手足口病の広がり

今月の10日に、お隣の国カンボジアで手足口病の感染が広がり、重症化して命を落とすケースがあるとこちらのブログでお伝えしました。(http://www.thaiworker.net/cat593/hfm-disease.html

毎年感染のニュースはあるものの、かつての鳥インフルエンザ、豚インフルエンザ、また洪水時の破傷風などの感染症に比べると軽視されていましたが、今年は死に至るケースが発生したことから、タイの幼稚園学校などで警戒が呼びかけられていました。

このニュースは、バンコクのあちらこちらに住むママ友達の間でもあっという間に広がり、情報交換に走りました。前回のブログでも書いたとおり、手足口病には特にワクチンが無く、予防は手洗いうがい、清潔に保つことのみ。重症化に至らせるEV71型がタイに入ってこないよう、政府も何とか食い止めようとしていました。

以下3件ともバンコク週報WEB版より

石鹸でしっかり手洗い.jpgバンコク都パヤタイ区のチュラロンコン大学付属小学校が7月16日、一部児童に手足口病の感染が確認されたことから感染拡大を防止するため、17日から休校の措置をとると発表した。

手足口病は乳児や幼児によく見られる疾患。カンボジアでは4月以降に50人以上の子どもが死亡し、その原因が特定できず問題となった。世界保健機関(WHO)によれば、手足口病を引き起こすウイルスのうちEV71型に感染し、重症化したことが原因と考えられるという。

保健当局によれば、今年1-6月期にタイ国内では約1万3000人が手足口病にかかって医療機関で診察・治療を受けたが、今のところEV71型の感染は確認されていないという。

だが、国境地帯では隣国の商人などが子どもを連れてタイに入国し、保育園などに子どもを預けて商売をしているケースも少なくないことから、EV71型の感染を防止するため、国境通行所で子どもの入国を制限するなどの措置がとられている。

しっかり消毒も.jpgその後、アソークの学校が閉鎖になっているなどの情報が実際に私の耳にも入ってきましたが、保健省から全国の学校で、登校時に生徒の健康チェックをすることや、除菌剤を使った念入りな清掃をするように通達が回りました。私の子供が通う学校でも、これらの実行や学校側の対策を記載した手紙が各家庭に配られました。

保健省は7月17日、手足口病の感染拡大が今後1-2か月続くと恐れがあると警告し、国内の教育機関に対策の強化を呼びかけた。

手足口病は乳児や幼児がよくかかる疾患だが、カンボジアでは原因となるウイルスのうち「EV71型」に感染して重症化したことで、子ども50人以上が死亡したとされており、タイ当局は同型のウイルスの感染拡大に神経をとがらせている。

タイでは今のところ、同型の感染は確認されていないが、今年に入ってからの手足口病の感染者数が約1万3000人にのぼっている。

バンコクでは、これまでに29校で児童の感染が確認され、うち18校が休校、11校が学級閉鎖の措置をとっているが、今後さらにその数が増加することが予想されるという。

そして今日24日、バンコクで初の手足口病による死亡例が発表されましたが、まだ重症化をもたらすEV71によるものだとは断定されていません。

手足口病に感染した女児(2)が7月18日にバンコク都内の病院で死亡したことについて、保健省疾病対策局伝染病部門の責任者パサコン氏は23日、「エンテロウイルス71型(EV71)が死因と思われる」との見方を示した。

これは、女児の喉の組織から同ウイルスが検出されたことによるもの。

ただ、保健当局は、最初の検査でEV71のウイルス数が少なかったためか検出に至らなかったことから、他の要因が死をもたらした可能性があるとして、同ウイルスを死因と特定することには慎重な姿勢を示している。

うがいもしっかり.jpgなお、手足口病は、タイでも毎年大勢の乳幼児が感染しているウイルス感染症だが、「カンボジアで50人以上の子どもが死亡したのは、手足口病をもたらすウイルスのうちEV71に感染したことが原因とみられる」と報じられたことから、注目を集めることになった。

子供の学校では、水泳の授業がしばらく中止となりました。また、これから2,3ヶ月の間はデパートの遊戯施設など子供が多く集まるところへ行くのは避けるようにと手紙が来ました。風邪と似た症状の手足口病ですが、タイで子供を育てるお父さん、お母さんは、子供の不調に気づいたら、いち早く病院に連れていくことが大事です。我が家も少々過剰気味に、毎日学校で使う鉛筆なども消毒しています。防げるものは防ぎ、感染が広がらないようにしたいものです。