2回に渡って、タイに入国する際の持込禁止品を取り上げてきましたが、
http://www.thaiworker.net/cat593/bringing-goods-restrictions1.html
http://www.thaiworker.net/cat593/bringing-goods-restrictions2.html
3回目の今日は、今月1日から施行された「機内への液体持ち込み規制」について、在タイ日本大使館からの注意喚起を参考にしながら、押さえておきたいと思います。
大使館HPより
タイ民間航空局は、「航空機内への液体、ジェル、スプレー類、あらゆる液体物の持込規制」に関する通達を、5月8日付にて公示しました。これにより、本日(6月1日)より、国内線を含むタイ発の航空機全便に液体物の機内持込が規制されます。これは、テロ防止のための国際民間航空機関(ICAO)のガイドラインに沿った措置で、日本発便については3月1日より既に導入されています。
制限の内容
- ジェル、エアゾールを含む、全ての液体物は、100ml以下の容器に入れる。100mlを超える容器に100ml以下の液体物が入っている場合も機内持込は不可
- 容器は全て、容量が1リットル以下のジッパーのついた透明なプラスティック製袋の中に入れ、袋の口を閉じる。
- 一人あたり1袋のみ持込可
- 医薬品、ベビーミルク、ベビーフードについては、適量を例外とする。
但し、持込可否については手荷物検査場にて検査の上決定する。 - 免税品については、空港内免税店や機内で購入した液体等については機内持込可、但し、透明プラスティック製袋に厳封された上、購入日と出発日が同一であることが証明できること。
- タイにて乗り継ぎの場合の液体類持込については、上記の条件を満たしている場合のみ機内持込可。
なお、各国、空港によって対応が異なる場合もありますので、免税品購入についても含め、事前に航空会社、空港当局などに問い合わせすることをお勧めします。
これも「知っておかないと」悲しい、悔しい思いをしかねません。以前日本からタイに戻る際に、成田でずいぶんいろんなものを没収されました。実家を出る直前に身支度で使った、ヘアワックス、香水をトランクに入れるのが面倒でそのまま手荷物のバッグに入れていたら、見事引っかかったんです。
係員はひたすら「これは何ですか?」と質問と言うより詰問を続け、「あんた、ワックスも香水も見たことないのかよ」と悪態のひとつもつきたくもなりましたが、いずれも容量に問題はなかったものの、ビニールに入れていなかったことネックとなり、子供を抱えての押し問答にも疲れ、没収させてやりました。
そのときは怒りばかりが募りましたが、よく考えればこれも安全のため。係員はあくまでも、乗客乗員の安全を守るために厳しく取り締まっているだけなんですよね。
ですが、今回の決定事項も決まり事が細かくてややこしい。こんなんだったら、薬が必要な人、小さいお子様がいて哺乳瓶が必要な人以外は、いっそのこと水っぽいものは持ち込まない方がスムーズに出国審査に進めていいかも。でも、そこをパスした後の免税店でのお買い物も気をつけないといけませんけどね。