空港の混雑が悪化

空から見た空港.jpg2006年にオープンしてから、滑走路にヒビ、トイレ不足、薄暗い、カート盗難など問題が勃発しては解決してきたスワナプーム国際空港。最近はむしろ空港と市内を結ぶエアポートリンクに矛先が向けられていたと思ったら、またしても大きな問題が発生しました。

その問題とは「混雑」。利用者が直接迷惑を被る大問題です。今年の初めに空港を利用したとき、早朝便だったのでさほど混まないだろうと思ったら、出国ゲート前はすでに行列。チェックイン後、予定していたレストランで朝食をスキップし、万が一を想定してとりあえず中に入ったのですが、荷物検査、パスポートチェックなど一通り手続きを終え、免税店に脇目も触れず搭乗ゲートに直行。実際の搭乗までは20分ほどあったものの、以前と比べて圧倒的に時間の余裕がありませんでした。

Newsclipウェブ版より

バンコクのスワンナプーム国際空港で出入国審査の長い待ち時間が再度問題となっている。入国は時間帯によっては1時間待ちが普通で、到着便が集中した際には1時間半かかったという人も。4月のタイ正月(水かけ祭り)には出入国者がさらに増加するが、空港当局は「問題があることは知っている。今後、対応策を検討する」と危機感に乏しい。また、政府は今のところ、出入国審査担当の警官の増員を予定していないとのことで、混雑緩和の見通しは立っていない。

 空港当局によると、昨年1カ月平均254万人だった旅客数は今年1月に291万人、2月に287万人に達した。出入国審査のカウンターは入国が124、出国が72で、このうち出国の22カウンターは工事で閉鎖されている。

混みすぎなんですけど.jpgタイ警察出入国管理課のティカムポン警察大佐はニュースクリップに対し、「スワンナプーム空港の出入国審査担当の警官は100人以上で、十分な数」「問題は工事でカウンターが足りないことだ」と主張した。しかし、現在の人員では総出でもカウンターすべてを開けることは出来ず、実際、カウンターの多くは混雑時も閉まったまま。列が長く伸びても応援の警官が追加のカウンターを開けることはまれだ。

 スワンナプームでは昨年1、2月にも混雑が問題となり、当時のアピシット政権がタイ正月前に入国審査官を定年退官した職員や地方の職員を動員して50人増の160人に増やし、何とか乗り切っていた。

通常チェックインは離陸の2時間前と言いますが、今のスワナプームでは3時間を見込んでおいたほうが懸命です。ぎりぎりに空港入りしたら、まず乗れないと思えくらいの意気込みでいないといけない、なんておかしな話ですが、空港側にしっかり危機感を持ってもらいたいですよね。

バンコク週報WEB版より

スワンナプーム空港で職員の不足から出国・入国審査に時間がかかり、利用者から不満の声が出ている問題で、混雑の緩和を目的に、自動的に出入国手続きを行うことのできる自動化ゲートが同空港に4月11日から試験的に導入されることになった。

 ただ、利用できるのは今のところタイ人(タイ旅券保持者)のみとされている。出入国手続きにかかる時間は、対面の場合平均45秒だが、自動化ゲートでは16秒程度に短縮されるという。

 スワンナプーム空港から出入国するタイ人は1日当たり2万-3万人で、全体の約2割を占めている。その審査時間が短縮されれば、混雑がある程度緩和されるとのことだ。

 なお、自動化ゲートは日本では、成田、羽田、中部、関西の4空港にすでに導入されているが、利用するには出国当日に空港の登録カウンターで事前登録(所要時間約5分)する必要がある。

余裕を持って乗りたい.jpg昨年利用したデルタ航空もそうでしたが、一部の航空会社はチェックイン業務も機械化しています。これで手続きがスムーズ化されるかというと、私の実感ではNOですね。機械に入力したり、パスポートをスキャンしたりするのができない人が多い。慣れている人ならいいですが、機械音痴な人も多いわけで、結局はスタッフが付きっ切りでかえって時間が掛かる。

タイ人専用で自動化ゲートを開設するとのことですが、手こずるのが目に見えてしまいます。やはり、職員を増やしてちゃっちゃとやってくれた方がいいと思うのですが。