インラック内閣誕生 2

新内閣揃い踏み.jpgタイ貢献党と連立与党によるインラック新内閣が誕生したばかりですが、すでにこれを受けての影響が各方面に出ているようです。

経済界からはこんな声が、

バンコク週報WEB版より

経済界からは、経済に精通した人々がインラック政権の経済閣僚に起用されたことを歓迎する声が出ているが、「これら経済通が協調して経済政策を実行に移せるか疑問」といった意見も一部で出ている。

 タイ商工会議所のドゥシット会頭は、「経済閣僚はそれぞれ経験と実績があり、有能であることはわかる。しかし、さまざまな経済政策をバランスをとりながら実施できるかどうかは別の話で、3~6カ月後に政策が軌道に乗っているかを見極める必要がある」と指摘する。

 また、タイ工業連盟のタニット副会長によれば、キティラット商業相は、証券取引のエキスパートだが、インフレ問題などにうまく対処できるかどうかは不明とのことだ。

経済のエキスパートが主要ポストに着いても、政治力がなければ難しいということなんでしょうか。

法曹界への影響は、

Newsclipウェブ版より

タイ憲法裁判所のチャット長官が10日付で辞任した。チャット氏と憲法裁は理由を明らかにしていないが、タクシン派新政権の発足との関連を指摘する声もある。

 憲法裁はタクシン派と反タクシン派の抗争が激化した2006年以降、タクシン派の政党を選挙違反で2度解党し、同派の首相2人を失職させた。一方、反タクシン派の民主党が裏口献金や政党交付金の使途違反で訴えられた裁判では、昨年11月と12月に、「公訴手続きにミスがあった」として2件とも棄却し、「司法のダブルスタンダード(二重基準)」だとして批判を浴びた。

 民主党の解党裁判を前にした昨年10月には、チャット長官の秘書のパシット氏と民主党国会議員が密談するビデオや、憲法裁判事とみられる男性2人とパシット氏が憲法裁職員の不正採用を隠す方法を話し合う内容のビデオが動画投稿サイトのユーチューブに投稿され、パシット氏は同月、解雇された。不正採用疑惑などに関する調査は行われず、当時の反タクシン派アピシット政権はこうしたビデオのタイからの閲覧を遮断した。

 憲法裁の中立性への疑念が強まる中、タクシン派は今年7月の下院総選挙で過半数を制し、2008年末の同派政権与党の解党以来ほぼ2年半ぶりに政権に復帰。チャット氏が辞表を出した10日に新政権が発足した。

敵が天下を握ったために逃げたのか?

タクシン氏は22日から日本.jpgさて、タイ貢献党の親分と言ったら失礼かもしれませんが、あのタクシン氏が日本への入国を特別許可されたいうニュースが入ってきました。

毎日新聞より

政府は12日、汚職事件で禁錮2年の実刑判決を受けたタイのタクシン元首相の入国を特別に許可する方針を決めた。タクシン氏の来日は、東日本大震災の復興支援が主な目的で22日から約1週間を予定。タイでは9日にタクシン氏の実妹のインラック新首相の政権が発足しており、日本政府は「新政権との関係を考えれば、入国を認めるべきだ」(高官)と判断した。

 タクシン氏は現在、服役を避けるため、アラブ首長国連邦を拠点に生活している。日本滞在中は講演や記者会見のほか、与野党の国会議員などと会合を行う。25、26日には宮城県名取市や気仙沼市の被災地を訪れ、復興支援を表明する。

 日本の出入国管理法は懲役・禁錮1年以上の有罪が確定した外国人の入国を原則禁止するが、法相の権限で入国を認められる例外規定を適用し、近く査証(ビザ)を発給する。タイではタクシン派と政権を失った反タクシン派の対立が残り、日本政府内にはタクシン氏の入国許可に対し、反タクシン派の反発を懸念する声もある。

お盆が開けた頃にタクシンの日本入りですか。どういう根回しがあるのか、もしくは無いけど見えざる力が働いているのか。新しい内閣の及ぼす影響は大きいようですね。