コンパクトカー1(http://www.thaiworker.net/cat593/compact-car-1.html)では、フォードFocus、マツダのMAZDA2、日産マーチを紹介しました。
2回目の今回は、タイで見られる乗れるそのほかのコンパクトカー、そして近いうちに発売される新しいコンパクトカーについてお話したいと思います。まずは、その新しい車についてのニュースからです。
Yahooニュースより
『ホンダの現地法人、ホンダ・オートモービル・タイランド(HATC)は13日、同日に小型車「ブリオ」の予約受け付けを再開したと発表した。同モデルは東日本大震災後、受注を一時停止していたが、藤本敦社長は「日本からのブリオ向け部品供給が通常レベルに回復している」と再開に至ったことを説明した。
同モデルは投資委員会(BOI)認定のエコカー第2弾として注目を集めており、3月の発売から、4月末までに5,000台超を受注。震災後、中部アユタヤ県の工場で、ほかのモデル同様、減産体制に入り、安定した供給量を確保できないことから、4月末に新規の予約受け付けを停止した。ただ、生産は継続しており、各ディーラーへの配車は当初予定の5月下旬を前倒しし、中旬に開始した。先に受注した約5,000台分の納車は、一部で10月までかかる見込みだ。
ほかのモデルを含めた同工場の稼動見通しについては、7~8月中に通常の80%まで、9月には100%に回復する見通しとしている。
現在の稼動率など減産の詳細は非公表。今年通期の生産、販売台数予測も「現時点で公表できる数字はない」(同社)としている。』
ちょうど東日本大震災発生直後に、発売が発表されましたが、その後日本からの部品調達が困難となり、しばらく延期されていました。
そもそもBRIOは、アジア市場向けに開発した車で、タイ政府のエコカー認定モデルとして今年の5月下旬に発売予定でした。渋滞が激しい都心向けのコンパクトなサイズの割には、ゆったりとした室内空間を実現しているところがポイントだそう。
また、価格も39万9900バーツからとお得になっています。この価格は、エンジン排気量、燃費、排出ガス規制などの要件や基準値をクリアした車両で、物品税が17%に軽減されたことから実現したそうです。
同じホンダのJAZZ(日本名フィット)以上に人気が出そうですね。このJAZZと並んで、タイのコンパクトカー市場の先駆車と言えばトヨタのYaris(日本名ヴィッツ)。何度かモデルチェンジしているものの、今となっては数あるコンパクトカーの中で、唯一丸っこさを残したデザインとなっています。
そして最後に紹介するのは、スズキのSwift。
実はこの車、遭遇率が一番低いコンパクトカーなんですが、私が一番乗りたい、欲しい車です。MINIクーパーに似てると言う人もいますが、ちょっと珍しいのもいいし、スズキのSのロゴがスーパーマンみたいでいいし、車体も丸すぎずいい感じ。特にボルドー色が素敵で、すれ違うたびに旦那に小さく訴え続けております。
ちょうど今週末の18日、19日に、バンコク→チョンブリ→パタヤを走るラリーが開かれるようです。Swiftの愛好者たちが集まって、海岸方面に向かって走るそう。ちょっと楽しそう。
いかがでしたか、タイのコンパクトカー。車生活をしている私の目からは、今のところ日産マーチがよく目に付きますが、どうなっていくか。そして、我が家に2代目コンパクトカーは来るか!?