん花火も見れましたが、都会のど真ん中でこんなに間近で花火が見れるというのは、びっくりです。ちなみに、1年前のカウントダウンは都心のホテルの屋上のパーティに参加していたのですが、セントラルワールドでドカーンと上がったと思ったら、チャオプラヤー川からドカーン。すごい眺めでしたね

除夜の鐘.jpgそんな頃、日本ではすでに新年を迎えていたわけですが、日本の大晦日と言えばやっぱり「紅白歌合戦」ではないでしょうか。今回は桑田佳祐の復活がよかったそうですね。紅白が終わったら「ゆく年くる年」で除夜の鐘を聞いたのが懐かしい。これを見たら初詣に出かけるというのが常でしたが、タイでももちろんお寺にお参りに行く習慣があります。

大晦日の夜から各地のお寺では、新年を迎えるための特別なお経が読まれます。こちらに参加する場合は、セントラルワールドをはじめ、バンコクのあらゆるパブ、クラブ、レストランで行われるカウントダウンには参加できません。と聞くと、若い人はイベントへ、大人はお寺に行きそうなものですが、実はそうでもありません。私の友人の彼女は23歳ですが、友人からの誘いを一切断りお母さんと二人でお寺へ。その後、パーティにお寺でもらった仏教の教本を持って現れましたが、「ちょっと、十字架のネックレスしてどこ行ってきたの?」とイギリス人の友人に突っ込まれてました。

渋滞.jpg彼女のように、年を跨いであっちこっちに移動する人が多い上に、どこへ行っても「乾杯」がつき物ですから、マイカーでカウントダウンに出かける人は少ないですね。そこで活躍するのがタクシーなんですが、まあ空車の少ないこと。私自身もラチャテウィでのパーティの後、スクンビット内に移動する予定があったのですが、空車が少ないうえに、道路も渋滞している。が、ふと空を見上げると、「BTSが走っているではないか!!!」タイでも大晦日は朝までノンストップで走っていたようで、しかも電車が来る間隔も短く助かりましたね。久しぶりに酒臭い金曜の夜の山手線に乗った気分でしたよ。

普段は午前1時、2時にはクローズするパブなども、31日は特別に朝方まで営業する店もあります。ナルシッサスという巨大ディスコは、なんと閉店したのが1日の正午だったとか。

そんなこんなで無事1月1日を迎えるわけですが、タイではお正月=家族で過ごす一日。家族揃って1年最初の食事を頂き、おじいちゃんやおばあちゃんなど、家で一番の最年長の人が新年のメッセージをお話してくれます。日本のおせち料理に相当するものはありませんが、いつもよりスペシャルなおかずを、新しい食器で頂きます。その後は、今年一年の祈願を仏間で行い、そうこうしているうちに親戚や知人などがどやどやと家にやってきます。

お年玉.jpg新年を祝うオレンジ(中華系)、色とりどりのタイのお菓子、その他ケーキなど、食べ物のお土産をもらいにもらい続け、毎年我が家の冷蔵庫はパンク。子供はクリスマスが終わったばかりなのに「お年玉」やおもちゃをもあってウハウハ。ちなみに、次の土曜日はタイの「子供の日」その数週間後は誕生日がある我が子にとっては、1月というのはゴールデン月間なんですね。

最後に、新年を迎えるにあたり王様からのメッセージを、バンコク週報WEB版より。

プミポン国王陛下は12月31日に放送された恒例の新年のメッセージの中で、国民に対し、国が平穏で発展できるようひとりひとりが愛情、思いやり、寛大さを持つことが大切だと呼びかけられた。
 陛下によれば、国民すべてが幸福、栄達、平和を望んでいるが、それを実現するには、相手を思いやる気持ち、誠実さが必要であり、この姿勢が、国民がひとつにまとめ、国民の幸福と国の繁栄につながるという。陛下は、これこそが誰もが望んでいるゴールであると指摘された。

本当に陛下のおっしゃるとおりです。今年は国民同士が喧嘩することなく、皆が同じ心を持てるといいなと思います。

 

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