明日19日にタクシン派によるデモがあります

だいぶ長いこと赤だの黄色だのと、殆ど話題にも上らなくなった昨今ですが、久しぶりにそちら関連のニュースが入ってきました。

Newsclipウェブ版より

タクシン元首相支持派団体「反独裁民主戦線(UDD、通称スアデーン=赤シャツ)」は多数の死傷者が出たUDDデモの強制排除から2周年を記念し、19日正午から20日午前2時にかけ、バンコク都心のラチャプラソン交差点で集会を開く予定だ。治安当局は警官1200人を動員し、警戒にあたる予定。周辺の道路は混雑する恐れがある。

UDDは2010年4、5月、当時の反タクシン派アピシット政権の退陣を要求してラチャプラソン交差点一帯を占拠し、治安部隊との衝突で、デモ参加者、兵士、ロイター通信カメラマンの村本博之さんら90人以上が死亡、1400人以上が負傷した。デモは5月19日に鎮圧された。

 タクシン派は翌2011年の下院総選挙で過半数を制し、タクシン氏の妹のインラク氏を首相とするタクシン派政権が発足した。このため、19日のデモが暴徒化したり、警官隊と衝突する可能性は低いとみられている。ただ、デモの死傷者に関する捜査は政権交代後も全く進展せず、不敬罪で投獄されたタクシン派市民の保釈、恩赦に向けた動きもみられないことから、タクシン派市民の一部にはインラク政権への不満が強まっている。

あの恐ろしい日々から2年経ちました。22時以降の外出を禁止する夜間外出禁止令が10日程続き、テレビやツイッターを見守る毎日。私の家は郊外にありますから、騒乱の恐ろしさを直に感じることはありませんでしたが、スクンビットやサートーンなど都心のコンドミニアムに住む友人たちは、日に何度も銃声が鳴り響き、あちらこちらで黒煙が上がり、ベランダに出ると襲撃される可能性があるからと、非常に恐ろしい思いをしました。

郊外、他県、そして日本へ避難した人も多く、私がタイに住んで一番の危機的状況でした。赤い服を着た人たちが、まだラチャプラソン交差点に居座るだけだった頃、何度か都心に出かける用事があったのですが、乗り合いバンで3人の赤シャツのおじいちゃんと一緒だったときがあります。一様に真剣な面持ちで都心へと乗り込む感じはただならぬ雰囲気でした。その直後に軍による強制排除があったのが2年前の5月19日でした。

2周年の追悼デモに関して、在タイの日本大使館からも注意を促すメールが来ましたので、下に添付します。今回のデモは規模が大きいと予想されること、またバンコクの一大ショッピングエリアで土曜日に実施されることから、混乱を招く恐れがあります。今タイにいらっしゃる方、在住の方ともに明日はこのエリアには近づかないほうが懸命です。

タイ在留邦人の皆様へ
【大使館からのお知らせ】                            緊急一斉メール



        反独裁民主戦線(UDD)によるデモ集会実施について
                  (5月17日現在)

1.治安当局によれば,反独裁民主戦線(UDD:通称「赤シャツ・グループ」)は,2010年にバンコク都内ラチャプラソン交差点を中心として行われた大規模デモに対する強制排除から2年を迎える5月19日(土)に同排除による犠牲者の追悼をするため,以下のとおりデモ集会を行う模様です。

●日  時:5月19日(土)14時頃~翌15日午前00時頃迄      
●場  所:ラチャプラソン交差点
●人  数:数万人が参集する可能性有り


2.つきましては,上記1.のとおり,UDDによるデモ集会の影響で,デモ集会当日の早朝からラチャプラソン交差点周辺では警察による規制等により交通渋滞や人の混雑が予想されますので,報道等から最新情報の入手に努めるとともに,同交差点の周辺に近づく場合には,十分に注意を払ってください。


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部
 電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
 FAX :(66-2)207-8511