タイの串料理

串料理.jpg初めてタイに来た時びっくりしたのが、街中至る所で人が食事をしていること。道路脇には屋台が立ち並び、行き交う車から吐き出される排気ガスも、通りすがりの人の視線ももろともせずひたすら箸やスプーンを動かす人たち。デパートの靴売り場で、靴のサイズを探してもらおうと店員を探すも見当たらないと思ったら、レジ台の下でしゃがんでご飯食べてたり、レストランでも食堂でもない場所でもぐもぐしている人が多いなあ、と驚いたものです。

あれからだいぶ年月が経って、気づけば私もちょっと給油しがてらガソリンスタンドで立ち食いしたりしてますからね。それくらい、タイには気軽に食べられる軽食が多い。ちょっと小腹が減ったときに、お皿に乗せなくても片手で食べられる、それが今日のテーマ串料理です。

ムーピン.jpg一品目は「ムーピン(豚の串焼き)」。甘辛いタレに漬け込んだ豚肉を、焼き鳥のように串刺しにして焼くだけなんですが、うちの住宅街の中に出ている店は、炭火を使ってじりじりと時間を掛けて焼くため、非常に芳ばしく大人気。「カオニアオ(もち米)」とセットで食べれば、お腹もいっぱいになり、朝と夕方の日に2回出るこの店には、いつも子供から大人から行列を成しています。

タイのローカルな学校の駐車場などでもムーピン屋台はよく出ており、子供達が食べる夕方のおやつの定番ではないでしょうか。我が家でも、夕方子供と散歩やサイクリングに出かけた帰りに買ったり、遠出のドライブに出るときは、車内で食べる軽食として買いだめをします。

ムーピンカオニアオ.jpg片手で食べられるのに、食卓で食べる料理と変わらないくらいのボリューム、味、満足感が得られるので、晩御飯前だとわかっていても、ついいい香りが漂うムーピン屋台に弾きつけられてしまうのは、大人の私も然り。うちの子は1歳過ぎた頃、離乳食から普通食に移った直後くらいにずいぶんムーピンとカオニアオの組み合わせにはまりました。ですが、野菜が無いのと、カオニアオは普通のお米より固いですから、少々便秘気味になりまして、なので子供に食べさせる場合は野菜とお水を一緒に採らせると良いと思います。

お値段は1本5バーツくらいから、カオニアオも一袋5バーツ。スナック菓子よりも安く、それでいてスナック菓子より栄養価の高いおやつですね。

スーパーやデパートの食品売り場では、チェーン店もあり、カレー味、ナムプリック(辛味噌)味、こしょう味など、一般の露店よりも味のバリエーションがあったりしますが、私はオーソドックスな甘辛を炭火で焼くタイプが一番好きかな。

ルークチン1.jpgお次は「ルークチン(肉・魚団子)」です。グイッティアオなど麺物にも入っていることが多いルークチンですが、串に刺して焼いて食べれば、軽食代わりになります。種類が様々で、肉は豚肉、鶏肉、牛肉の3種類揃っていますが、イスラム系の人がやっているお店では豚肉の取り扱いがない代わりに、鶏肉は軟骨入りがあったり、コショウを多めに練りこんだものがあったりします。魚は、肉よりもあっさりしていて食べやすいですね。

ルークチン2.jpg子供は火であぶっただけのルークチンをそのまま食べますが、大人になるとちょっと辛いタレに漬けて頂きます。このタレがとても大事で、スイートチリソースのように赤い唐辛子ベースなんだけど甘酸っぱさのあるトロっとしたタイプ、シーフードのタレに近い青唐辛子に刻んだニンニク、小さいたまねぎにレモン汁を入れた酸味のあるタイプ、などなど。ルークチン自体は、屋台の店主もどこかから仕入れてきたものですが、タレはどこもオリジナル、ここが売れるかどうかの分かれ目です。

そもそもルークチンは、肉や魚と粉を混ぜて練り上げたもの。時々、下手なお店に当たると粉の比率が高い、肉団子というよりは団子に近いルークチンだったりすることもあります。ですので、こちらもムーピン同様人が並んでるお店をおすすめ。お値段は種類にもよりますが、一本10バーツ前後です。こちらは、キャベツなどの簡単な生野菜が付いてくることもありますし、ムーピン同様カオニアオも一緒に売られています。

そして最後は「ムーサテ」です。日本語に訳すとムーピンと同じ豚の串焼きになってしまうのですが、ムーピンと違い脂身の無い薄い肉を使います。漬け込むタレは、カレー粉とココナッツですので、肉自体は淡白でも味付けがだいぶこってり。焼き上がりはカレー色。ムーピンよりも数段薄い色ですね。

ムーサテ.jpgこれを赤カレーペーストに、ココナッツやピーナッツを混ぜた特製タレに漬けて頂きます。最初の2品がカオニアオと食べるのに対し、ムーサテはパンとセット。トーストされた小さい四角いパン、それから、胡瓜や赤唐辛子、赤たまねぎなどが入った酢の物も一緒に頂きます。ムーサテをパクリ、その串を使って酢の物、そのあとにトースト、という順番で食べます。ムーサテは、レストランでも食べれる一品。イスラム系のお店ではガイ(鶏肉)サテもあります。写真のようなセットで70バーツ位です。

いかがでしたか?気軽に立ったままどこでも食べれるタイの串料理。もち米やパンと食べれば軽食、ビールと合わせれば立派なおつまみにもなりますよ。

 

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