かぼちゃの種

喉の痛みには.jpg昨晩は激しい雨が断続的に降ったバンコク郊外。朝学校に行くときに走る道のほとんどが水浸し。大通りの両脇に広がる小道は8割方冠水状態。幹線道路でも水はけが悪いところは洪水で大渋滞。今はお日様も出てカラッとしているものの、遠くの空には雨雲が見える。こういう天気は、風邪を引きやすいので要注意です。

先日子供が喉に炎症を起こすウイルスによる風邪を引き、大人もそのウイルスをもらって、パパママ揃って未だにイガイガしているのですが、意外なものが喉に良いことを知りました。

子供はすぐに病院に連れて行ったので飲み薬をもらって治しましたが、大人はこのウイルスが移っても薬を服用するほどひどくはならないとのこと。のど飴を舐めたり、冷たい飲み物や刺激物を避ける程度でよいそうですが、でもできることならとっとと治したい。

そんなときに、しゃべる仕事をしている友達が教えてくれたのが、

「かぼちゃの種が喉に効くよ」。

意外な感じがしませんか?

かぼちゃの種は栄養たっぷりより一部引用

かぼちゃの種.jpgどんな栄養が含まれているのかというとカルシウム等のミネラル、タンパク質、ビタミンB1・B2、鉄分、ナイアシンなどなど・・・実に盛り沢山ですね。たかが種、と馬鹿にできないほどの充実ぶりです。

まず、鉄分はめまいや貧血を防ぐ働きがあります。また、カルシウムは骨を、タンパク質は筋肉を形成する大事な栄養素です。カルシウムにはストレスを和らげる効果もありますね。ビタミンB1・B2は栄養や脂肪をエネルギーに変えるのをサポートする他、多くの欠乏症の予防に役立ちます。

このあたりは多くの方がご存知かもしれませんが、ナイアシンとその効能に関してはご存知ない方も多いのではないでしょうか。ナイアシンはビタミンの一種で、別名はビタミンB3。ナイアシンは、アルコールが分解されてできたアセトアルデヒドを分解するのに使われます。アルコールを分解するという事は、酔いをさますのに効果的という事ですね。

他にも、中性脂肪の低下、強壮作用、疲労回復、老化防止、眼精疲労、更年期障害、夏バテの予防と解消、そして泌尿器系疾患の改善などなど、様々な効能があるそうなのです。

また「喉に良い」というのは、食用油にも使われるかぼちゃの種に含まれる油分が、喉の炎症やざらつきを抑えてくれるからだそう。

日本にいる頃はそもそもかぼちゃそのものが苦手だったのですが、タイに来てから好きな野菜に変わりました。基本的に甘いものが嫌いなので、パンプキンスープやパンプキンプディングなどは一切食べれないのですが、タイではゲーンリアン(数種類の野菜を入れた辛い透明のスープ)など辛味と一緒に頂くので、かぼちゃの甘さがどうのというよりも、スープやカレーの旨み吸収体のような役割をしてくれるところが良いですね。

かぼちゃ種普通.JPGさて「かぼちゃの種」ですが、もちろん自分で種を取って天日に干して炒めてスナックにすることもできるそうですが、タイではコンビニやスーパーのおつまみ売り場で簡単に手に入ります。よく見かけるのが、Flower Food Brandのもの。1袋18バーツ前後で売られています。味は、塩をまぶしたものと蜂蜜コーティングのものと2種類ありますが、もともとこってりした味なのであっさり塩味の方がお勧めです。

かぼちゃの種ハニー.JPG今、「こってり」と書きましたが、かぼちゃの種は小さいのに栄養たっぷり、つまりはカロリーも高い。かぼちゃの種は実の部分よりも遥かに高いカロリーだそうで、その数値はなんと100グラムで574キロカロリーとのこと。とは言っても、一度に100グラムも食べられないのが普通。市販のものは大概25グラム入りですから、一袋約145キロカロリー。間食にもちょうどよい熱量ではないでしょうか。

さて、実際にかぼちゃの種を食べて喉の痛みが引いたかというと、「数時間後に効果あり」。種が小さくて噛み砕くと細かくなりますから、ピーナッツと同じように喉に引っかかったりすることもありますが、午前中に食べた日に夜カラオケに行ったらよく声が出る感じですね。痛みが引くというより、喉が潤ってイガイガが和らぎます。

風邪を引きやすいこの時期、喉の痛みを取り除くだけでなく、疲労回復に効くビタミンBや鉄分を摂取してくれるので、風邪の予防にも良いですね。