タイ初の女性首相誕生 4

28代目首相に就任.jpgこれまで3回に渡ってタイ初の女性首相誕生のニュースをお伝えしましたが、昨日正式にタイ王国の首相となりました。

毎日新聞より

タイ国会下院で5日、初の女性首相に選出されたタクシン元首相派「タイ貢献党」のインラック・シナワット氏(44)は8日、プミポン国王の認証を受け正式に首相に就任した。インラック氏は数日中に組閣を終え、タイに2年8カ月ぶりにタクシン派政権が発足する。

就任後の演説では、国民の苦しみに終止符を打つと宣言したようです。

時事通信より

タイのタクシン元首相の妹でタイ貢献党のインラック氏(44)は8日、プミポン国王の承認を受け、同国初の女性首相に正式就任した。首相は就任後、バンコクの党本部で演説し、「国民の幸せを築き、苦しみに終止符を打つため、持てる力を全て使う」と抱負を述べた。
 首相はさらに、「特定の集団ではなく、全ての国民のために働く」と強調。女性首相になることは「挑戦であり、国民が強く求めたことだ。女性の強さと優しさ、異なる意見を聞く力は、問題解決に役立つだろう」と語った。

さ、がんばってください.jpg同じ女性として私が見るインラック首相の印象は、思ったほどキャピキャピしてない。すんません、こんなこと言って、こんな表現で。

ただどうしても、シノワット一族でビジネスをやっていたとくれば、ハイソな方であることは間違いなく、ルックスからも高貴な感じ漂うのですが、彼女のしゃべり方には好感が持てます。彼女の声は低いのです。低くて、太くて、安定感がある。元首相であるお兄さんのタクシンが、ハイトーンボイスで早口でまくしたてたのと正反対。

わかりやすい言葉で淡々と、落ち着いて話す感じがいいですよね。気が早いですが、各国の首脳との会談なんか楽しみです。

無事首相に就任したわけですが、やはり「タクシンの後ろ楯」を唱える論調が続いていますね。

Newsclipウェブ版より一部抜粋

タイのプミポン国王は8日、5日に下院で首相指名を受けたタクシン元首相派政党プアタイのインラク・チナワット下院議員(44)を28代目のタイ首相に任命した。女性がタイの首相に就任するのは初めて。インラク氏は政治経験がほとんどなく、兄で国外逃亡中のタクシン・チナワット元首相(62)がリモートコントロールで国政を操る見通しだ。

 インラク氏は任命を受けた後、バンコク都内のプアタイ党本部で記者会見を開き、王室に対し繰り返し忠誠を誓い、タクシン派と反タクシン派に分断された国民の和解に努めるなどと述べた。今年12月のプミポン国王の84歳の誕生日に言及した際には、「80回目の誕生日」と言い間違えたが、落ち着いて言い直した。閣僚名簿は一両日中に国王に提出する予定という。

リモコンって、、、閣僚名簿も12日に控える「母の日」を目前に大急ぎで作成されているようですが、タイ特有、いや政治の世界特有の「根回し」「コネクション」「権力」なんかが絡み合っているみたいです。

バンコク週報WEB版より

タイ貢献党のプロムポン・スポークスマンは8月7日、同党が9日にも承認を受けるために閣僚名簿を提出する、との見通しを明らかにした。

 すでに同党の要請を受け、内閣官房が閣僚候補のチェックを始めているという。

 同スポークスマンによれば、新政権は体裁が整った状態で12日の王妃陛下誕生日を祝わなければならないため、それまでに内閣を発足させる必要があるとのことだ。

 なお、関係筋によれば、閣僚人事はほぼまとまっているものの、ぎりぎりの段階で変更される可能性もあることから、いまだに水面下で活発な駆け引き・根回しが繰り広げられている。

政治には見えざる力がたくさん働くんですね。28の番号が入った宝くじ買っとこうかしら。