グリーンカレーの即席麺

mamaグリーンカレー即席麺.jpgタイ料理の中で最も有名で人気が高い料理のひとつ「グリーンカレー」。初めてのタイ料理で殆どの人が頼むメニューではないでしょうか。トムヤムクンやパッタイと並ぶ、タイ料理の代名詞的な「グリーンカレー」なだけに、この味を使ったお菓子(日本でばかうけ限定味)や加工食品(タイでツナ缶)などがありますが、このたびタイの即席麺メーカー「ママー」が「グリーンカレー」味のカップヌードルを発売し、話題を呼んでいます。

バンコク経済新聞より

タイの人気即席麺ブランド「ママー」シリーズの新商品で、スープがチキン・グリーンカレー味の「ゲーンキョウワーン・ガイ味」の販売が6月上旬、全国のセブン-イレブン、大手スーパーなどで始まった。

日本でも「タイカレー」として知られる「チキン・グリーンカレー」は、その名の通り緑色のカレー。ココナツミルクのまろやかな甘さと唐辛子の辛さ、パクチーなどの香りが特徴で、同商品でもスープでこの風味を再現する。

 パッケージは、55グラム入りの「袋麺」(5バーツ)と60グラム入りの「カップ麺」(12バーツ)の2種類を用意。「順調に売り上げを伸ばしている」(同社)。

 広報担当のウサニーさんは「グリーンカレーはタイで最も人気のあるカレーの一つで、麺との相性も良い。これまでにないユニークな商品に仕上がった。スパイシー、タイハーブの香りも豊かで好評を得ている」と話す。

ロティと合わせて.jpg外国人の間でも知名度の高いグリーンカレですが、タイ人にとってもよく食卓に上る家庭の味のひとつです。我が家でも2週間に1回は登場する定番メニュー。白飯で頂くこともあれば、日本の素麺に近いカノムジーンと合わせることもあります。また、レストランなどではロティという揚げクレープのようなものとセットだったりと、グリーンカレーはご飯ともともパンとも、そして麺とも相性が良いのですが、即席麺で出てくるとは。ありそうでなかった発想ですね。

カノムジーンと合わせて.jpgタイでは、カレーやスープなどの汁ものをまとめて「ゲーン」と呼びますが、このココナッツミルクが入った不透明で、少しもったりした形状のものが日本のカレーに近く、よく日本のタイ料理本やガイドブックには「イエロー」「レッド」そして「グリーン」の3つのカレーが代表的なものとして紹介されています。イエローやレッドよりも、グリーンがクローズアップされるのは、おそらくその「色」のせいだと思いますが、グリーンカレーの緑色は、青唐辛子とパクチーなどの香草から出てきたもので、見た目以上に味に辛さとインパクトを与えてくれます。

最近は鍋で温めるだけの簡単グリーンカレーもありますが、タイの家庭ではプリックゲーンと言うペースト状のカレーの素を使うのが一般的です。本格的なお家やレストランなどでは、このカレーの素から作るところもありますが、我が家でもこのペーストをスーパーなどで買ってきてココナッツミルクで伸ばして使います。

これがグリーンカレーペースト.jpgこのペースト、実は日本でも販売されているのですが、以前このブログで紹介したようなタイ食材専門店までいかなくてもあるのです。私が1人暮らし時代にお世話になっていたのが、無印良品のペースト。グリーンカレーのキットがあるのですが、カレーペーストとココナッツパウダーがセットとなっており、カレーの部分はばっちりできます。そこに好みの具や野菜を入れるだけなのですが、けっこう本格的な味のグリーンカレーができます。

もちろん本場から仕入れてきたグリーンカレーペーストも使っていましたが、カレーに飽きるとそのペーストを使って焼そばを作ったりしていました。ペーストですから、少量でも濃厚ですしかなり辛いのですが、最初の頃は容量がわからず炒めるそばから立ち上がる刺激臭に涙したものです。試行錯誤の上、ペーストそのものよりも余ったグリーンカレーで作るのところに行き着いたのですが、その数年後いざタイの家庭に嫁いでみれば、前日に食べ切れなかったグリーンカレーを、春雨でいためる「ゲーンホッ」という料理が実際にあるのを知り、それがまた大変な美味で感動したものです。

具にも緑のナスがごろごろ.jpgという流れからくると、今回ママーが発売した「グリーンカレー即席麺」に対する私の期待度は高い!即席系の卵麺との相性は、焼そばで実証済みですからね。

タイのファミレスブラックキャニオンのメニューにグリーンカレーのスパゲッティがありますし、またグリーンカレーのチャーハンなどもありますからあってもおかしくないグリーカレーの即席麺ですが、スープがどこまで濃厚か、近いうちに試してみたいと思います。