前回、たばこの持ち込み制限について勉強しました。
http://www.thaiworker.net/cat593/bringing-goods-restrictions1.html
実はたばこ以外にもまだまだある持ち込み禁止品。空港に入るまでは、タイに持ち込むつもりがなかったのに、つい免税店で安さに負けて買いだめ、無事タイに着いたはいいけど、実は制限対象に引っかかり没収、もしくは罰金を徴収されることがあります。
聞いてないよ、では済まされない持ち込み禁止品、たばこ以外の物品について勉強したいと思います。
[香水]
2オンスまでは持ち込み可能です。どの香水も大概パッケージに内容量がオンス表示されていますが、小さい小瓶ぐらいの量、約28ccに相当します。
女性だったら免税店はコスメ天国ですから、口紅やファンデーションなんかを買った挙句に、香水も2,3個買う人も多いのでは。小瓶のセットはお土産にもいいし。
でも制限されているの?と思ったのですが、Toilette(トワレ)やEau de cologne(オーデコロン)、Eau de parfum(オードパルファン)は関係ありません。
Perfume/Perfum(パヒューム)と表示されているものが規制対象となります。香水の中でも、最も濃度の高いパヒュームのみが持ち込み規制の対象となります。
香水をまとめ買いするときは、必ずパッケージの表示を確認してからにしましょう。
[外貨]
基本的に無制限と在タイ大使館HPにはありますが、タイの外貨管理上通貨種別を問わず、2万米ドル相当以下に規制されています。これを超えた金額持込時は、スワンナプーム空港入国税関1カウンターにて申告が必要となります。
また、タイバーツの持込は5万バーツ以下となります。いずれの外貨の場合も、現金とトラベラーズチェックを合わせた金額となります。
[酒類]
1リットルまでは無料で持ち込めます。
超過した場合は税金を支払えば持ち込みが可能となりますが、たばこと同様高額となります。
[その他]
スチールカメラ、ムービーカメラ各1台。フィルムはスチール用5本,ムービー用3本。
火器、弾薬、爆発物、仏像、古器及び骨董品、無線、通信機器、植物及び植物原料、動物及び剥製、薬品及び化学薬品はタイへの輸出入を制限されており、それぞれ関連する政府機関より許可を得る必要があります。
[禁止品]
麻薬、ポルノ印刷物および関連物品、保護野生動物および関連製品。
以上がタイへの持ち込みに規制、あるいは禁止がされているものです。特殊なもの以外は、普通に免税店で手に入ってしまうため、タイに入国する際は気をつけましょう。