バンコク都心で再び火事

木曜の夜友人と食事をした後、10時過ぎに車に乗ったのですが、エカマイ通りでものすごい渋滞に遭いました。祝日明けの木曜日というのが関係あるのか、月末の金曜の夜よりもひどい渋滞でにっちもさっちもいかない状態。なんとか横道に入って迂回して来ましたが、何かあったのかとラジオをつけると、またしても「火事」のニュース。

先週の土曜日にアソークのFICOビルで火災が起き、このブログでもお伝えしたばかりですが、(http://www.thaiworker.net/cat592/fire-thailand.html、今回も都心のど真ん中、スクンビットソイ22のホテルで発生しました。

以下2件ともバンコク週報WEB版より

Grand Mercure Hotel.jpgバンコク都クロントイ区スクンビット22に位置する18階建てホテル、グランドメルキュールパークアベニューで3月8日夜、火災が発生し、外国人とみられる男女2人が死亡した。

 消防によれば、火元は5階の会議室。6階から屋外プールに飛び降りたとされる西洋人の女性が死亡していたほか、7階ではアジア人男性が遺体で発見された。

 このほか、負傷者が10人以上と報告されているが、そのほとんどは外国人とみられる。

 同ホテルは、インペリアルクイーンズパークホテルの斜め向かいに位置する比較的小さな高級ホテルで、客室数は221。また、スクンビット22は、エンポリアム・ショッピングコンプレックスから歩いて数分のところにある。

火事の様子.jpgけが人の中には日本人女性も含まれているそうです。BTSプロンポン駅から徒歩圏内ですぐ近くにデパートがあることから、日本人旅行者に人気のホテルで、実際に私の友人の知り合いが今週の初めから宿泊していました。火災発生時ホテルから離れた場所で飲んでいたそうで、ホテルに戻ってみたところすでに入り口が閉鎖され、とりあえず別のホテルに移ったとのこと。

出火原因はまだ明らかにされていませんが、ツイッターではホテルの会場で行われていたパーティが火元だとも流れました。

3日のアソークのFICOビルのほうは、その後警察による検証が行われ、不適切な電気配線工事による漏電が原因とされました。ビル内にスプリンクラー設備がなされていいなかったことが発覚したのを受けて、都はスプリンクラー設置を義務付けると発表しました。しかし古いビルなど、設置が困難なところもあるそうです。

バンコク都庁では、高層オフィスビルで火災が発生し、大きな被害が出たことから、中層以上の古いビルにもスプリンクラーの据え付けを義務づける条例制定を検討している。

火災報知機.jpgしかし、少なからぬビルがコストなどの問題でスプリンクラーを設置できないとみられており、不動産コンサルタント、プラスプロパティー社は、スプリンクラーが無理なら、火災報知器を取り付けるのが最善策と提言している。

一定の高さ以上のビルの防火設備については、以前は非常階段を設置するだけで済んだが、1982年に法律が強化され、スプリンクラーの設置が義務づけられた。

スプリンクラーの設置は、非常にコストがかかるものの、火災報知器システムなら床面積1万~15000平方メートルのビルで、100万バーツ程度の費用で済むとのことだ。

日本に比べると火災が少ないように思えるタイですが、ほぼ1年夏の気候、雨季が長いといえど安心はできませんし、特に今のこの時期は空気が乾燥し雨も少ないことから火災が発生しやすい。

火事が起きないように予防することも大事ですし、万が一発生した場合の対策もしておくことが懸命です。先週末からの火災を受けて、私の知り合いが勤める日系企業では防災訓練が行われたり、スプリンクラーのチェックが行わたそうです。「火の用心」の重要性を、建物、会社、一般家庭、そして個人単位でまずは見直すことが、火災防止の第一歩となるのではないでしょうか。