タイのタクシー簡易通報アプリが登場

タクシーいろいろ.jpg「タクシーに乗る時は気をつけよう」これはバンコクに住む日本人の共通意識。日本人が集まると、よくタクシーへの不満で盛り上がりますが、まず多いのが「乗車拒否」。タイでも乗車拒否は違反になるのだそうですが、渋滞にはまりたくない、自分のエリアから離れすぎる、などというタクシー側都合の拒否が非常に多い。

特に、週末、月末、雨の夕方などタクシー需要が高まるときにやっと捕まえて「エカマイ」など人が集まるエリアを告げると、大概首を横に降られてしまいます。日本のようにとりあえず乗車してから行き先を言うのではなく、乗る前に助手席の窓から行き先を言わないと乗せてもらえないこともしばしば。

無事に行き先を承知してくれたタクシーに乗ったとしても、日本のように間違っても居眠りなどはできません。まず、メーターを押したかどうかを確認。乗客が明らかに外国人観光客とわかると、メーターを押さずに吹っかけてくる場合もあります。タイの初乗り料金は35バーツです。

タイ個人タクシー.jpg併せて覚えておきたいのがタクシーの色。ピンクやオレンジなどカラフルな車体が多いですが、黄色×緑は個人タクシー。車の持ち主と運転手が同一人物ですので、他の色より私は信頼できると思っています。タクシー会社の車だと、助手席前に提示されている運転手のIDと実際に車を運転している人が一致しないことも多々ありますからね。

我が家では、私がやむを得ず暗くなってから1人でタクシーに乗車した場合は、乗ったときに家族に電話をし、車のナンバーを伝えるように言われています。家が郊外なので、途中で1回、また住宅街に差し掛かる細道に入った時点でもう一度電話、もしくはメッセージを送るようにしています。

というのも、タクシー運転手による犯罪は後を断たず、つい先日もこんな恐ろしい事件があったばかりです。

Newsclipウェブ版より

タイ警察は2日、タクシー運転手のタイ人男(35)を強盗と銃器不法所持容疑で逮捕した。女性4人から被害届が出ているが、警察は保釈保証金20万バーツが支払われ次第、容疑者を保釈する方針。

 被害者の1人であるタイ国際航空社員の女性(35)は1日午前3時ごろ、都内の繁華街RCAで容疑者のタクシーに乗車し、シーナカリン通りの自宅に帰ろうとしたが、容疑者に人気のない場所に連れ込まれてナイフで脅され、現金1500バーツ、クレジットカード、身分証明証、スマートフォン2台、自家用車のカギなどを奪われた。女性がタクシーに乗車する際、車種やナンバーなどを携帯電話で友人に伝えていたことから、警察は容疑者を割り出した。

この手の犯罪がある中、なんとタクシーのサービス向上を目指すアプリが出て、早速私もダウンロードしました。

タイ通より

Taxi Reporter.jpgタイではタクシーの乗車拒否や運賃詐欺が度々起きているが、問題を起こしたタクシーの登録番号を入力するだけで、簡単に関係機関に通報できるiPhoneアプリが登場した。

 このアプリは、タクシーの登録番号を入力し、問題のあったタクシー運転手の行為を乗車拒否、交通違反、態度が悪い、運賃詐欺の4つから選択し、位置情報などを取得しフェースブックに投稿される。集まったデータは、最終的に陸運局に通報窓口に渡されるとのこと。

 開発は、キャピタル・ノムラ・セキュリティーズ(CNS)のリアルタイムトレードアプリなどを手がけたサイアム・スクエアード・テクノロジーズ・タイランド。

良い運転手さんもいます.jpgどうしてもイメージがあまりよくないタイのタクシーですが、長年利用してると実は良い運転手さんもたくさんいるのも事実。先日スクンビット通りで大渋滞にはまったときは、バイクタクシーに乗り換えなさいと20バーツ札を渡されましたし、以前日系企業で運転手をしていたというドライバーさんと世間話をしてとても喜ばれたり、降りるときに「チョークディーカップ(良い一日を)」と言ってくれる人も多いです。あと笑ってしまうのは、乗客に構わずタイ演歌を流し続ける車や、いきなり独り言が始まったかと思いきや、実はイヤホンを使って携帯で話していたり。

上手に自衛しながら、気持ちよくタクシーを利用したいものですね。