日本で買えるタイの食材

前回の一時帰国、タイ土産に「グリーンカレー」や「ゲーンカーガイ」がパックに入ったものをいくつか持っていったのですが、輸入食料品を扱うカルディにまったく同じものが売っていました。実家近所のファミリーマートに入れば、無印良品のレンジでチンするだけのタイ米パックがあったり、西友に行けば普通にパクチーもココナッツミルクも棚に並んでいるじゃないですか。

この状況、10年前から比べると大進歩です。タイ料理レストランは当時もたくさんありましたが、自分で作りたい場合はタイ専門スーパーに行ったり、またタイ旅行のときにどっさりとペーストや調味料の類を買い溜めする必要がありました。

Asia super store 店内.jpgかつてもっともお世話になった店がこちら、新宿と大久保の中間を走る職安通りにある「アジアスーパーストア」です。この辺り一帯は、今でこそ韓国色が強いですが、韓流ブーム以前は中国、香港、台湾、韓国、タイ、インドネシアなどアジアのさまざまな国のレストランや店が混在しており、アジアンな匂い漂う界隈でした。

そんな一角にある「アジアスーパーストア」は、コントワール新宿ビルの2階にあります。このビルがまた、これぞアジアの雑居ビル的な匂いがぷんぷん、薄暗くて英語じゃない外国語が聞こえてくる異次元なんですね。

取り扱っているのは主に食材。今でこそ一般のスーパーでもよく見かけますが、これさえあれば簡単に作れる「パッタイ」「トムヤムクン」などタイの王道料理のキットから、タイ料理の味が多少見れる少し上級者向けにはペーストや調味料が本場さながらに揃っていますし、またタイ料理店などもターゲットにしているだろう「プリッキーヌー」「パッカナー」「ナムターンビープ(パームシュガー)」などの生鮮食品もあります。

Asia super store.jpgそのほかにも、季節の果物、飲み物、缶詰、ルークチン(肉団子)、冷凍食品、米、麺類、インスタント麺、お菓子類などが一通り揃っていて、店内はタイの香りが充満しています。食品以外では雑誌、タイドラマのDVD、ヤードム(嗅ぎ薬)、タイ料理に欠かせないクロック(臼)などの調理道具までがぎっしりと店内に並んでいます。

このお店、いつ行っても「タイの憩い場」状態で、お店の人とお客さんのタイ人が楽しそうに談笑している。月に1、2回通っていた私は、買い物だけでなく「タイにトリップできる」感覚を求めておりました。

久々にお店のHPを見てみましたが、タイ語、英語、日本語の3ヶ国語対応で通販もできますし、FacebookもTwitterもあってなんだか進化していました。が、Snackと表記したいであろうところが、Snakeになっていたり、「安い」マークがタイのスーパーのものと瓜二つだったり、ちょっと面白い部分はそのままでした。

無印のイエローカレー.jpg次に利用していたのが、冒頭にもちらっと出てきた「無印良品」。OL時代にオフィスの近くに大型店があったというのも理由ですが、ここのレトルト食品のエスニックラインには、タイのみならず、メキシコのチリコンカン、インドのタンドリーチキン、インドネシアのナシゴレン、ベトナムのフォーなどがあり、自分で簡単に少量を作ることができるので重宝していました。

現在タイ料理系のものは、カレーがグリーン、レッド、イエロー3色、パッタイ、トムヤムクンなどが300円前後で売られています。

Roithai が簡単.jpgそして最後は、タイでも日本でも広く流通している「Roithai」のシリーズ。こちらが、前回お土産に配ったものなんですが、パックの中身を鍋に入れて火にかけるだけの至って簡単なカレーやスープシリーズが特に人気で、タイではCMもよく流れますし、スーパーにはRoithaiコーナーがあります。これまでも、日本でカレーのペーストや味付け調味料だけのパックなどが売られており、それを自分でココナッツミルクや具材を加えて調理するタイプのものはありました。ところがこのRoithaiは温めるだけですから、料理が苦手な人も手軽に手っ取り早く家でタイ料理が食べられちゃいます。

トムヤムクンは、透明タイプと半透明タイプの2通りがあったり、酸味が利いたゲーンソムがあったりタイ人の舌向けな展開なので、本格的な味が楽しめますよ。

日本にいながら、本場のタイの味を家で楽しんでみてください。