安全運転を目指して

交通渋滞.jpg今日から多くの会社や学校が冬休み、これで本格的にバンコクも年末年始モードに入ります。始業は1月4日の火曜日というところが多く、1週間のお休みがスタートです。

さて、一般のタイ人はこの連休何をして過ごすのでしょうか。

最も多いのは、故郷に帰る。バンコクに仕事や学業で出てきている人が、家族の待つ地元の県へと帰省します。これは日本でも同じですよね。そのほかの人たちは、国内国外旅行に出かけたり、家で過ごしたり。今年の我が家は「家でお正月」組ですが、それでも3が日は親戚や知人たちとの食事会が入っています。

交通量がぐっと増えるこの時期、「安全運転」への注意喚起が国をあげて叫ばれています。

今日から1週間は「7ワン・アンタラーイ(7日間の危険)」。この7日間は交通事故が起きやすい危険な時期とされ、1人1人のドライバーに安全運転の意識を高めるよう、政府がテレビやラジオ番組、コマーシャルなどで伝えています。

交通量が増えるだけでなく、睡眠時間を削っての運転、いつもより急いでいる運転などが事故につながることが多くなります。事故は起きてからではどうにもなりません。帰省ラッシュの渋滞の中の長時間運転などは、特に注意が必要です。

少しでも交通事故を減らすためにと、メディアではしきりに安全運転を心掛けるように呼びかけていますが、バンコクで大きな交通事故が発生し、連日大きなニュースとなっています。

タイの地元新聞を読むより

各報道によると、27日22:00前、バンコク内を通るドーンムァン・トールウェーの上り車線で、後続車に追突された乗合ワンボックスカーの乗客が地上の一般道路上に投げ飛ばされるなどし、8人(男性4、女性4)が死亡し、7人が負傷した。

 28日7:00迄に確認出来た報道によると、乗合ワンボックスカーが後続の乗用車に追突された衝撃で道路脇の側壁や電柱に激突した際に、開いたドアから乗客が投げ出され、内2人が車外に投げ出された際に地上の一般道路上に転落した。また、ワンボックスカーを運転していた女性の死亡も確認されている。

 警察は、現場周辺にある監視カメラの解析を進めると共に乗用車の運転手に事情聴取を行っている

同ニュースNewsclipウェブ版では

タイのテレビ報道によると、27日午後9時30分ごろ、バンコク都内の高架高速道路ドンムアントールウェイで、旅客バンが乗用車に追突され側壁に衝突し、衝撃で車外に放り出された乗客8人が数メートル下の一般道ウィパワディランシット通りと歩道橋に落ち死亡、6人が重傷を負った。乗用車を運転していた女性(18)は軽傷。

 バンコクでは10月に、旅客バンが高架高速道路から下の一般道に落下して大破・炎上し、9人が死亡、8人が重傷を負う事故があった。

テレビのニュースを見ていると、乗用車を運転していたのは16歳の女性とのこと。乗り合いバンは、後ろから追突された衝撃で前方の塀に激突、高速道路である程度の速度を出していたことが予想されますが、大きな衝撃でバンの扉が開き乗客が次々に放り出され、またバンの後ろ側の扉も空いて後方座席の乗客も車外に。事故後のバンは、後ろ側がぺしゃんこになっていましたから、ものすごい勢いで塀にぶつかったのだと思われます。車外に放り出されて乗客は、高速道路下の一般道路、池、また歩道橋にもたれる形で亡くなった方もおり、非常に痛ましい惨事となりました。

ロットゥ1.jpg乗り合いバンというのは、中距離を走るワンボックスカー。始発点と終着点が決まっており、その途中のバス停で乗降客がいる場合のみ停車します。一般のバスよりも小型で、停車回数が少ないことから、バスより少し料金が上がるものの、スピーディに目的地に着ける公共の乗り物として人気です。

今回事故が発生した、郊外を走るバンは高速道路を走る路線もあり、我が家近辺から都心に向かうときに利用するバンは、ほとんど高速を走ります。一般の乗用車ほどスピードは出しませんが、高速を走っている間は乗降客がいませんから、運転手もある程度の速度で走ります。

さて今回の事故を受けて、「乗り合いバンのシステム」を見直すべきだという話が、あらゆる報道番組で聞かれます。乗り合いバンの乗客は基本的に安全ベルトを装着していません。一般道を走る場合は、乗り降りが頻繁にあり、後ろの座席の人が降りるのに席を立ち、空いた後ろの席に移動したりと、小さいバンの中でちょこちょこと動くのが普通。ですから、いちいちシートベルトを絞めたり外したりする人はいません。これが普通ですから、乗降客のいない高速道路に入っても皆シートベルトをつけないまま、座っています。

ロットゥ2.jpgまた、スライド式のドアにも大きな危険があります。ガチャッと音はするものの、完全に閉まってるのかなあという感じ。客が乗ったり降りたりするたびに、外からも中からもいつでも扉が開けられるように、ロックはしていないですし、女性にはちょっと重たい扉であるにもかかわらず、しっかり閉める前に車が発進して勝手に扉が開いたり。こういう事故があったからこそ、誰もがその危険性に気づいたのでしょうが、確かに「危ない」バンのドア。

これをきっかけに、乗り合いバンの規制を見直す必要があると、私個人も一乗客として思います。しかし、Newsclipの記事にもあるように、ここ数ヶ月で2回も乗り合いバンの大事故が発生。安くて早くて便利でよいけれど、しばらくの間はちょっと乗るのを敬遠してしまいますね。1人1人のドライバーが、この7日間を過ぎても、安全運転を心掛けるのが一番大事なことだと思います。

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