米の値上がり 1

タイの市場.jpg先日発表された8月のタイの消費者物価指数ですが、前年からの上昇率が5ヶ月連続の4%越えとなりました。政府は、9月から実施している燃料価格引き下げ措置により、年末までには3%台中ごろに落ち着くと発表していますが、確かに最近特に食料品の値段が上がっているような気がします。

NNAより一部抜粋

同商務次官によると、燃料価格引き下げによる輸送・交通コスト軽減などを受けて、印刷物、鉄鋼などの価格低下が予測されるほか、農産物の収穫期に入り、食品価格も値下がりする見通し。

また、最低賃金を300バーツ(約770円)に引き上げる政府の公約については、大きな物価上昇圧力にはならないと指摘。コメ価格を引き上げ、国際競争力を弱めるとの懸念が出ているコメ買い取り政策についても、影響は軽微としている。

■食肉・調味料、依然高く

8月の部門別CPI上昇率は、食品・飲料が8.43%、非食品が1.77%。

食品・飲料のうち果物・野菜(4.91%)は、野菜がマイナス8.98%、果物が14.27%。調味料(13.67%)、総菜(12.34%)、肉・魚(13.76%)は依然、2けたの高い上昇率となった。非食品では、運輸・通信に含まれる石油燃料が9.90%と、引き続き上昇幅が最大だった。

振れ幅の大きい生鮮食品とエネルギーを除いたコアCPI上昇率は2.85%。生鮮食品・エネルギー(7.99%)のうち、生鮮食品が7.50%、エネルギーが8.98%だった。

肉、魚の上昇率が13.76%とありますが、これは主に豚肉が押し上げた数字です。6月位からじわりじわりと値上がりが止まらない豚肉ですが、8月に入って一気に高騰しました。

 バンコク週報WEB版より

値上がりしまくり.jpg養豚業界によれば、豚肉の供給不足で豚肉の国内小売価格が1キロ当たり160バーツ程度にまで高騰しているが、不足を埋め合わす形で新たに豚が市場に入ってきており、6カ月ほどのうちに価格が正常なレベルに戻る見通しという。

 供給不足の原因は、豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)が昨年から流行し、市場で取引される豚が以前に比べて大きく減少していることが原因とのことだ。このため、今年の豚生産量は、当初見通し1200万頭を30%程度下回ると見込まれている。

 なお、今年は夏が例年より暑く、飼料も値上がりしており、これも豚肉価格高騰の一因となっている。

ムーピンも値上がりしてます.jpgスーパーで買う豚肉のキロ価格が上がり、おやつの定番ムーピン(豚肉の串焼き)が近所のお店で7本で25バーツだったのが5本に。豚肉を使った料理カオカームー(豚足煮込みご飯)やカオナームーデーン(チャーシュー乗せご飯)などは値段を上げたり、皿に盛る豚肉の量を減らしたり。

更にその少し前には牛乳の値段が上がり、子供用牛乳もこれまで変動価格だったものが、それまでの一番の高値で固定価格になったり。

豚肉も牛乳もほぼ毎日食べる食材ですが、今度はタイの主食「米」の価格が上昇するらしい。どうなる?タイの食卓。続きは次回。