洪水被害 56

濁水です.jpgバンコクの洪水はピークを超えた感がありますが、決して衛生的とは言えない水が残していったもの、そんな水が運んできたゴミの問題があります。道路の排水溝から沸いて出てきた水は、水位が下がった後に緑色の藻のような物を残し、下水独特の匂いを発している場合もあります。

不衛生は病気を招く。洪水が起こると伝染病が流行ると言われていますが、しっかりと予防と対策を取ることが大事。特に、子供のいる家庭では大げさと言われるくらいの注意が必要です。

まずは、浸水した家のカビに関する注意です。

バンコク週報WEB版より

保健省では浸水住宅清掃の際、カビ除去を徹底するよう呼びかけている。

 パニット同省事務次官は、「カビが発生しやすいのは、2日以上続けて浸水した家屋。被害を最小限にくい止めるためにも、水が引いたら48時間以内に清掃を始めることが重要」とし、特に床や壁はできるだけ早く、かつ念入りに洗うよう促している。

 カビが除去できないものについては処分し、浸水した衣類については洗濯後の煮沸消毒を勧めている。また、天井板、パイプ管、壁紙なども点検し、エアコンの洗浄も忘れないようアドバイスしている。

かびは大敵です.jpgカビの健康被害については、「目の炎症や呼吸障害をはじめ、高血圧症や心臓疾患の原因になる場合もある。カビは必ずしも目で見えるとは限らないので要注意」としている。

これは非常に大事です。実は前に我が家で部屋を増築したときに、その部屋を仕事部屋のように使っていた旦那が、風邪でもないのに咳をするようになりました。原因はカビ。今思えばあれは手抜き工事だったのですが、増築部分の床下に除湿板のようなものを入れていなかったらしく、地下からの湿気が部屋にこもった中冷房を点けっぱなしにしていたため、部屋にカビが発生。その部屋に入ると誰もがじめっとした感じに押されて咳き込む、その後すぐに別の業者に家の構造を見てもらったところ、湿気の逃げ場がないことが判明。床下から建て直しとなりました。

また、洪水でゴミ収集車が入れない地区のゴミや、避難所でのゴミも問題となっていますが、保険省があるサービスをスタートさせました。

バンコク週報WEB版より

洪水被災地で深刻化するゴミ問題を軽減するため、保健省疫病予防局が、資源ゴミを卵や米と交換するサービスを開始した。

 同局では、発砲スチロールの弁当箱20個と卵1個、ペットボトル20個と米2キロを交換。初日の11月13日には、同局のドンムアン交換所に長蛇の列ができた。

ゴミの山が続く.jpg避難生活が長引くにつれ、被災者への食事差し入れが急増。このため、各地で発砲スチロールなどのゴミが増えている。バンコク都庁のゴミ収集能力も低下していることから、同局では連日、「山積みのゴミをなんとかしてくれ」との苦情が絶えない。

 もっとも深刻なのはバンプラット区であるが、バンケー、サイマイ、ドンムアン、パシチャルンなどでも状況が悪化しているという。

タイはもともとビニールや発砲スチロールの箱を使っておかずの持ち帰りをしますが、どれほどのゴミが出ているのか。いずれも自然に戻らないものですから、溜まっていく一方。減らすことができればいいのでしょうが、最低限それらをゴミとして放置しないための政策といえますね。