昨年末にユニクロタイ進出のニュースが入ってきてから約半年。9月にセントラルワールドにオープンと発表され、もうすぐだなあなんて思っていたら、なんと3ヶ月連続で3箇所に出店するそうです。
ユニクロタイ上陸これまでの経緯はこちら→
http://www.thaiworker.net/cat590/uniqlo-coming.html
http://www.thaiworker.net/cat590/uniqlo-coming-2.html
私を含め、タイにいる日本人もかなり期待しているのではないでしょうか。急な冬場の一時帰国、もう成田のユニクロで冬服を買わなくてもこちらで準備していける。今年の寒季にはフリースを着たタイ人を見かけたりして。
Yahooニュースより一部抜粋
『カジュアル衣料品販売店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは23日、タイでの出店計画についてバンコク都内で記者会見を行い、年内に都内で3店舗をオープンすると発表した。ファストリの上席執行役員、ユニクロ取締役の大笘直樹氏は「タイの国民ブランドを目指す」と述べ、将来はタイ全国に店舗を展開する方針を明らかにした。
まず9月に1号店を都心の商業施設「セントラル・ワールド(CW)」内にオープンする。売り場面積は2,750平方メートルで、東南アジア最大となる。続いて10月にセントラル・プラザ・ラプラオ店に、11月には現在建設中のセントラル・プラザ・ラマ9店に出店する。売り場面積はそれぞれ約1,000平方メートルと約2,100平方メートル。都心のCW、ラマ9と、地域密着型のラプラオに店舗を構えることで、コンセプトの「メイド・フォー・オール」に沿った、年齢、職業などを問わない幅広い消費者の取り込みを図る。
商品は通気性に優れた「サラファイン」シリーズや、UT(ユニクロTシャツ)、UJ(ユニクロジーンズ)などの春・夏物に加え、「ヒートテック」「ウルトラ・ライト・ダウン」など秋・冬物もそろえる。大笘氏によると、秋・冬物は既に出店しているシンガポール、マレーシアでも人気が高く、海外旅行のため購入する人が多い。同氏は「タイは年間数百万人が海外旅行に出ていると同時に、海外からの観光客が多い地であるため、秋・冬物も売れる」と自信を示した。販売価格は商品の大部分が日本と同程度になる予定で、Tシャツが390~790バーツ(約1,025~2,080円)など。
同社によると、タイのアパレル市場は年間約8,600億円規模で、東南アジア諸国連合(ASEAN)最大。ただ、全国展開しているブランドは少ないことから、「ユニクロがタイでのブランドナンバー1になるチャンスがある」(同氏)と期待している。
同社はこれまでユニクロの宣伝に、ニューヨークではタクシー、ロンドンでは2階建てバス、パリではフランスパンのパッケージに広告を載せ、各都市の特徴を生かしたマーケティングを展開してきた。タイではどんな広告になるのか、「お楽しみに」とコメントしている。
各店舗の運営は、現地法人ユニクロ・タイランドが行う。資本金は3億バーツ(約8億円)で、ファストリが75%、残りを三菱商事が出資する。近く設立し、代表には大笘氏が就任する予定だ。
■アジア中心のものづくり
ユニクロはアジア以外に、英国、米国、フランス、ロシアに進出している。販売国・地域の近くで生産を行う他のブランドもある中、ユニクロは「アジア中心のものづくり」を貫く。理由は、「高品質を維持するため、工場の生産コントロールが重要」(同氏)だからだ。
ファストリは2020年にグローバルの年間売上高を5兆円に引き上げ、世界のアパレルブランドナンバー1になる目標を掲げている。これに向け、海外のユニクロ店舗数を現在の約1,000店から同年までに4,000店に増やす計画だ。世界一のブランドを目指し、タイ一、アジア一への道を進む。』
すごい野望です。ユニクロを世界ナンバーワンのブランドにするために、タイは重要な伏線となるのでしょうか。
ところで、3店舗目となるCentral Plaza Rama9は現在建設中。場所はMRT地下鉄のRama9駅前、ラチャダーピセーク通りとRama9通りの角です。完成したら新たな人気スポットになること間違いなしの巨大ショッピングモール。
その前に夏の一時帰国で、ユニクロ立川ルミネ店でしっかり下見してくるかね・・・