Saint Etoile(サンエトワール)

サンエトワールのお店.jpg創業昭和23年の老舗パンメーカー「ヤマザキパン」がタイにもあるのをご存知ですか?タイでは「タイヤマザキ」として1986年に設立、現在タイ国内に工場を2つ構え、総店舗数は74店舗だそうです。バンコク市内、郊外、他県のデパートやショッピングモール、それからBTSの駅などでもはや定番となりつつあるパン屋さんですが、今日のテーマはそのヤマザキパンの中のブランド「Saint Etoile(サンエトワール)」です。

聖なる星という意味のサンエトワール、日本ではカフェスタイルのお店も多いですが、タイでは都心の少し高級なデパートの食品外に店舗があり、品揃えはヤマザキのショップよりも本物志向が強くなっています。

サンエトワール公式HPを見てみると、

サンエトワールのロゴ.jpg冷凍生地を活用し、食事用ブレッド、クロワッサン、パイ、フランスパンなどを店内で製造し、焼きたてを販売するフレッシュベーカリーです。サンエトワールのオリジナル製品も好評をいただいています。

とあり、つまりは「焼きたてパン」が買えるパン屋さんなんです。また、ロゴマークにもあるようにクロワッサンが定番メニューで、バターを練りこんだ生地をさくさくに仕上げたパンが豊富です。

ワンランク上のパン屋さんとしての位置づけなんでしょうが、我が家のあるバンコク郊外にはまだ店舗がない。そこで、都心に出掛けてはスクンビット39のフジスーパー2号店、エカマイPark LaneのMax Value、エンポリアム、パラゴンなどに寄ってこちらのパンを帰りに買うのが常です。

そこまでして私が食べたいパンは何かと言うと、クイニーアマン

クイニーアマン.JPG【解説】クイニーアマンとは、フランスのブルターニュ地方における伝統的な洋菓子の一種である。フィニステール県ドゥアルヌネの名物で、1865年に創出された。名称はブレイス語でで「バター(amann)の菓子(kouign)」という意味。作り手によって差はあるものの、一般的に外側は固めの食感で香ばしく、内側は甘味だけでなく塩気も感じられるものが多い。

作り方は強力粉と薄力粉を混ぜたものにドライイースト、砂糖(グラニュー糖)、塩、卵、牛乳、バターを加えてブリオッシュ風の生地を作り、冷蔵庫でしばらく寝かせる。薄く延ばした生地を折り込んでは冷蔵庫で休ませる工程を繰り返したのち、砂糖(グラニュー糖)とバターを敷いたアルミホイルなどの小さな型で発酵させ、オーブンで焼成する。     

※ウィキペディアより

クイニーアマン店内にて.JPGどうです、想像しただけで生唾もののこのパン。日本でもブームがあったしっとりして甘い、クロワッサンを潰したようなパン。スイーツ界のブームは次々に新しいものが出てきますから、いつの間にか記憶から消えてしまうもの。私自身、かつて日本でクイニーアマンを求めてパン屋巡りをしたことがあるくせに、タイのサンエトワールで再会するそのときまで、すっかり存在を忘れていました。

懐かしいなと買って、家に帰り一口目で「おおお!!!」。大げさに言わせてもらえば、衝撃の美味しさだった。しっとりしてるんだけど、バターたっぷりの生地がさくさくしていて、表面には粗目のお砂糖がまぶされている。一口噛むと、ジュワーと甘いバターが口の中に広がり、途中でやめることのできない美味しさに打ちのめされます。ケーキや甘いものを滅多に食べない私ですが、これだけは別格。

サンエトワールのクイニーアマンは22バーツ。いつどこのお店でも、トレーにどっさり乗っていることはないので、あったらあっただけ買ってきてしまう我が家ですが、是非是非お試しください。

サンエトワールのどら焼き.jpgそのほかにも、チョコレートリング(20バーツ)やシュークリーム(28バーツ)などもお勧めしていました。もちろん、甘い系ではないクロワッサン(20バーツから)も大振りでボリュームもあってよし、食パンの中にはデニッシュパン(1斤100バーツ)があったり、どら焼きや蒸パンなどの日本ならではのメニューもありますよ。

ちなみに、我が家のタイ人の皆様もここのパンが大好き。柔らかめで、ムーヨン、甘いマヨネーズたっぷりのタイのパンもいいですが、生地そのものに美味しさが込められたサンエトワールのパンは、タイ人の口にも合うようです。