バンコクの中心街で道路陥没

陥没した道路.jpg雨で地盤が緩んでるわけでも、近くで工事が行われているわけでもないのに、バンコクのそれも都心のど真ん中で道路が陥没しました。

Newsclipウェブ版より

18日夜、バンコクの幹線道路であるラマ4世通りがサトン通りとの交差点近くで約5メートル四方にわたり数十センチから1メートルほど陥没し、一部通行止めとなった。原因は不明。当局は19日中に修復工事を行う予定。

 現場はバンコク地下鉄MRTルムピニ駅近く。

陥没が起きたのは日曜の夜でしたが、この辺りは平日だと朝から晩まで絶えず渋滞が続く、非常に交通量の多いエリアです。原因は地下で下水が漏れたせいではと見られていますが、本当なのでしょうか。

タイ当局は18日夜に陥没したバンコクのラマ4世通りの修復工事を19日午前3時までに完了した。

 陥没したのはラマ4世通りのバンコク地下鉄MRTルムピニ駅近くで、約5メートル四方にわたり数十センチから1メートルほど路面が崩落した。

 陥没の原因は明らかになっていないが、ティーラチョン・バンコク副都知事は「下水管から水が漏れ出し土が流された可能性がある」とみている。

道路点検が始まっています.jpgバンコク都庁は、ラマ4世通りの地下に埋められた排水トンネルに5~8センチ大の小さな穴を発見しましたが、それが今回の陥没の直接原因だったとはしておらず、排水トンネルの亀裂とそこから生じた漏れが有力な原因としています。

また今回の陥没を受けて、古くなった道路の見直しが始まるそうです。

バンコク週報WEB版より

ラマ4世通りで路面が大きく陥没する事故が起きたことから、バンコク都庁は3月18日、このような事故の再発を防止するため超音波を用いた路面下空洞探査試験を実施する方針を明らかにした。

 対象となるのは、建設から時間が経過した老朽道路、そして、運河近くの道路や地下に老朽化した配水管が存在する道路など水による地盤浸食の恐れのある場所となっている。ティラチョン副都知事によれば、配水管の亀裂から漏れ出た水で周辺の地盤が流されて空洞ができるなどの原因で都内各所で道路の陥没が報告されている。

 ラマ3世通りとチョンノンシー通りだけでも2009年から2010年にかけ20か所以上で路面が陥没した。

がたがた道.jpgバンコクの地盤は悪い、これは一度でもバンコクを歩いたことがある人なら知っていることだと思います。土地に余裕のある郊外はさほどでもありませんが、都心部は歩道は狭い上にぼこぼこ、ブロックもところどころ盛り上がってガタガタしていると思いきや、突然中央部分から木が突き出してきたり。かつてバンコクでOLをしていたときはスーツでもローヒール。日本で履いていたような華奢なヒール靴は、あっという間に駄目になりましたからね。

これは決して工事の仕方が悪いのでなく、タイの気候が大きく関わっているのだと私は思います。もともとは湿地帯だった土地にコンクリートを流し込み、そこに激しい日差しと激しい雨が打ちつけるわけですから、日本の年度末に見かけるような工事は、バンコクの街では1年中四六時中どこかで行われています。そしてつぎはぎ部分がまた新たなでこぼこを生む、まさに無限ループ。

それにしても、陥没はまだまだ起きそうな気配、都には急ピッチで道路修復工事を進めてもらいたいものです。