日本でタイの洪水支援

Dellパソコン.jpgしばらくぶりの更新となってしまったこのブログですが、決して放置していたわけではございません。年末から調子が悪いなと思っていた私のこのDELLのノートパソコンが、正月明けそうそうに不調が故障となり、何をしても動かなくなってしまいました。

青ざめてDELLのカスタマーセンターに持って行ったところ、修理のお兄さんまでもが青ざめました。というのも、パソコンの底の蓋を開いたところRAMドライブが入っていない!?心臓無くして生きている人間みたいな状態で私のパソコンは今まで動いていたようなんですね。

実はこのPC、親戚が勤める大手新聞社で社員向けに大量格安販売したものなんですが、どうやらRAM本体を抜き、代替品を入れていたらしいのです。そうとは知らずに2年ほど使っていた私のPCは徐々に代替品が擦り切れてしまったようで、ある日ピクリともしない状態になったというわけなんです。旦那曰く、RAMドライブは1体700バーツくらいだけど、大量販売で台数があるので、どこかで誰かが転売をしたのだろうとのことでした。

先ほど無事修理から戻ってきましたが、Cドライブのフォルダーは全滅。昨年のアルバムも音楽も、果てはこのブログに載せようと貯めておいたネタ帳までもが消えてしまいました。悔いてもしょうがありませんので、2012年も半ばを過ぎた今日、また心機一転がんばっていこうと思った次第です。

今回の件で得た教訓は、パソコンや携帯電話などはメーカーの正規代理店で購入しよう、大切なデータはバックアップを取る習慣をつけようということです。そのまま新年の誓いとなりました。

さて、2012年2回目の投稿の今回は、昨年後半タイの半分を襲った未曾有の大洪水に対する、日本からの支援のニュースです。

日刊SPAより抜粋

昨年10月、この50年間で最悪と言われる洪水被害に見舞われているタイの実情は、日刊SPA!でもお伝えしてきた。(http://nikkan-spa.jp/76747

民際センターWEBサイトより.jpgその被害状況はさらに悪化し、被害総額は約3兆4500億円、失業者は100万人以上にも及ぶ見込み。また、それにより出来稼ぎに出ていた親が失業し、学校に通えなくなる子供が増加するという二次的な被害にまで発展。子供たちの就学支援を行うNGO法人・民際センターの調査によると、約28万人の子供がこの深刻な問題に直面しているそうだ。

そうした子供たちへの奨学金支援は、今まで自国の人や在タイ日本企業などで行ってきたが、支援していた側も甚大な被害を受け、奨学金提供が困難な状況になっている。

そこで、タイの子供たちへ奨学金を届ける「タイ洪水奨学金5000キャンペーン」の一環として、今月17日(火)の11時から新橋駅日比谷口で街頭募金が実施される。

東日本大震災から約10カ月が経ち、ようやく復興の兆しが見え始めている日本。その手助けとなり、多くの義援金や救援物資を届けてくれたタイの人々へ恩返しするべきではないだろうか。

1人でも多くの日本人の気持ちがタイへ届くように、協力を呼び掛けていきたい。

◆タイ洪水奨学金 街頭募金詳細
新橋駅日比谷口.jpg日時:1月17日(火)11:00~14:00
場所:新橋駅 日比谷口にて
当日は民際センターのタイ事務局の職員も訪れ、被災の現状を聞くことができそうだ。

日本の震災、タイの洪水、どちらもまだまだ完全復興までに相当な時間がかかります。どちらも、できるところが、できる人が長い目で支援を続けていくことが大事だと思います。