お金持ち閣僚

資産公開制度.jpg日本には政治家の資産状況を公にする「資産公開制度」というのがありますが、タイでも閣僚の資産がこのたび公表されました。これが他人の財布を覗き見するような、なんともいえない面白さがある。2006年に廃止された「高額納税者番付」に似た、一般庶民には想像のつかないレベルであるから、なおさら面白い。

日本では鳩山さんが大変な資産家であることが有名ですが、こちらタイでも周知のとおり首相を張ってらっしゃるインラック氏は、元首相であり実業家のタクシン氏の妹。どれ程のものをもっていらっしゃるんでしょうか。

Newsclipウェブ版より

タイ汚職防止委員会は28日、インラク内閣の閣僚の資産を公開した。

ケイマン赤.jpgタクシン元首相(62)の妹で首相就任前はタクシン財閥の企業経営者だったインラク首相(44)は資産5億4113万バーツ(約13億円)。内訳は自宅、マンションなど不動産、株式、現金のほか、ポルシェ・ケイマン、メルセデス・ベンツS280、メルセデス・ベンツSLK200、ランドローバー、BMW730など自動車8台、指輪、ネックレスなど宝飾品4180万バーツ相当、時計180万バーツ相当、かばん210万バーツ相当などで、気さくな庶民派というイメージとは裏腹の豪勢な生活ぶりが伝わってくる。

 資産が最も多かった閣僚は元官僚のプロードプラソプ科学技術相(65)で9億6350万バーツ。最も少なかったのはキティサク副運輸相(71)で394万バーツだった。

バーキンクロコ.jpgおほほとハイソな高笑いが聞こえてきそうですが、どうですかこの資産。高級車が8台に、宝飾品が1億円とは。かばん210万バーツって、クロコダイルのバーキンでも持っているんでしょうか。タイで210万バーツ出したら、小さめですが郊外の土地つき一戸建てが買えます。タイ国内の工場で生産された日本車はほとんど100万バーツ前後ですし。

タイは夫婦財産制、家も土地も車も銀行口座も、結婚していれば二人の共通財産となります。しかしインラック首相の場合は事実婚で籍は入れていない。事実上の旦那の資産は明らかにされていませんが、二人合わせたらさらにさらに大きな額になるのではないでしょうか。

上の記事にもありますが、インラック首相の生活意識は庶民派とは言えないですね。1日の最低賃金を一律300バーツにするとか、マイカー購入支援策の対象となる車は100万バーツ以下とか、次々と国民の負担を軽くする政策実現に向けて動いていますが、あまりにも彼女自身の生活とレベルが違います。

ところで、インラック首相は2位だったそうですが、1位はもっとすごかった・・・

バンコク週報WEB版より

国家汚職制圧委員会(NACC)は9月28日、 下院議員と閣僚から提出された資産報告の内容を明らかにした。

この方が1位です.jpgそれによると、最も裕福な閣僚は、負債を差し引いた資産額(以下同)が9億6300万バーツ のプロートプラソプ科学技術相だった。

2位は5億4100万バーツのインラック首相。3位は4億4100万バーツのチュムポン副首相。4位は3億8000万バーツのユタサク国防相。5位は2億7900万バーツのプラチャ法相。

 閣僚中の最下位は、390万バーツのキティサク副運輸相だった。

 一方、最大野党・ 民主党のアピシット党首(前首相)は首相就任時の5000万バーツから5400万バーツに増加。ステープ同党議員(前副首相)は3900万バーツから9500万バーツへと2倍以上の増加となっている。

まずは、貧富の差をなんとかした方が良いような・・・