タイのお茶

タイのコーヒーが総じて甘いのは周知の事実と思われますが、お茶も相当甘い。しかも色は濃いオレンジ色で独得の香りを放っている、日本では見たこともないお茶。これぞ、「南国的お茶」について、今回はお話してみたいと思います。

 

Thai tea.jpg元となる茶はどんなものかと言うと、強く発酵させた紅茶葉にオレンジブロッサム、スターアニス、バニラなどの香料、そして天然色素をブレンドさせたものです。

この茶葉をお湯で煮ると、それはそれは濃いお茶が抽出されます。これがウーロン茶だったら胃にきそうだなあ、と思うくらいの濃さになります。

淹れ方は、沸騰したお湯にパッケージに書いてある分量の茶葉を投入するだけです。

 

これで一応「お茶」は完成しますが、ここからがタイ風。熱いお茶にお砂糖を入れれば「チャーダムローン(砂糖たっぷりのホットストレートティー)」、氷を入れてアイスにすれば「チャーダムイェン」となります。カップ1杯のお茶に対し、ティースプーン2杯強のお砂糖を入れます。最初は甘さにびっくりするかもしれませんが、お茶の風味とマッチして、クッキーやケーキなどのスウィーツ無しでも甘いお茶のひとときが楽しめます。

ice lemon tea.jpg

このアイスティーにレモンを入れたのが「チャーマナオイェン」。屋台などでは、このメニューだけがレモン(マナオ)の価格に比例して変動しますが、4~5個のレモンをたっぷり絞って入れてくれるので、ちょっと風邪っぽい時などに飲んでもいいですね。

写真のとおり、タイのレモンというのは日本のレモンと全く違います。初めてみたときは「かぼす」かと思いましたが、大きさや色がそっくり。味はクセのないレモン。お茶のほかにも、料理でも多用される食材です。

 

 

cheyen.jpgそして、タイのお茶といえば「チャーイェン」。

直訳すると「冷たいお茶」すなわちアイスティーですが、日本のように「レモンにしますか?それともミルクにしますか?」なんていうチョイスはなく、タイでアイスティーと言えば有無を言わさず「ミルクティー」が出てきます。

作り方は、砂糖ティースプーン2杯強、コンデンスミルク2杯強、を入れたカップに茶を注ぎスプーンで溶かします。こちらを氷をたっぷり入れたグラスに注ぎ、好みで牛乳もしくはコーヒー用の甘くないクリームを足して完成。甘すぎたら水でなく牛乳で割るところがどこまでもタイっぽいですが、飲んだら優しい気持ちになれるような、穏やかな甘さがなんともたまりません。

さて、「チャーイェン」の味は「バニラ」や「チョコレート」と同じように「スウィーツの味」のひとつとして確立されており、ケーキや菓子パンに使われるクリーム、そしてココナッツミルクと合わせたタイのアイスクリームの味としても人気があります。色は乳白かかったオレンジ。パンダナスの葉から作る黄緑色のクリーム「サンカヤー」の対向格として、このオレンジのクリームもがんばっているように思います。

Tea show.jpg最後に、このお茶はどこで飲めるかというと、やっぱりおいしいのは淹れたてということでコーヒーショップもしくはコーヒー屋台。特に、カフェボーラーン(昔ながらのカフェ)の看板を出しているところであれば、大きな茶漉しから滴るお茶で作ってくれますし、イスラム系のお店であれば両手を振り上げグラスからグラスに茶を移動させるパフォーマンスも見れます。

また、自宅で飲みたい場合はパックやボトルに入ったタイプがコンビニやスーパーで売られています(氷で割るのお忘れなく)し、お湯を注ぐだけで飲める粉末タイプもリプトンなどから発売されています。

では、私はこれからランチ前に一杯。今日はちょっと暑いからチャーダムイェンにしとくかな。

 

 

 

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