インラック首相来日中

  6日から日本を訪れているタイのインラック首相。日本でタイ関係の仕事をしている友人が、首相とのツーショットをSNSにアップし、タイ人や日本人からコメントがいつもの3倍くらい入っていました。日本のメディアは「美人過ぎる○○○」と特殊な職業に就いている美しい女性を持ち上げるのが好きですから、インラック首相にも就任当初からこの枕詞が付きましたし、初の正式訪問となる今回は注目されていることでしょう。

早速日本政府や商工会議所と対談が行われたようですが、どのような内容だったのでしょうか。タイに住む日本人としては、両国での滞在VISAの条件がもう少し緩和されないかなと思うのですが・・・

テレ朝ニュースより

タイのインラック首相が日本商工会議所の岡村会頭と会談し、日本企業のタイへの投資意欲が去年の大規模な洪水で変化したかどうか調査するよう要請しました。

 会談のなかで、岡村会頭は、タイの日本商工会議所が調査した結果として、現地の日本企業は85%が引き続き事業を継続する意向であることを伝えました。これに対し、インラック首相は「タイへの投資意欲を高めるような提案が欲しい」と述べるとともに、日本企業の投資意欲の変化を調査してほしいと要請しました。会談後、インラック首相は講演し、洪水の際の日本の支援に感謝の意を示すとともに、「タイはビジネスに優しい環境を目指す」と強調しました。そのうえで、「タイ経済は、洪水前よりも強い経済として世界経済の舞台に戻る」と強い決意を示しました。

なんだか少々強気な意見にも聞こえますが、製造業の回復は進むと見られています。

バンコク週報WEB版より

タイ中央銀行の発表によれば、昨年の記録的大洪水でタイ経済は大きな打撃を受けたが、国内の工業生産は、対前年同月比成長率が昨年12月のマイナス25%から今年1月のマイナス15%へと改善しており、回復が進んでいることがうかがえる。

 洪水で操業停止を余儀なくされた企業はついては、徐々に生産を再開しており、1月時点で操業中の企業の割合は、自動車70%、家電45%、電子部品55%、ハードディスク45%などとなっている。

でもですよ、また今年も洪水がやってきて振り出しに戻ってしまっては意味がありませんから、万全な対策をしなくてはなりません。また、VISAに関連する言及もあったようです。

Newsclipウェブ版より

ツーショットです.jpgタイのインラク首相は昨年8月の就任後初めて日本を訪問し、7日、東京で野田佳彦首相、枝野幸男経済産業相らと会談した。

 首脳会談後の共同記者会見で野田首相は▽タイ政府の洪水からの対応策が効果を上げていることを確認し、今後も日タイ両国が緊密に協力する▽タイの宇宙、鉄道、ICT(情報通信技術)基盤整備などで2国間協力を推進する▽タイ人短期旅行者に対し、一定の条件のもと、数次ビザ(一定期間に複数回入国できるビザ)を発行する――と表明した。

 インラク首相は昨年のタイ中部の洪水で多数の日系企業が被害を受けたことに言及し、洪水対策を着実に実施し、被害を再発させないと約束。タイで続く政治抗争も沈静化しつつあると主張し、最後は「ありがとうございました」と日本語で締めくくった。

 2011年に日本を訪れたタイ人は東日本大震災と原発事故、タイの洪水の影響で前年比32・5%減の14万5000人に落ち込んだ。日本を訪れた外国人全体の2・3%を占め、国・地域別の7位だった。今年1月は前年同月比6%増の1万2100人と回復が進んでいる。

短期旅行者のみならず、長期滞在者も含めて両国でのVISA期間や取得条件が緩和されることを期待します。私の旦那が最初に日本に行ったときは、日本での滞在スケジュールや勤め先での証明書、銀行口座の写しなどなどあれこれ細かく必要書類があり必死にそろえたのですが、いざ日本大使館の窓口に持って行ったら、ほとんどチェックもせずにあっさりOK。日本人配偶者を持つ者は別枠にするとか、細かいことですが手続き簡略化もしてくれるといいのですが。