洪水被害 60

乾いた道路はやっぱりいい.jpg洪水被害のトピックも60回に突入しました。ここまで長引くとは思いませんでしたが、そろそろ洪水被害から洪水復興に移行できそうな気配です。先週の土曜日は、避難している親戚のコンドミニアム前の小道でも排水溝から水が溢れだし、本気で長靴を買おうかと思っていましたが、今朝はすっかり乾いて排水溝を覗くと水面が下の方に見えます。

私の家の前の通りも、火曜日に出かけたときは膝程度の水が漂っていましたが、先に戻った義母によるとくるぶしまで水位が下がったとのこと。幹線道路から住宅街に続く道の水位も乗用車が乗り入れできるまで下がったら、一家揃って家に戻れます。先が見えてきた!

首相も「絶対安全」宣言をしました。

共同通信より

洪水被害が続くタイのインラック首相は19日、訪問先のインドネシア・バリ島から恒例のタイ国民向けラジオ演説をし、日本人が多数居住するスクンビットなど首都バンコク中心部は「絶対に安全」と述べた。

 洪水はバンコク北部まで広がり、南下を続けてきたが、インラック首相は中心部より北側にある運河で全て排水できるとしている。

 また、中心部を守るためバンコク北部に設置された巨大土のうを、北部住民が排水が進まない原因だとして破壊する動きが相次いだことについても「首都には影響を及ぼさないことで住民と合意した」と述べた。

まだこんなところもあるけど少なくなった.jpgそういえば、スクンビット界隈でも一時期は高く詰まれていた土嚢ですが、ここ数日でかなりのところが片付けたようですね。洪水がまだ根を張る郊外では、今もコンビニ、銀行、一般家屋に入るときは土嚢の壁を跨ぐことが多いですが、都心へ行くほど土嚢を見かけなくなりました。

また、高速道路の路肩や高架の上に洪水を恐れて路上駐車されていた車もだいぶ減りました。先日XJapanがコンサートを行ったImpactムアントンタニやFuture Parkなどの郊外にある大型商業施設が開放していた駐車場でも、自宅に車を持ち帰るよう指示が出ているようです。今私が避難している部屋は3階、少し先に大きな陸橋が見えるのですが、一時は2列びっしり路上駐車だったのが今現在数台がぽつんぽつんと停められているだけです。

回復の兆しを、こうして1日1日確実に感じられるのはなんともうれしいこと。そんなバンコクですが、雨季は完全に過ぎ去り待望の乾季に突入はしたものの、連日暑い、暑い。年末に向かって、空気が乾くだけでなく気温も下がるはずなのですが、まだまだ暑さが厳しい11月中旬。昨年のこの時期は朝晩すでに涼しかったような。とはいえ、雨が降らなければお出かけがしやすく、タイ国内にいる人にとっても、海外からの旅行者にとっても絶好の観光シーズンです。

今年は洪水被害でタイへの渡航者が格段に減っていますが、外務省がタイへの渡航情報の安全性をひとつ上げたことから、日本の旅行会社がバンコクへのツアーを再開しました。

読売新聞より

JTBは18日、タイの大洪水の影響で中止していたバンコク向けツアーの一部を25日出発分から再開することを決めた。

 阪急交通社も12月1日出発分から再開する。外務省が、バンコクの中で主要観光地がある地域の危険情報を「渡航の是非を検討」から「十分注意」に1段階引き下げたためだ。

 両社はバンコクに滞在するツアーを11月30日出発分まで中止するとしていた。一方、日本人観光客に人気のアユタヤに滞在するツアーは、引き続き危険があるとして、当面は中止する。

パラゴン前のイルミネーション.jpgこの時期のタイは本当に観光に最適です。雨が降らないだけでなく、空気がカラッとしているので暑くてもじっとりとした汗はかかない。そして夜になると気温が下がり、12月5日の国王様の誕生日、クリスマス、年末年始をまとめて祝うイルミネーションが光り、あちらこちらにビアガーデンが出没。一日外にいたくなるような季節なんですね。

私が大好きな街バンコクに、一日も早くあのわいわいがやがやが戻ってくることを祈ります。