洪水被害 50

濁ってます.jpg避難先のコンドミニアムの前の通りにも、徐々に水が忍び寄ってきました。いっぱいになった排水溝から水が溢れ出し、昨日は子供たちがバトミントンをしていた道路が今朝は水浸し。天気は快晴、気温も高いですから、地表にある水をできる限り太陽に吸い上げてほしいものですが、灼熱の光でも追いつかない水がバンコクを覆っています。

空からの写真では水色に見えるのかもしれませんが、バンコクの洪水の水は黒い。水が濁っている上に、下の方に藻のようなヘドロのようなものが漂っています。排水溝からの水は当たり前でしょうが、運河から溢れた水も決して透き通ってはいません。

バンコクの都心部につながるセーンセープ運河には、市民の足となるボートが運航していますが、運河の水を絶対に浴びてはいけないという掟があります。その水の色や匂いを目の当たりにすればこりゃあ浴びたらいけないというのはわかりますが、菌がうようよしているらしく、ボートの乗り降りには注意しなければなりません。というのは実は友人の話で、我が家はボートに乗ることさえ禁止されています。

そんな水が地表に溢れ出している洪水、衛生面には注意しすぎるくらいの注意が必要です。

CNNより

大規模な洪水に見舞われているタイの首都バンコクでは、各所で収集できないごみが山積みとなっており、水質汚染や伝染病への懸念が高まっている。

ごみの山があちこちに.jpg当局によれば、バンコクでは通常1日当たり8000トンのごみが出るが、洪水以降、市内で収集できずに残されたゴミの量は300万トンを超えている可能性があるという。また50万台の自動車が廃車になる見込みで、その際には、バッテリーやエンジンオイルから有害物質が出る恐れもある。

伝染病への懸念も高まっている。タイ保健省は感染症のレプトスピラ症の検査キットを2万700個配布した。この病気は水が3週間以上同じ場所でよどんでいると発生しやすくなるという。

同省によれば、7日時点で洪水に見舞われた地域では130万人以上が病気になった。うち約70%は水虫だという。

バンコク在住のアニシャさんはCNNの取材に対し、一部の地域で水質に影響が出ていると懸念を示す。アニシャさんは「水道水に問題があるため、普段よりも多くのボトル入り飲料水が売れている」と話した。

多くの場所で水の高さが通常よりも2メートル高いため、多くの人はボートがなく避難することができないという。一方で、政府の避難指示を無視して、自宅に残り続ける住民も多い。

バンコクのスクムパン知事によれば、排水ポンプを使った水の排出には、主要な通りだけで2週間、細い道を含めると数カ月間かかるという。

ブルームバーグより

洪水被害に苦しむタイの首都バンコクの当局者は、ごみの撤去に向け住民への費用の支払いを開始した。洪水被害を受けた地域でネズミに関連した致命的となり得る疾病が増加していることが、医師らの報告で明らかになったためだ。

 バンコク市当局は、10日から60日間の市内のごみの撤去費用として1日当たり300バーツ(約750円)を支払う予定。市内のごみの量は通常、1日当たり8000トン。ウィッタヤ・ブラナシリ保健相は9日、ネズミの尿に汚染された水の中で繁殖する細菌による感染症、レプトスピラ症に感染した7人が治療を受けていると発表した。これを受け、未回収の生ごみに巣くう害獣が増加している可能性があるとの懸念が強まっている。

触ってはいけません.jpgタイの疾病対策局のポーンテップ・シリワナランスン局長は「食料を求めてネズミが歩き回るような状況にはなってほしくない。早急にごみを処理しなければならない」と述べた。

  タイでは1942年以降で最悪の洪水との闘いが15週目に入り、伝染性感染症増加に対する不安の声が高まっている。保健省の今週の発表によると、過去1カ月間にアユタヤ、ノンタブリー、パトゥムターニーの3県にある127カ所の避難所で治療を受けた患者の数は、インフルエンザが4684人、下痢が828人、結膜炎が246人となっている。

  ポーンテップ局長は8日のインタビューで「感染症の治療と対策に当たる移動チームの派遣を増やしている」と述べた。

  同局長によると、これまでのところ、避難所で報告されている主な疾病は、汚水に触れたことが原因とみられる風邪と足の皮膚病。レプトスピラ症は細菌が水中で約1カ月間にわたって生存する可能性があるため、最も懸念されている。

汚水、溜まったゴミに群がるネズミ、ゴキブリが運ぶ細菌に十分注意が必要です。また、乾季に入るとインフルエンザも流行します。基本の基本ですが、手洗いうがい、我が家でも徹底していきたいと思います。