スマトラ沖での地震

津波が大きかった2004年.jpg昨日13日からタイ正月ソンクラーンに入ったタイですが、直前11日夕方にスマトラ沖で大きな地震が発生しました。在タイの企業ではすでに連休に入っているところもあり、バカンスに出てる人も多く、私の友人は南部プーケットに飛行機が着陸直前に地震が起き、パニックに近い状態だったそうです。

今回の地震はでは、2004年の地震と違い津波による直接被害はありませんでしたが、震源から近いインドネシアではショックで命を落とした方がいたり、バンコクのオフィスビル上層階でも揺れを感じました。

ロイターより

インドネシア・スマトラ島のアチェ州沖で11日に起きたマグニチュード(M)8.6の地震で、同国災害当局は12日、5人が死亡、子ども1人が重傷を負ったと発表した。

当局によると、少なくとも2人が心臓発作で死亡。さらに1人がショック死した上、子ども1人が倒木によって重傷を負った。当局は、けが人や被害状況については、依然として調査中だとしている。

インド南部でも揺れを感じた今回の地震では、強い余震も続いた。ただ、巨大津波が襲った2004年の地震と違って、大規模な津波は起こらなかった。同年の地震では、インド洋周辺の13カ国で少なくとも23万人が死亡した。

津波を警戒しプーケットでは空港を一時閉鎖、ツイッターでも沖から水が引く映像などが流れましたが、実際に発生したのはスマトラ島アチェ州ムラボーで地震発生1時間半後に約1 mを観測しただけだったとのこと。

しかし、地震自体は非常に規模が大きくマグニチュード8.6、約2時間後に起きた余震も8.2でした。2011年の東日本大震災がM9、2004年のスマトラ島沖地震が9.1でしたが、今回の地震は史上最大規模の「横ずれ型」だったそうです。

WIRED jp.より一部抜粋

今回の地震.jpgインドネシア沖で4月11日に発生した巨大地震は、史上最大規模の「横ずれ型」地震だったことがわかった。大きな津波が発生しなかった理由でもある。

インドネシア沖で現地時間4月11日夕方に発生したふたつの巨大地震は、2004年に当地を襲ったマグニチュード9.1の悲惨な地震を思い起こさせるもので、大きなパニックを引き起こしたが、被害は最小限にとどまった。

今回の地震は非常に珍しいタイプで、ふたつの断層面が互いに水平方向にずれる横ずれ型の地震としては記録的なものだった。巨大地震のほとんどは、一方の地層がもう一方の地層の上にずり上がる沈み込み帯の発生に伴う衝上断層の出現とともに起こる。

地震のメカニズム.jpgだが、インドネシアで11日に発生した1回目の地震は、マグニチュード8.6という巨大なもので、2004年の地震の震源から西に約320km離れた地点で発生した。その数時間後には、マグニチュード8.2の余震が本震の震源から南西に約160km離れた地点で発生している。どちらの地震も縦方向より横方向の揺れが強かったため、大きな津波は発生しなかった。

気象庁はこのスマトラ沖地震について、断層の長さが約220km、断層のすべり量が最大約20mと発表している。2004年の地震はインド・オーストラリアプレートとユーラシア・プレートの境界で起こったが、今回の地震はは最も近い沈み込み帯から約150kmの地点で起きた「プレート内地震」で、インド・オーストラリアプレートの内部で横ずれが起こったという。

津波が発生しなかった理由があったわけですが、ソンクラーンで親戚や友人が我が家にやってくるたびに、地震の話になります。スマトラ島沖では2004年の巨大地震以来、マグニチュード7以上の地震が今回の地震を含めて9回発生しています。今年は1月にもM7.2があったばかり、自然が引き起こす巨大な揺れに、普段地震がほとんど無いタイの国民も不気味さを感じています。