タクシン来日中 3

島田さん引退ですか.jpg昨晩から「会見」で検索すると「島田紳助芸能界引退会見」がヒットしますが、22日から日本を訪れているタクシン元首相もいくつかの会見を開いています。しかし、島田紳助の突然の引退宣言には驚きました。私は日本を離れて長いので、ヘキサゴンや羞恥心などあまりピンとこないのですが、「何でも鑑定団」はこないだの一時帰国でも見ましたよ。

今回の一件については様々な憶測があるようで、実は島田伸介は法に触れるような罪を犯しているんじゃないか、とか、マスコミが国民に知ってほしくないニュースを握っており今回の件でカモフラージュしている、とか。

ふんふん、そう言われるとそんな気もしてきますが、タクシン氏は日本でどんな発言をしているのでしょう。

CNN.co.jpより

来日中のタイのタクシン元首相が日本外国特派員協会の昼食会で講演し、もし自分がタイに帰国したとしても、政変は起きないだろうとの見方を示した。

タクシン氏は講演で、「もし私が問題の要因になるのであれば帰国はしないと思う」「問題の要因にならなければ、是非とも帰国する。私が問題の解決に寄与できるということであれば、緊急に帰国する意思がある」と語った。

同氏は2006年の軍事クーデターで失脚し、汚職事件で実刑判決を言い渡されて、現在はアラブ首長国連邦のドバイで亡命生活を送る。妹のインラック氏は今月、同国初の女性首相に就任したが、同氏をタクシン氏の操り人形と批判する声もある。

百科事典って呼んで.jpgこれについてタクシン氏は、政治経験の少ないインラック氏にとって自分は「百科事典」だとしながらも、「彼女は私が一切干渉しなくても国家運営できる指導力がある」「いつでも必要な時に助言を求められれば助言する。それだけだ」と強調した。

同氏によると、今回の訪日の目的は震災後の復興を支援することにあるという。28日までの滞在中、議員や経済関係者と会談し、宮城県の被災地を訪問する。

日本の入管難民法では刑事罰を受けた外国人の入国を禁じているが、政府はタイからの強い要請を受けてタクシン氏の入国を許可した。

この内容を見ると、何だやっぱりタイに戻って政治したいのか、と思えます。首相でありながら政治クーデターに遭ってそれっきり海外を逃亡中。きっと政治家としても、実業家としても、もしくは一人の男性としても志半ばだったに違いありません。しかし、いくら妹が首相の席に着いたからといって、そう簡単には国に戻れない覚悟はしているようですね。

ところで前回のブログでも、インラック首相による施政方針演説が原稿を読み上げるだけで朗読のようだったとお伝えしましたが、政治の場は質疑応答があって議論してこそよりよい国づくりに繋がると思うのですが、どうもそれらをブロックする動きもあるようです。

以下2件ともバンコク週報WEB版から一部抜粋

8月23日と24日の両日、政府が議会で政策綱領を発表し、今後これに関する質疑応答が予定されているが、与党院内総務は22日、政策綱領発表について協議し、野党議員がタクシン元首相に関する問題を取り上げるのを禁止するよう国会議長に要請することで意見が一致した。

政府首脳らは、この問題によって「タクシンのほうを向いた政権」とのイメージが強まるのを避けたいと考えているようで、このため、「タクシン関連発言の禁止」を要請したものという。

インラック首相は8月19日、政府庁舎内のプレスセンターを訪れた際、「マスコミの質問に毎日答える必要はないと思う。大きな問題や事件が起きないかぎり、質問に答えるのは週2回でよいだろう」と述べた。

質疑応答は少な目で.jpg担当閣僚が毎日具体的な説明をしており、首相が頻繁に質問に答える必要はないとのことだ。首相は、外相がタクシン元首相寄りの言動を見せていることなどから、元首相について質問攻めにあっており、関係筋は、「報道陣を遠ざけたいのが本音」としている。

ええ?それってボロが出るのを防ぐため?と思っちゃいますよね。首相が質問に答えられないなんて、オープンな政治とはとても言えないですし、それじゃあ「操り人形」と言われても仕方ないのではないでしょうか。