今朝の登校途中、前を走るは日産マーチ、後ろは中国の自動車メーカーチェリーのQQと、2台の黄緑色の車に挟まれ子供がはしゃいでいました。
ここ数年ぐっと車種が増え、バンコクのあちらこちらで見かけるようになったコンパクトカー。6年くらい前はトヨタのYaris(日本名ヴィッツ)とホンダのJazz(日本名フィット)くらいしかなかったのが、どんどん新車種がタイ市場に投入され、タイで人気のピックアップトラックと同じ割合くらいで見かけるようになりました。
我が家にも一台、女性メンバー専用のコンパクトカーがありますが、ちょっとそこまで買い物、ちょっと子供の送り迎え、ちょっと美容院なんてときに、車庫入れも簡単な小さい車は大活躍です。
タイの道路を走るコンパクトカーには、どんな種類があるのかというと・・・
まず、ここ最近遭遇率が高いのがフォードのFocus。新車を意味する赤いバックナンバーの車も多く、市場に出ているコンパクトカーの中で最も最近出た車種と思われます。以前のFocusよりも、背中部分のデザインが近未来っぽく格好良い。すれ違うたびに、「あれ?今の車何」と旦那が気になっているようですが、男性が好きそうな車ですね。
色は、白黒シルバーなどのベーシックカラーから、赤、青、黄色といった原色など全部で10色。ちなみに、今朝学校ですれ違った1台は白でしたが、後ろから見ると一瞬トヨタのプリウスっぽい雰囲気がありましたね。
そして最近友達に乗せてもらった、マツダのMAZDA2(日本名Demio)です。タイにはすでにMAZDA3がありましたが、一回り小さいこちらが出てきて、タイでのマツダ人気が急上昇したような感じがします。
タイで販売されるコンパクトカーは、何故か黄緑色が生産されるのですが、このMAZDA2の黄緑が一番色鮮やか。とにかく目立ので、これだったらでかい駐車場でも一発で見つけられるでしょうね。こちらも、男性受けする感じかな。
そして、発売の際に「低燃費」を全面に押していたのが、日産のマーチ。車自体も低価格で、ガソリン消費も少ないとくれば売れますよね。上の2台に比べると、丸みを出したデザイン、オレンジ色などもあることから、女性が乗りやすい車なのでは。先日すれ違った白マーチは、中が全部キティちゃんの装飾になってましたから。運転手はアラフォーと見えましたが。
ところで、このマーチをカスタムしたBoleroというシリーズがあるのですが、日本でもあまり見かけなかったのに、こないだバンコクのとある某有名クラブ駐車場に1台停まってました。珍しいですよね、明らかに輸入車ですからどれほどの価格がするのかはわかりませんが、勝手に写真撮影している人もいましたよ。
後ろから見ると、クラシックカーのような雰囲気があり、さすが自動車天国日本の車だわあ、と感心しました。
タイに来た頃、交通量は多いのに車の種類が少ないなあと感じたこちらの道路事情ですが、本当に最近はさまざまな車とすれ違って、渋滞でもやり過ごせるようになりました。まだまだある、タイで見られるコンパクトカーは次回に続きます。