Scoozi

バンコク、特にスクンビットエリア内にはおいしいピザ屋さんがたくさんあります。ソイ39にある老舗イタリアンのL'Opera、ソイ31にはイタリアの食堂みたいな雰囲気のBella Napoli Pizzeria、ソイ11のLimon Chelloも人気ですね。

すごいピザ.pngがしかし、私が住んでいるようなバンコク郊外でピザを食べたいわ、となると最近まではデリバリーピザオンリーでございました。生地が分厚い上に、縁の部分に更にチーズとソーセージ が入っていたりして、三十路も半ばに差し掛かり、すっかりこってり系に弱くなっている私は一切れ食べるのがやっと。

たまには薄焼き、できれば釜で焼いたピザが食べたいと思っとりました。

ピザ粉.jpgじゃあ作ってみるかと、タイママが買ってきたピザ粉を使ってあれこれ試したこともあります。が、けっこう高くつく。というのも、タイではチーズの価格が高い。ほとんどが輸入もので、ピザ用モッツラレラチーズとか、生地に載せるハムやソーセージも、添加物が少なさそうなショーケースに入ったものを買うとなると、かなりいいお値段がします。

お店で食べたほうが安上がりなくせに、自宅のオーブンやトースターで焼くわけですから、焼き加減もなんとなくいまひとつだし、大きさもピザにしては小さくなってしまう。

それでも生ハムやサーモン、きのこ類などなどあらゆる具を使ってピザ粉を使い切りましたが、我が家ではピザと言えば「イタリアンピザ」ではなく「ジャパニーズピザ」、お好み焼きの方が圧倒的に人気でございます。

そんな「おいしいピザを食べたいけど、スクンビットまで出るのは面倒だし、作るのもちょっと・・・」という長年の願いに答えてくれたのが、Scoozi(スクージ)というピザレストランです。

スクージのロゴ.jpg2000年に設立された、スリウォン通りにある築100年という一軒家を改造した店舗が一店舗目で、今ではバンコクの郊外を中心に20店舗近い支店があります。

ヤーにーさん.jpgもともとは、タイ人の女性司会者ヤーニーさんと、イタリア人の旦那さんがスタートさせたこのお店ですが、その後どたばたがあって権利を手放したそうで、それ以降支店がぐんぐん増えているような感じがします。

支店の増える場所がいい感じの郊外ばかりで、都心からちょっと離れてはいるけども、真裏に超高級住宅街があるショッピングモールの1階にあったりするんですね。我が家は普通の住宅街ですけど、それでも車で5分くらいのモールに支店があって、たまに行くと、どこから出てきたのか西洋人家族がいたりします。以前一度子供と二人でランチに行ったときは、隣の席から日本語が聞こえてきまして、思わず「あのー、すいませーん」と近くの日系会社のスタッフという男性4人の席に無理やり混ぜてもらったこともあります。

Scooziとは英語の「Sorry」の意味だそうで、そういえばイタリアで店員さんを呼ぶときの「スクージー(すいませーん)」と音が一緒ですね。

Bera.jpgイタリアンレストランとして、サラダ、スープ、前菜、パスタにメイン、デザートも充実していますが、ここの売りは何と言ってもピザ。全店にピザを焼く専用釜があり、ピザ生地を捏ねて、具を載せて釜に入れるところから、完成するまでガラス越しに見ることができます。

なんでも、タイで初の「Vera Pizza Napoletana Association(真のナポリピッツァ協会)」に2009年に認定されたそうで、ここのピザはナポリのお墨付きというわけなんです。

お店の入り口にこのピザ釜を設置しているところが多く、ある意味宣伝。土日なんか、子供が口あけて見てますから。ピザ職人のお兄さんも、ピザ生地をこれ見よがしにぶんぶん投げ回してたりします。

ところで、タイ人が好む外国の食事と言えば圧倒的に「日本料理」。ですから、日本料理だったら、日系チェーン店であろうとタイ系だろうと、郊外でだって食べることが可能です。一方イタリアンはどうなのかというと、日本料理には叶わない、どちらかというとあまり人気がない料理のような気がします。

日本でのOL時代、週に3回はイタリアンだった私からすると、タイに来た当初、ランチなどで気軽にパスタやピザを食べないのは不思議でした。義理の姉もそうですが、チーズが苦手という人がけっこういたり、タイ人の舌と胃袋にイタリア料理というのは日本料理ほどしっくりこないのでしょうね。

アンチョビ.jpg昔、旦那の誕生日にアンチョビ入りのパスタを作ったことがありますが、タイママは食べれなかった。プラーケム(タイの塩漬け魚)と同じじゃん、というわけにはいかないようで、ちょっと固めのパスタに、塩辛い魚がからまり、オリーブオイルで炒めたそのパスタは、衝撃的だったらしい。初めてソムタムを食べた外国人のような反応でしたからね。

話がそれましたが、とにかく一般的なタイ人にとってはイタリア料理といのはあまり身近ではないのが現実。ただ、ピザとなると話は別のようで、デリバリーピザは人気。ピザを運ぶスクーターをよく見かけますし、家のポストにもしょっちゅう新メニューやプロモーションのちらしが入っています。

Pizza.jpgそんなタイのピザ事情に殴り込みをかけたのがScoozi。価格はデリバリーより少し高いけれど、石釜で作った焼きたてホヤホヤのピザに舌鼓を打つタイ人も増えているのではないでしょうか。ちょっとおしゃれなモールに入っている店が多いですから、夜はテラス席でワインと一緒に、というのもあり。もちろんわいわい家族連れでも楽しいし、タイスキのMKには負けるけど、我が家近くの支店にも少しずつお客さんが増えているように感じます。

Pizza2.jpg味はどうなのかというと、文句なしに「おいしい」。薄焼きで大きいのが良い、種類が豊富で迷ってもハーフ&ハーフができる。シンプルなマルガリータを左半分、もう半分にカルボナーラとかね。好きな具を頼んでいくオリジナルも頼めるし。オレガノやチリパウダーがありますが、そのままで十分おいしいピザです。そうそう、デリバリーピザって必ずトマトケチャップをつけて食べるけど、ここではそんなことせずおいしくいただけますから。

パスタも、自分で麺の種類を選べます。野菜が多いのがいいところ。一番最近行ったときに頼んだ「アマトリチャーナ(ちょっとピリッとするトマトソース)」は、すごく辛かったけど。日本のタパスタパスのと全然違うじゃん、と思いましたけどタイ向けアマトリチャーナもそれはそれでなかなかよかったです。

また、メニューにはおすすめマークや子供向けマークが付いているので、母としては助かりますね。郊外で女子会(という言葉を使ってみたかった)をするときも、けっこうお世話になってます。それにしても、タイ人のスタッフが復唱するイタリア語のメニューがすごいタイ語チックでおもしろい。アマトリチャーナは語尾が上がる上に、アマトリーナに縮小されてたからね。

尚、全メニューHPから見ることができます。デリバリーもやってます。

http://www.scoozipizza.com/

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