ホテル中華対決

いつも大勢.jpgタイの民族はほとんどがタイ族なんですが、バンコクで暮らしていると中国系の人、つまり華僑の方がとても多い。かく言う私が嫁いだ家も中華系ですし、家族のメンバーの友人達もそう、近所も大多数が中華系です。

私は日本にいた頃中国人の知り合いはいませんでしたが、タイにやってくる以前、マレーシアに長期滞在していた時に知り合った中華系の人たちの濃かったこと。日本人よりもはっきり物申す、余計な気遣いはしない。オブラートに包んだ言い方をしたり、遠慮がちな態度を好む日本人は、ひょっとしてソフトすぎるのかもしれないと思いましたからね。私自身の性格も、マレーシアにいた頃少々強くきつくなったかもしれませんけど。

それがいざタイに来ると、多くの中華系タイ人と仲良くなってあちこち出かけましたが、お隣のマレーシアとは全く違う。タイ語を話していることもあり、マレーシアの中華系の方々よりも角が取れているように感じました。

ところで、タイにいる中華系の人たちは中国正月などのイベントや、親族の集まりを非常に大事にします。親族がやたらめった多いイメージがあるのですが、長老の誕生日や中国正月などは一堂に集まって食事会。タイ語で「ト・ジーン(中国のテーブル)」、真ん中に回転台が乗っている日本の中華料理レストランにもある円卓を囲んでわいわい頂くのを好みます。そこで今日は、そんな中華系家族がよくいる、つまりはおいしいホテルの中華料理レストランを2軒紹介したいと思います。

まず、ランチにお勧めしたいのが、チャオプラヤー川沿いに立つペニンシュラホテルの中にある「Mei Jiang(メイジャン)」。正面玄関を入って、階段を降りたところにある、格式高いレストラン。日本人マダムの間でも有名だそうですが、私が入ったときは休日だったこともあり、中華系タイ人しかいませんでした。

Mei Jiang店内.jpg川に面したお部屋は、目の前の中庭の緑や、川を行き来する船、向こう岸までが見渡せてなかなかいい眺めです。メニューは、飲茶、セット、単品がそれぞれあります。周りのテーブルを見ると、髪の毛がやたらともりもりの、超典型的タイハイソマダムがいたり、お手伝いさんに子守を任せながら食事をしている若い夫婦、英語とタイ語の両方を使って話しているグループなど、上流階級の匂いがプンプン。

 メニューの1ページ目は飲茶、好物の大根餅、海老シュウマイ、小龍包などをオーダー。お値段は100バーツ前後からと意外と安い。お茶はモンキーピックというウーロン茶にしました。お茶専用台が店内にあり、茶碗が空になると、茶葉が入ったほうの茶碗に熱々のお湯を注いでくれます。

海老シュウマイ.jpg飲茶は海老シュウマイに完敗。皮からピンクの海老が透け透けなんですが、大ぶりなのにぎっしりの具。ぷりっぷりでございました。

その後は、食感が最高だったアラカルトから海鮮炒めのレタス包み、お店のお勧めで鱈と葱のあんかけそばを頼んでみることに。こちらのメニュー、英語、タイ語、日本語の表記があるのですが、タイ語では「ラートナー」。てっきり日本で食べるあんかけ焼きそばを期待していたら、太い米麺でした。タイ語表記が一番的を得ていた。塩味の効いた海鮮炒めの後だったので、少々薄味に感じましたが、子供が好きな一品ですね。デザートには今が旬のマンゴープリンをチョイス。こちらは、甘さ控え目でむしろ大人向けの味だったかな。

香港から来たシェフが厨房をしきっていて、鮑料理が名物らしいですが、6千バーツ以上の一品もあり。いつかは食べてみたい・・・

Mei Jiang.jpgMei Jian

02-861-2888(内線6914)

ランチ11:30-14:00 ディナー18:00-22:30

スマートカジュアル

ホテル外観.jpg夜の部にお勧めしたいのは、クラウンプラザホテル(旧パンパシフィック)22階にあるレストラン、「Xin Tian Di Chinese Restaurant」です。このレストランには、かつて仕事関係で本場の中国の方とご一緒したのですが、個室で本格中華をいただきました。

中国料理って、素材をがっつり食べるのねと思いました。というのも、一品目からホタテ、牡蠣、魚、鶏肉だけの料理が続いたのですね。他の食材と炒めたり、混ぜたりが一切なく、純粋に肉魚の味を楽しむ料理のオンパレードでした。

普段あまり牡蠣を食べないのですが、ここではけっこう食べられた。フリッターにしただけの牡蠣を塩コショウで頂きました。味付けが極めてシンプルで、油っぽいくないことがよかったのかも。日本の天ぷら屋さんでいただく天ぷらを思い出しました。

中国人のシェフを呼んで、一緒に円卓で一杯飲んだり。彼らの会話は中国語だけでなく、英語もタイ語も混ざってる上に、低音でワハハと笑ったり、急にひそひそとビジネスの話になったり、さながら香港マフィアの食卓に紛れ込んだ気分がしました。と言うくらい、中国色の強い雰囲気と味。どっぷり中国を楽しみたい場合は、こちらのレストランをお勧めします。

xin tian di interior.jpgXin Tian Di Chinese Restaurant

02‐632‐9000

ランチ11:30-14:30 ディナー18:00-22:30

 

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