スワナプーム空港混雑緩和策

ここも職員不足か.jpgここのところ大きな問題となっている「スワナプーム国際空港の混雑」、こちらのブログでも取り上げた(http://www.thaiworker.net/cat592/worse-situation-airport.html)ばかりですが、タイのみならず各国のメディアでも問題視され始めたせいか、改善策を打ち出しているようです。

この混雑は、国際線のみならず国内線にも及んでいるとのこと。先週、知人がチェンマイに出かけたのですが、余裕を持って空港入りしたにもかかわらず、搭乗ぎりぎりだったとのこと。しかも、チェックインで待たされた結果、搭乗予定飛行機へのスーツケース積み込みが間に合わず、有料で次の便に乗せられたと憤慨しておりました。

4月から試験的に、タイ人に限り出入国のゲートを自動化にするという対策が先だって発表されましたが、ほかにも混雑緩和に向けての策が発表されています。

以下2件ともバンコク週報WEB版より

出入国カウンターの混雑が深刻化しているスワンナプーム国際空港で、短期的な緩和策が導入され、その効果が注目されている。

 今週から実行されているのは、混雑の激しいカウンターでの「一列待ち」。この行列形態は効率がよいとされ、各国の主要空港で導入されているが、出入国管理事務所ではこれまで、「一列待ち」の導入に反対してきた。

 また、タイ空港社(AOT)は3月12日、出入国管理事務所スワンナプーム空港出張所に対し、特別手当として1日あたり10万バーツを2カ月間支給することで合意している。同空港では、入管職員が処理する旅券数が1日あたり約1000冊にのぼり、職員からは「他の空港よりも重労働」と不満の声が上がっていた。

中も広いからね.jpg一列待ちは、待っている人全員が一列となり空いたカウンターに順次入っていく方法です。確かに合理的ですし、あっちのカウンターのほうが早かった遅かったというような不公平感はありません。バンコクのデパートのトイレなどでは、この方式が取り入れられているところが増えていますが、必ずルールを破る人が出てくる。せっかく並んでいても、どやどやと扉の前に立つ人が1人いると、それに続く人が出てきてあっという間にカオス。

世界各国の老若男女が並ぶ空港のカウンターで、うまく機能するでしょうか。チェックインカウンターが一列待ちですから、受け入れやすいとは思いますけどね。

それから、職員が重労働を嘆いている事実。確かに、バンコクのカウンターでは微笑みも挨拶もめったにありませんが、成田に到着すると笑顔で「お帰りなさい」とか言われたりする。職員の負担が大きいのか、許容量の違いかはわかりませんが、特別手当でモチベーションが上がればよいですね。急務と思われる人員対策も早速採られているようです。

警察発表によれば、スワンナプーム国際空港で職員の不足のため出入国審査に時間がかかっていることから、この問題を緩和すべく、女性機動隊員40人が3月15日から旅券チェックなど審査手続きを手助けすることになった。

 このほか、出入国者が集中する時間帯に審査手続きを行う職員を増員することも予定されているという。

余裕を持って飛び立ちたい.jpgなお、同空港では、審査手続きの迅速化のため、57人を臨時採用し、手続き前の書類のチェックに当たらせているとのことだ。

バンコクのほとんどの学校が来週から約2ヶ月間の夏休みに突入、4月半ばにはソンクラーンの大型連休が控えています。この時期はタイを出る人、タイに来る人が格段に増えると見られ、混雑に拍車が掛かるのは必須。対策が功を奏してくれればいいと願いつつ、日本のゴールデンウィークも含め、当面は離陸時刻の3時間前には空港入りしておいたほうがよさそうですね。