Taling Pling@スラサック

タリンプリンはスターフルーツの種類.jpg今日ご紹介するレストランは、穴場レストラン。スクンビットから遠く、シーロムからもちょっと離れたエリアにある本格タイ料理レストランです。お店の名前はタリンプリン。プリン?いいえ、タリンプリンは、輪切りにした時に星型になる果物スターフルーツを意味します。

このお店、週末だろうと平日だろうといつも混んでます。客層はタイ人がメインで、時々西洋人がいる程度。近くで働くタイ人のグループや、車でやってきた家族連れがほとんどで、にぎやかに食事を楽しむテーブルがいっぱい。

バンコク郊外に住む私が何でこんなお店を知っているのか。実は最初に連れて行ってくれたのは駐在員の友人なんですが、会社のタイ人スタッフが勧めてくれたらしい。日本からの来客者をタイ料理で接待、てな時は必ずここに来るのだそう。

タリンプリン店内.jpg初めてのタイ、初めてのタイ料理となると、メニューに日本語がありそうな観光客向けレストランに走りそうなものですが、初タイの味だからこそ本場の味を食べてもらいたい。観光客向けの店は何を頼んでもマイルドなお味。

一方ここはタイ人客がメインですから、タイの舌に合わせた味付けになっています。写真付きのメニューにはタイ語と英語が併記されているので、外国人客もけっこう多いのでしょうが、味は思い切りタイです。ただし、辛さ控えめなどのリクエストはできるのでご安心を。

さて、まずはビールを注文。チョイスはシンハーかハイネケン。2人だったら、大瓶をシェアでも良いですね。アルコールが苦手な方は、レモンジュース、スイカシェイクやマンゴーシェイクなどトロピカルなフルーツで作ったジュースやシェイクが充実しています。

一品目は「コームーヤーンと目玉焼きのヤム」。

コームーヤーンとは、豚の喉肉の炭火焼きのことで、東北料理の人気メニューのひとつです。脂身と身がうまく交じり合った柔らかいお肉。通常は唐辛子の入ったタレを付けていただきますが、こちらは油で揚げたカリカリの目玉焼きとすっぱ辛く和え物にしています。

ビールとの相性があまりにもよく、写真撮り忘れの一品目でした。

トムヤムヘーン.JPG二品目は「トムヤムヘーンガイ」。

レモングラス大好きな私は、刻みレモングラスが大量に入った真っ赤な料理の写真だけでよだれ物。このお料理はトムヤムクンで有名なトムヤムの汁無しバージョン。具は小さく切った鶏肉です。

タイは長いですが、これは今まで食べたことのないお料理でした。鶏肉を、トムヤムに使うハーブや唐辛子などで炒めてあるのですが、タレが多めでお肉もしっとり。この時点で、ビールからワインに突入していたのでお米は頼みませんでしたが、これは絶対ご飯との相性がいいはず。辛いのが苦手な友人は「辛っ」を連発していましたが、それでもレモングラスの味と歯ごたえが病みつきになって、スプーンが進んでいました。

きのこと野菜の炒め物.JPG3品目は「きのこと野菜の炒め物」

ブラックビーンズのソースで炒めた、きくらげ、トマト、たまねぎなど。味はタイ料理というより、中華っぽい味付け。ご飯とスープが付いたら、立派な定食になりそうな一品。きのこ類は、やはり火が通って油がよく絡むと美味しいですね。

4品目「プーニムパットプリックタイ」

これは追加オーダーしたのですが、けっこういい気分でまた写真撮り忘れ。殻まで食べられる柔らかいカニ「ソフトシェル」をコショウで味付けして衣を付けて揚げただけのお料理。手掴みでいただきました。友人は「磯の香りがたまらん」と、付いてきた唐辛子ソースを付けずにバリバリいってました。

一皿はさほど大きくないのですが、のん兵衛2人はこの時点でかなりの満腹でした。何回か来ていますが、いまだメニューは制覇できず。以前食べたメニューでは「ムーマナオ(茹で豚の辛味ソース和え」や「カオパットプー(カニチャーハン)」「ゲーンマッサマン(イスラム系のこってりカレー)」などが美味しかったですね。

タップティムクローブ.JPGいやあ、食った食ったとお上品さを忘れてお腹をぽんぽんしつつ、私と友人の目は入り口近くのケーキのショーケースへ。ワイン2本目を開けたにも関わらず、友人はニューヨークチーズケーキ、私は「タップティムクローブ(クワイ入りココナッツミルクカキ氷)」をオーダー。タイ料理の〆にはタイのおやつでしょ。ちょっと酔った頭をしゃきしゃきの氷が目覚めさせてくれました。

この日も、気づけば満席。2階には個室があり、パーティなどもできます。ベンチタイプの椅子があるテーブルもありますから、小さいお子さんも安心です。

タリンプリン看板.jpgタリンプリン

住所:60 Pan Road, Silom, Bangrak, Bangkok 10500

   BTSスラサック駅3番出口。ミャンマー大使館を入って300メートルほど。

   シーロム方面から車の場合は角にインド系お寺のある「ソイワットケーク」を入ります。

電話:02-234-4872

営業:11:00-22:00(年中無休)

その他:クレジットカードOK、駐車場有り

予算:お料理は1皿100バーツ位から

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