東日本大震災から1年

今日3月11日、東日本大震災から1年です。発生時、タイは正午過ぎ。朝の家事が終わってくつろいでいたところに、義母が飛んできて「これ、日本じゃないの」と私をテレビの前に連れて行きました。そこに映し出された映像は、端が見えない津波が何もかもを飲み込んでいく見たこともないものでした。

その後、すぐに日本の実家に電話をするも繋がらず。日本の家族にメールを送りつつネットでニュースサイトを開きながら、次々と入ってくる現状に心底恐ろしくなりました。在タイ日本大使館からは緊急メールが、在タイの日本人の友人知人からもどんどん連絡が入り、母国の被害の大きさにただただ打ちのめされる思いがしました。

あの日から1年経った今日、多くの人が追悼の意、これからの思いや決意を様々な形で表現しています。タイのバンコクでも、東日本大震災に関連したマラソンなどが開催されました。

時事ドットコムより

東日本大震災から1年となる11日、タイの首都バンコクで震災遺児やタイで昨年あった大洪水の被災者を支援するチャリティーマラソンが催された。参加者らに販売したTシャツの収益金を両国被災者らに送る。
 国際協力機構(JICA)の元研修員有志グループが企画した。コースは3キロと11キロ。2000人以上がそれぞれのペースで早朝のバンコクの街を走った。

また、パラゴンデパートの映画館では国際交流基金主催による復興映画上映会が現在行われています。

「11.3.11絆」
東日本大震災一周年 復興映画上映会

2011年の東日本大震災から1年にあたる2012年3月11日、国際交流基金バンコク日本文化センターでは、バンコク国際映画祭(World Film Festival of Bangkok)、パラゴン・メジャー・シネプレックスとの共催、在タイ日本国大使館の協力により、災害に立ち向かい復興する日本の姿をテーマとした映画上映会をパラゴン・シネプレックス・シアターにて開催します。

上映映画は、福島県いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」の営業を再開するために奮闘するフラガールたちを描くドキュメンタリー『がんばっぺフラガール』、若者有志が「東北を、日本を、花火で明るくしたい」という思いで、東北10か所にて一斉に花火打上を成功させるまでを追った感動のドキュメンタリー『Light up Nippon』、三宅島の噴火を乗り越えた家族と犬の実話をもとにした劇映画『ロック~わんこの島』の3点です。また、福島県出身で、『アユタヤの侍』等タイ映画界で活躍中の俳優 大関正義さんによるトークを行って頂くほか、日タイの絆を支えてきたタイ人アーティストのひとり、タム(ウィスット・ポンニミット)さんがこの日のために描き下ろした絵のポストカードを配布する予定です。

映画の上映に先立ち、東日本大震災被災者に対する黙祷を予定しております。本映画祭を通し、東日本大震災で被害に遭われた方々を追悼し、復興に向け力強く歩みを進める日本の姿をお伝えするとともに、日タイ両国の<絆>が更に深まればと考えております。ぜひご来場ください。

日時:  2012年3月11(日)11時受付開始
会場:  パラゴン・メジャー・シネプレックス 13番シアター

スケジュール

11:00 受付、チケット配布開始
12:00 セレモニー
12:46 黙祷(東日本大震災の発生時刻(日本時間14:46)に合わせ黙祷いたします。)
13:00 - 14:20 映画上映① 『がんばっぺ フラガール~フクシマに生きる。彼女たちのいま~』(100分)
14:30- 14:50 俳優・大関正義さん(福島県出身)によるトーク
15:00 - 15:28 映画上映② 『Light Up Nippon』(28分)
16:00 - 18:03

映画上映③ 『ロック~わんこの島~』(123分)

入場無料(定員243名)
チケットは当日11時以降、パラゴン・シネプレックス・ロビー受付特設デスクにて配布いたします。 事前予約は国際交流基金バンコク日本文化センター(02-260-8560-4)瀧田・野島までお問合せください。 なお、黙祷予定時刻の12時46分前後には入場を制限させて頂く可能性がありますので、お早めにご入場下さい。

日本にいない日本人である私が、どう震災と向き合うべきか。地震発生時はとにかく義捐金や乾麺を送るとか、それしか思い浮かびませんでした。その後ネットやTVなどこちらから見れるメディアで震災を知ってきたつもりでした。しかし、最近日本で放送されたある震災のドラマを見たときに、私はまだ知らない、まずは知ることが大事なのではないかと思いました。津波の映像はたくさん見ました。しかし、その津波に飲まれる人と街をただただ見るしかななかった人の声、飲まれた人の声、思い、飲まれた人と悲しみの再会をした人の気持ち。ドラマの中で、そのすべてを体験した人が「地獄よ」と電話で知人に伝える一言に、私はものすごいショックを受けました。それ以外にも、母親として妻として、本当に苦しい悲しいシーンがありました。また、実際に起きた津波の映像から流れる「ギャー」という叫び、絶対に忘れてはならない、ただそう思うばかりです。