インラック首相の施政方針演説

朗読会じゃありません.jpg昨日23日、これから1年間の政府の基本方針や政策についての姿勢を示す「施政方針演説」がインラック首相により行われました。テレビはこの様子を中継、ニュースでも夜までその様子が伝えられましたが、私も旦那も、

「これ、演説というか朗読じゃない?」

同じ感想を持ちました。落ち着いたトーンの声で、ベッドタイムストーリーを子供に話して聞かせているような、そんな風に聞こえてしまったのは私達夫婦だけだったのでしょうか。

その内容はどんなものだったかと言うと、

NNAより

インラック首相は23日午前、上下院合同会議で施政方針演説を行った。これまでに表明していた国民融和麻薬対策貧困対策などを推進する考えを明らかにした。

 インラック内閣の政策は、1年内に実施する緊急対策4年の任期をかけて実施する長期政策の2つに分かれる。

 緊急対策は(1)国民融和・民主主義推進(2)麻薬対策(3)汚職対策(4)水利整備(5)南部の治安対策(6)近隣国・国際社会との関係改善(7)石油燃料を含む物価上昇抑制(8)生活水準向上(9)法人税引き下げ(10)低所得者向け融資供与(11)農産物価格引き上げ・農民向け融資供与(12)観光業推進(13)美術・工芸推進(14)健康保険の改善(15)学生へのタブレットコンピューター支給(16)政治改革――。

 長期政策は(1)安全保障(2)経済政策(3)社会・生活水準向上(4)天然資源・環境対策(5)科学・技術・研究・革新(6)外交・国際経済(7)適正な統治――に取り組む。

 ■野党は批判

確認中でしょうか.jpgネーション(電子版)によると、最大野党・民主党のアピシット党首は同日、インラック内閣が計画している最低賃金引き上げについて、実施時期が示されておらず、物価上昇誘発につながる可能性があるとして批判した。また、タイ中央銀行(BOT)に、追加利上げを決断させる圧力になると主張した。

 賃金引き上げは、法人税引き下げと平行して実施される計画で、法人税率は、現行の30%から来年に23%に、2013年に20%に引き下げられる見通し。中銀は24日、金融政策委員会(MPC)の会議で、政策金利(翌日物レポ金利)を見直す予定だ。

Newaclipウェブ版より一部抜粋

焦点となっている最低賃金の1日300バーツへの引き上げ(現行水準からの上げ幅36―89%)、大学新卒者初任給の月1万5000バーツ以上への引き上げについては、労働者の生産性、成果に応じ実施し、事業者の負担を軽減する措置をとるとした。これに合わせ、現行30%の法人税率を2012年に23%、2013年に20%に引き下げる。

 その他の具体的な政策としては、▽零細農家の債務返済猶予と借り換え支援▽60歳以上に対する月額600―1000バーツの年金支給▽2011―2012年を「ミラクル・タイランド・イヤー」として観光促進▽小学1年生全員へのタブレット型コンピュータ支給――などを打ち出した。

 中期計画では、4年以内にバンコク首都圏の鉄道10路線を整備し、運賃を一律20バーツとする方針を盛り込んだ。

総選挙期間中に掲げていた政策を有言実行のようです。最後にある中期計画、これ魅力的ですよね。4年以内に10路線というのはさすがに、、と思いますが、途中で横槍が入って頓挫とかになりませぬように。今月からスタートしたMRT(地下鉄)ブルーラインのフアランポーン駅から西に向かう延伸工事は関係しているのかな?