母の日

母の日には王妃様の写真が飾られます.jpg明日8月12日は、シリキット王妃のお誕生日ですが、タイではこの日を「母の日」としています。国民の母である王妃様の誕生日をお祝いするとともに、それぞれの母への感謝の気持ちを伝える日です。

デパートやスーパーなどの商業施設、オフィスビルや銀行、郵便局などの建物などには、大きな王妃様の写真が掲げられています。また地下鉄駅構内には、母の日ソングが流れ、母の日にあげる花ジャスミンがあちらこちらで売られています。

「クイーンシリキットコンベンションセンター」をご存知の方も多いかと思いますが、王妃様の名前がつく施設は、このほかにもコンベンションセンター隣のクイーンシリキット公園や、シリキット王妃殿下美術館、チェンマイのシリキット王妃植物園などがあります。国民から「母」と慕われる王妃様はどんなお方なのでしょう。ウィキペディアで調べてみました。

シリキット王妃の写真1.jpg父の公務のためフランスに滞在していたが、フランス滞在中のプーミポン王に見初められ、1950年結婚した。モムラーチャウォン・シリキット・キティヤーコーン (มรว. สิริกิติ์ กิติยากร) が以前の正式名称であったが、1954年プーミポン王が仏教界に出家し一時的に公務を除いたので、摂政となり、ソムデットプラナーンチャーオ・シリキット・プラボロムラーチニーナートが正式名称となった。今でもその呼称が正式名称として使われている。

なお一部日本語メディアに使われる「シリキ」という表記は原語の สิริกิติ์ติ์ の文字に無音化記号が使われているためであるが、この場合は発音するので「シリキット」の表記が正しい。

1954年以来タイ赤十字の総裁も務める。

一昨年日本人の父親を探していた「けいご君」が話題になったときも、王妃様ご自身の同情を表す声明が届いたり、民間や一般の出来事にもお気持ちを表明されることで、より国民にとって親しみやすい印象を与えているように思います。

母の日ポロシャツ.jpgそんなシリキット王妃がお生まれになったのは金曜日。タイには曜日ごとに色がありますが、金曜日の色に相当する水色が王妃様の色、母の色とされています。よって毎年、母の日が近づくと「ラックメー(お母さん愛してます)」などと描かれた水色のポロシャツやTシャツが販売されますが、今年はまさに金曜日の母の日ということもり、明日は水色着用率は高いでしょうね。

今年は3連休となりますから、実家に帰る人も多いと思われますが、母の日は朝からお祝いムードとなります。暗くなると王宮周辺などで花火が打ち上げられますが、今年は先月27日にプミポン国王の従姉妹にあたるペチャラット王女がお亡くなりになり、タイ王室は100日間喪に服していることから、自粛或いは縮小される可能性があります。

お母さんありがとう.jpgさて、タイの一般家庭における母の日は過ごし方を紹介しましょう。日本ではカーネーションですが、タイでは母の日にジャスミンの花輪を送ります。ただあげるのではなく、お母さんを椅子や床に座らせ、子供はお母さんの膝の上で花輪を持った状態でワイ(敬意を表す合掌)をして、頭を預けて母への愛や日ごろの感謝の意を述べます。それを受けて、お母さんから子供への言葉が述べられる。こんな儀式を行います。

母の日にはジャスミンの花.jpg私も子供が学校に通うようになってから、毎年学校で準備してきたカードやプレゼント、お花をこのスタイルで渡されるのですが、毎年必死で照れと涙を隠しています。タイは、親子、夫婦、家族の愛を素直に純粋に表すとても良い習慣がありますが、そういった面がドライな日本から来た私はまだちょっと照れくさかったりするのです。

我が家には3人いますが、家族親族中のお母さんへこの儀式をした後は全員揃ってお食事会。ちょっと人気な店、有名店に行きたい場合は要予約です。3年前、何も考えずにぞろぞろと食事に出掛けた我が家ご一行、都心には出ずに郊外にあるレストランにいくつか行ったのですが、どこも満席で母の日食事会難民。結局ガソリンスタンド脇の屋台だった・・・今年は大丈夫だろうか。