ドンムアン空港復活か?

スワナプームの混雑は解消されない.jpgスワナプーム国際空港の混雑ぶりが悪化する中、政府はとうとうドンムアン空港の復活を本格化させるべく動きに出ました。どちらの空港も、バンコク都心から高速道路を使ってすぐに行ける便利さはありますが、この二つの空港はそれぞれバンコク東の端と西の端とかなり離れたところにあります。乗り継ぎ便とかどうするのかしら、という市民の心配はよそに、とりあえずスワナプームではもうまかないきれないからドンムアン開けちゃおう、とやっつけ感があるような・・・

以下2件ともNewscipウェブ版より

バンコク東郊のスワンナプーム空港(バンコク国際空港)の混雑悪化を受け、タイ政府は19日の閣議で、バンコク北郊のドンムアン空港(旧バンコク国際空港)を本格的に再稼働する方向へ舵を切った。スワナプームをハブ空港、ドンムアンを格安航空の拠点と位置付ける方針だが、両空港間に鉄道はなく、接続便などの問題が指摘されている。

  スワンナプーム空港の旅客処理能力は年4500万人。タイ政府は625億バーツを投じて空港設備を拡張し、旅客処理能力を2017年までに6000万人に引き上げる方針だが、昨年の旅客数は約4800万人、今年は5100万人に上る見通しで、すでに処理能力を超えた。今月11日からは2本ある滑走路のうちの東滑走路の一部閉鎖・改修工事が始まり、混雑は一層悪化している。
 
ドンムアン復活か.jpgドンムアン空港は2006年のスワンナプーム空港開港後、格安航空やチャーター便用の空港として使用されてきた。現在はタイ国際航空系のノックエアとオリエントタイエアラインズというタイの格安航空2社が拠点とし、昨年の旅客数は340万人だった。タイ政府は16億バーツを投じて空港設備を整備、航空会社を誘致し、旅客数を年1400万人程度まで増やす計画だ。

 計画のカギを握るのはマレーシアの格安航空大手エアアジアの動向だ。エアアジアは現在、スワンナプームで国際線、タイ国内線を1日約140便運航している。スワンナプームの1日の離発着便は約850便で、エアアジアがドンムアンに移転すれば、混雑解消の効果は大きい。エアアジアは来週、記者会見を開き、方針を発表する予定で、タイ政府はエアアジアがドンムアンで運航を始める可能性が高いとみている。

 スワンナプームとドンムアンの両立、住み分けがうまく行けば、タイ政府は今後数年、外国人旅行者の受け入れに頭を悩ませる必要がなくなる。ただ、両空港間の接続は道路だけで、両空港をまたいだ接続便を利用する旅客にとっては利便性が低下する。また、ドンムアンは昨年10―11月、洪水で滑走路が深さ2メートルの水に沈み、逃げ遅れた旅客機数機が浸水した。現状では十分な対策がなされたとは言いがたく、洪水の再発で機能が停止する恐れがある。

これは免れたい.jpgそうですよ、もしまたあの洪水がバンコクを襲った場合、スワナプームは死守できたにしてもドンムアン近辺は再び高い水に飲まれてしまうのでしょうか。洪水への対策はまだ取られていないようで、行き当たりばったりな感もありますが、スワナプームでは一向に解消されない混雑に加え、今度は滑走路の工事が始まり飛行機の便そのものに遅れが出ているとのことです。

11日に始まったスワンナプーム空港の東滑走路修復工事について、タイ国営空港運営会社エアポーツ・オブ・タイランド(AOT)のアニルット社長は20日、1日約100便に20―30分の遅れが出ていると述べた。スワンナプーム空港で離発着する便は1日約850便。工事は8月9日までで、東滑走路の一部が閉鎖される。

何より利用者に便利であること、そして人為によるものはもってのほかですが天災で閉鎖を余儀なくされることのない、空港であってほしいものです。