こぶみかん

Salon.jpg週に2度ほどシャンプー&ブローに行く住宅街の中にある行き着けの美容院に、「プラス10バーツでこぶみかん」という張り紙が出ていました。

「こぶみかんって、トムヤムクンでは葉を、レッドカレーでは香り付けに実を入れるけど、髪の毛にいいの?」

と思いながら、早速試してみることにしました。

3回洗いのシャンプーの後にこぶみかん登場。半分に切ったこぶみかんの断面から漂う柑橘系のすっぱい香りがしてきます。その表面を地肌に円を描くように擦り付けてマッサージが始まりました。

ヘッドスパ顔負けのマッサージにうっとりしつつも、洗い立ての髪にこぶみかんの果汁だけで地肌を揉んでいるので少々髪がきしむ感じがありました。しかし、その後トリートメントを投入すると、通常よりもなめらかにしっとりした感じがフワッと髪全体に広がり、美容師のお姉さんの指が踊るように私の頭皮と頭髪をマッサージ。

なんとも至福なひとときが終わり、ザーッと洗い流せば艶々髪のできあがり。

「へえ、こぶみかんって食べるだけじゃなくて、髪にもよかったのか」

そこで今回は、こぶみかんについて少し勉強してみたいと思います。

ウィキペディアによると

こぶみかんの実と葉.jpgコブミカン(瘤蜜柑、学名: Citrus hystrix)は英語ででカフィア・ライム(kaffir lime)とも呼ばれるインドネシア、マレーシア原産のライムの一種である。香りがよいため盗難アジアの料理でよく使われ、裏庭の灌木として広く栽培されている。

緑色の果実をつけ、枝には棘がある。他の多くのミカン属の植物同様に葉柄部分の左右に翼(よく)があるが、葉柄部分と葉身部分の大きさの差があまり無いため、葉全体が二段になっているように見える。この葉は強い芳香を持ち、煮込み料理用ハーブとして使われる。鉢植えにも向く。緑色の実はそのごつごつとした外観とおよそ4cmほどの小さなサイズが特徴である。

日本語名が端的に表していますが、果皮の表面に小さなぼこぼこがあるのが特徴。大きさはライムを少し大きくしたくらいです。

トムヤムクンに入っているバイマクルート.jpg葉の部分はトムヤムクンの他にも、細かく刻んでトートマンプラー(魚のすり身さつま揚げ)に入れたり、魚介類のタレにも使われます。葉自体にも柑橘系の味があって香ばしく、私はばりばり食べてしまいます。ただし、カレーに入っている実の部分は香り付けのみで、実際に食べることはしません。

タイの食卓に欠かせない食材のこぶみかんですが、実は髪にもおいしい!

美容院の張り紙には「頭髪の健康を促進し、髪をふさふさにする」という内容のキャッチコピーが書かれていましたが、具体的には、

フケを防ぐ、

頭皮を清潔に保つ、

美しい黒髪を作る

こぶみかんシャンプー.jpgそうで、こぶみかんを主成分としたシャンプーもあります。

こぶみかんの主な産地はタイの北部。チェンマイ産のこぶみかんシャンプーなどがあるほか、北部の女性は自宅でもこぶみかんマッサージをするそうです。そう言えば私が通う美容院のオーナーはチェンマイ出身者だった。

また、頭皮に限らず体全体の皮膚にも良いそうで、ハーブボールの中身にこぶみかんの果皮や葉を使うそうですよ。

タイではスーパーでも市場でも年中手に入る食材。自分でも簡単にできちゃうお手軽ヘッドマッサージ。頭皮を健康に保つ・・・男性にもお勧めです。