洪水復興 8

2ヶ月ぶりの学校.jpg今日12月6日、実に2ヶ月ぶりに子供の学校が再開しました。当初10月いっぱいだった中間休みですが、洪水の影響で臨時休校が続き、今日ようやくバンコクのほとんどの地域で学校がスタートしました。休みが長引いたからといって、洪水がひどい期間は避難生活でお出かけも思うようにできず、子供も友達や先生を恋しがっていましたから、今朝学校に着いたときの喜びようには私も嬉しくなりました。

とは言っても、学校へ送る道からはまだまだ冠水している小道や家が見えますし、もしかしたらクラス全員が揃うのはまだ先になるのかもしれません。でも、こうして元の学校生活が始まり、洪水から大きく前進という感じがあります。

首相も洪水のやや見切り発車的に終息宣言をしました。

以下2件ともバンコク週報WEB版より

インラック首相は終息宣言.jpgインラック首相は12月3日、「洪水に見舞われた工業団地7カ所のうち5カ所ですでに水が引いている。バンコクと近隣県の冠水地区も正月までに浸水が解消する」との見通しを明らかにした。残りの工業団地2カ所もワンナラット工業相によれば、12月20日までに排水が完了するとのことだ。

 だが、首相の発言などに対しては、野党側から「よい面ばかりを強調し、重大な事態がまだ続いていることを深刻に受け止めていない」といった批判が出ている。

 最大野党・民主党のアピシット党首は、「バンコクと近隣県ではまだいくつもの住宅地が浸水したまま。バンコク北部には胸の高さまで浸水しているところもある」と指摘。政府が状況改善を理由に洪水対策本部「水害被災者救援センター」の解散を予定していることを、「被災民への配慮が欠如している」と非難した。

都心部など、表面的には洪水が終息したように見えますが、今朝の通学途中の道も然り、まだまだ冠水しているところは多くあります。バンコク北部に住む友人の一人は、ようやく水が引いて先週自宅に戻ったものの、長い期間水が停滞していたせいで蚊が大量発生し、再び友人宅に逃げ帰ったとのこと。私が住む住宅街には、水が引いた直後に2日連続で区役所が殺虫剤を撒きに来ましたが、彼のエリアにはまだ来ていないとのことでした。

また、今回の洪水でも何かと首相と対立しているように報道された、バンコク都知事も洪水改善を発表しました。

都知事は?.jpgスクムパン・バンコク都知事は12月4日、「バンコク都内の被災エリアのうち11の区で水位が安全なレベルまで低下した」と発表した。

 これらはチャトゥチャク、ラートプラオ、ラクシなどで、水位が下がって生活に大きな支障のない状態に改善しているという。

 一方、複数の地区ではいまだに水位が高く、バンケー区のセタキット住宅地は水かさが40センチに及んでいる。また、サイマイ区内の浸水地区は12月末まで排水作業が必要とのことだ。

 なお、ウィパワディランシット通りやボロムラートチョンナニー通りは早ければ3-4日、遅くとも2週間のうちに浸水が解消する見通しという。

昨日84歳のお誕生日を迎えられたプミポン国王も演説で、「協力して相互に助け合うのは皆に課せられた義務だ」と強調、対立を乗り越えて持続可能な水の管理態勢を確立するよう国民に呼びかけられました。

一日も早く、タイ全土から洪水の水が引き、すべての子供が学校に行くことができますように。