洪水被害 55

再開の目処たたず.jpgバンコクにいる日タイ家族の友人との最近のもっぱらの話題は「いつ、学校が再開するか」。タイの学校は2学期制、9月で前期が終了し10月は約1ヶ月の休みとなります。今年はその休み中に洪水が押し寄せてきて、政府は当初始業日を11月14日に延期すると発表しましたが、今となってはいつになるのやらまったく目処が立っていません。

場所によっては校舎がまともに洪水の被害を受けており、ドンムアン空港に近いラックシー地区にいる友人の一人は、水が引いてからも修復工事が必要のため学校が開くのは2月以降とのこと。そうこうしてるうちに、3月中旬からの大型休みに突入しそうだと嘆いていました。

一方、10月の休みを利用して子供を連れて日本に里帰りしていた友人たちは、まだ一人もバンコクに戻ってきていません。いつになったら学校がスタートするかわからない中、それぞれの実家近くの幼稚園や小学校に特別編入させているそうです。

お料理したりね.jpg我が家の子供は、洪水という非常事態にあることを理解できる歳ですが、家で毎日毎日何らかのアクティビティを企画しつつ、お友達、先生、学校が恋しい気持ちを紛らわしています。いつまでこんな感じが続くのでしょうか。

バンコクの洪水の被害に遭っている、もしくは目にした人なら誰しもが、水が引いて復興するのに少なくとも今年いっぱいは掛かるだろうと思っているに違いありません。よくて年内、来年始めまでは洪水の影響が続くだろうというのが、最早バンコク都民の心にあると思いますが、これまでは11月第一週には水が引くなんて言っていた政府も、ようやく今回の大洪水が長引くという見解を表明しました。

msn産経ニュースより

大洪水に見舞われているタイのインラック首相は15日、首都バンコクの一部は来年も冠水が続くと記者団に述べた。タイでは大洪水への対応をめぐり、政府への批判が強まっている。

インラック首相もがんばってるようですが.jpg政府も一生懸命やっているのでしょうが、ちらほらと親反タクシンの軋轢が見えたり、首相と都知事の食い違いがあったり、それになんといっても就任当初からお人形さん扱いされていた首相にいきなり降りかかった大難題ですから、政府への批判が高まるのも無理ありまません。

そうは言っても北からの水は南下し続けますし、それによって冠水するところも増える一方でしょうが、改善の兆しは見えています。今我が家が避難している親戚のコンドミニアム前の小道も、5日ほど前に排水溝から水が溢れ出して冠水が始まりましたが、昨日から徐々に水が引いています。避難先から家に戻っていった義母と電話をすると、冠水地域でも全体的に水位が少し下がったとのこと。

毎日新聞より

タイ中部の工業団地に甚大な被害を与えた大洪水は、全体的に収束に向かっている。アユタヤ県などで水が引き始めたほか、バンコク都内でもこの数日間は浸水地域の拡大がほぼ止まっている。「都心部水没」の最悪の事態は避けられそうで、政府内に楽観的な見方が出始めている。

 アユタヤ県、パトゥムタニ県の7カ所の工業団地は、軒並み浸水被害を受けたが、周辺の水位は徐々に低下し、団地内の排水作業も順次進められている。また、新たな浸水が懸念されたバンコク東部のバンチャン工業団地、ラカバン工業団地も15日現在、大きな被害は出ていない。バンチャン工業団地では敷地内の一部に水が入ったが排水作業を終了。タイ労働省幹部は15日、「両工業団地とも数日以内に平常の操業状態に戻れるだろう」と語った。

このまま本当に収束してください・・・