世界で最も影響力のある女性

赤い人たち復帰か.jpgタイ初の女性首相インラック氏、就任直後から国や政治をぐいぐいと強引にタクシン時代に戻しているような感があります。タクシン氏の訪日要請、タクシン氏の元妻の無罪判決、そして昨年の騒乱の中心となった赤い服の方々を復活させているようで・・・

バンコク週報WEB版より

政権党・タイ貢献党の広報担当プロムポン氏は8月28日、タクシン支持団体「反独裁民主戦線(UDD)」幹部らの政治任用職への起用が30日に閣議で検討されると発表した。

 UDD関係者はすでに10人が政治任用職に就任しており、さらなる起用で政府への批判がいっそう強まることは必至だ。

 最大野党・民主党のワロン議員は、「タイ貢献党は、総選挙での働きに対し、褒美としてUDD関係者を政治任用職に就けようとしている。このような起用は適切とは言い難い」と批判する。

 このほか、私立シーパトゥム大学政治観測センターのソムチャイ所長も、「UDD関係者を多く起用することは、タイ貢献党にとってマイナス。能力や実績に基づかないものであり、党は信頼を失いかねない。インラック首相には見直しを求めたい」としている。

就任後まだ間もないインラック氏ですが、このたび「世界で最も影響力のある女性100人」にランキングされました。

タイ通より

米経済誌フォーブスは24日、世界で最も影響力のある女性100人を発表した。これによると、タイからはインラック首相が59位に選出された。

上位にはどのような女性が入っているのでしょうか。

AFPより

ドイツの首相.jpg米経済誌「フォーブス」が24日発表した「世界で最も影響力のある女性100人」で、アンゲラ・メルケル独首相が1位に選ばれた。

 欧州連合EUの「紛れもない」リーダーであり、EUで唯一の「真のグローバル経済」のリーダーでもあると評価された。メルケル氏が1位に選ばれたのは、2005年11月の首相就任以来5回目。昨年は米国のミシェル・オバマ大統領夫人に首位の座を奪われ、4位に終わっていた。2位はヒラリー・クリントン米国務長官、3位は1月1日にブラジル初の女性大統領になったジルマ・ルセフ氏だった。

 国別では、米国人が100人中65人と圧倒的に多く、次いでオーストラリア人、中国人、インド人、英国人の各3人だった。最年少は11位のレディー・ガガで25歳、最高齢は49位に入った英国のエリザベス女王で85歳だった。

そうそうたるメンバーの中で59位となったインラック氏。タイ初の首相という点、また首相となる以前は大手企業で活躍していた点、そこだけを見れば確かに「影響力のある女性」なのかもしれません。

私は59位よ.jpgしかし、首相就任後のインラック氏の様子を見ていると、どうしたってお兄さんやお兄さん寄りの人たちに操られているとしか見えません。民主党からタイ貢献等に政権が変わった途端、これだけスタンダードを180度方向転換するような政治を、彼女自ら指揮を執っていると思ってる国民はいないと思います。彼女は本当に首相になりたかったのでしょうか。

ちなみに、こちらのランキング、日本人女性は一人も入らなかったそうです。それもちょっとさびしいですが、日本にはインラック氏ほどあらゆる注目を集める女性はいないということなんでしょうかね。