洪水復興 1

もう少し!.JPG我が家の避難生活は明日で3週間目となりますが、ようやく自宅に戻る目処が立ってきました。北から繋がる幹線道路の一部は冠水状態で、通りに並ぶデパートやスーパー、商店もまだ閉じている所が多く通行止めの所もあるそうですが、我が家のある住宅街は今朝急に水が引いたとのこと。幹線道路と、そこから住宅街までの道の水があと10センチ引けば乗用車の乗り入れも可能だそうで、そうすれば一家揃って元の生活に戻れます。

また、会社の駐車場に車を停めっぱなしだった義理の姉も、約1ヶ月ぶりに避難先からの車通勤再開。都心を走る交通量が増えてきて、バンコク名物の大渋滞も戻ってきましたよ。

バンコク中心部には洪水が及ばない宣言が政府からもされ、復興に向けて街が動き出しているのを感じます。

スポニチより

タイの大洪水は20日、南下する大量の水が首都バンコクに到達してから1カ月を迎えた。政府は19日、排水対策が奏功し、中心部の浸水は阻止できるとの見通しを発表。中心部やその周辺は平常時の姿を取り戻しつつあるが、その他の地域では水が引かない状態が続いている。首都全体の事態収拾には、まだ時間がかかりそうだ。

 バンコク当局によると、首都50地区のうち、これまで全域に避難勧告が出されたのは、北部と東部、西部の計13地区。一時、日本の伊勢丹などが集まる中心部まで約7キロに迫った水は20日までに13キロの地点まで引いた。

 避難勧告の対象地域でも、臨時休業していた商店などが順次再開。中心部では、建物の前から土のうを脇へ移す動きも出ている。

あちこちで水が引き始めています.jpg政府やバンコク当局は、首都北部に大型土のうの堤防を設置して東西に水を流し、さらに大型ポンプで運河に水を排出、中心部への流入阻止に全力を挙げてきた。インラック首相は19日、ラジオ演説で中心部は「絶対に安全」と宣言、中心部の防御に自信を示した。

 ただ、他の地域では依然として広範囲にわたり冠水しており、中心部との明暗が分かれている。

 北部では、土のうの堤防の北側に大量の水が滞留しているとして、周辺住民が水を流そうと堤防を破壊する騒ぎが相次いで発生。排水作業が順調に進んでいない西部についても、インラック首相は「(年明けまでに水が引くかどうか)自信がない」と述べ、事態の長期化を示唆した。

 政府の20日までのまとめによると、全国で洪水による死者は計602人に達し、約500万人が被災した。

確かに中心部と郊外とでは、洪水の影響が大きく異なります。はっきり言えば「天と地」ほどの差があるのも事実。我が家近辺も郊外ですし、長きにわたる浸水で正直体も気も疲れてはいますが、それでも「水が引く」と元気が体にみなぎる感じ、嬉しい気持ちになります。

中部の工業団地でも水が引き始めており、被災した日系企業の工場が次々と再開するとのこと。友人の一人は、明日から工場勤務に戻れるけれど、まずは大掃除が待っていると、大変ではあるけれども嬉しいと言っていましたね。

読売新聞より

トヨタも再開.jpgトヨタ自動車は18日、洪水被害で生産を停止しているタイ国内の3工場すべてで、21日から操業を再開すると発表した。

 部品の代替生産に一定のメドが立ったためだ。タイの洪水の影響で減産が続いている他国の生産水準も、北米で21日から通常レベルに戻る。日本や東南アジアなどは26日まで減産を続ける。

 トヨタグループのアイシン精機は、タイの工場の浸水で止まっているエンジン部品の生産について、今月上旬から日本で代替生産を始めている。

そして明日21日の月曜日から、日本人学校も再開します。これに伴い、日本に避難していた駐在員の家族などがバンコクに戻ってきているようですね。聞くところによると、夜の繁華街にも日本人が戻ってきたとか。

家族といつもの場所で安心して元通りの生活ができること、それこそほんとの「家族水いらず」。