激しい猛暑

上昇する一方.jpgタイは3月から4月に掛けて1年で最も暑い時期となりますが、ここ数週間の暑さは半端ありません。郊外にある我が家は自然が多く、都心のヒートアイランド現象圏外ではありますが、日中は冷房無しではとても過ごせません。できるだけ朝早い時間に洗濯物干しなどを済ましてはいますが、外の空気は大げさでなく「呼吸が苦しい」レベル。陽射しが強く、吹く風は熱風、洗濯物は1時間もあれば乾き、朝夕の庭の水遣りもあっという間に大気に吸い取られてしまうほどです。

今年の暑さは尋常でなく、ニュースや新聞でもトップニュースは「酷暑」関連。私自身何度もタイの暑期は経験してきましたが、これほどの暑さは初めてです。

以下2件ともNewsclipウェブ版より

バンコクで連日猛暑が続いている。タイ気象局によると、最高気温は21日が39・4度、22日が39・2度、24、25、26日は3日連続して39・1度だった。一方、最低気温は29度程度までしか下がらず、暑さに強いはずのタイ人もさすがにげんなりした様子だ。

 猛烈な暑さを受け、電力需要もうなぎのぼりで、連日、最大電力が過去最高を更新。家電量販店のパワーバイによると、エアコンの販売も前年比2割増ペースだという。

更には太陽との距離が近づくとして、当初は26日27日に暑さがピークに達すると言われていましたが、今日になって明日28日と29日が1年で最も暑い日になると今日のニュースでは伝えています。

暑さには慣れているタイ人でも、ここまで暑いとさすがにげんなり。どこで誰に会っても話題は暑さ、政府も熱中症注意を呼びかけています。熱中症は必ずしも屋外で発症するとは限りません。熱のこもった室内で掛かることもあるので、特にお年寄りや小さい子供は注意が必要。とにかく水分をまめに採ることが大事です。これだけ暑いと生ビールが美味しいですが、アルコールは体の水分を飛ばすそうで、日中土木作業を終えた女性がアルコール摂取直後に心臓発作で亡くなった例もあることから、政府は「水を飲むように」と繰り返し伝えています。

また、この暑さによる自然異変や事故も発生しています。

24日午後3時半ごろ、北部ピッサヌローク県からバンコクに向かっていたタイ国鉄の燃料輸送列車がバンコク郊外のドンムアン駅とラクシー駅の間で脱線し、26両中4両が横転した。猛暑で線路がゆがんだことが原因とみられ、復旧には2、3日かかる見込み。この事故で北部線、東北部線の一部に遅れが出た。

線路が熱で溶けて歪んで脱線、恐ろしいことです。ものすごい熱を携えた陽射しが一日中降り注ぎ、他にも暑さが原因の現象が起こっています。

自然発火による立ち入り禁止地区.jpg北部ピサヌローク県では、太陽熱で空き地が自然発火。あまりの暑さと乾燥で突然地面から火が起こるため、放水で地面を冷やすもすぐに蒸発してしまい、自然発火の危険がある地域は立ち入り禁止とされています。また、更に北のチェンマイではライチ畑の7割が暑さでダメージを受け、収穫不可能となったそうです。

これだけ暑いと思わぬ影響が出てくるわけですが、我が家でもちょっと恐ろしい現象が。それはムカデ。ひんやり湿った場所を好むムカデですから、普段はめったにお目にかかることはないのですが、ここ最近水道の水までもがお湯状態の中、涼を求めてムカデが地表に出てくるようになりました。庭に出たというのならまだ平常でいられますが、なんと台所のシンクから2匹、お風呂場から1匹出現。地下の暑さに耐えかねたムカデが、水道管を逆流して這い上がってきたのです。

昨年の洪水時にも地下水から出てきた大ムカデの写真がSNSで出回りましたが、今回は大人の小指サイズ。でも怖い、噛まれたら大変。と言うわけで、家中の排水溝に消毒液を流し込み、使用しないときはしっかり蓋をするようにしました。

タイ午後2時過ぎの気温.PNG現在午後2時過ぎのバンコク。体感気温も教えてくれるWundergrounが示す現在の気温に驚愕です・・・。