おいしいタイの最近のブログ記事

グリーンカレーの即席麺

mamaグリーンカレー即席麺.jpgタイ料理の中で最も有名で人気が高い料理のひとつ「グリーンカレー」。初めてのタイ料理で殆どの人が頼むメニューではないでしょうか。トムヤムクンやパッタイと並ぶ、タイ料理の代名詞的な「グリーンカレー」なだけに、この味を使ったお菓子(日本でばかうけ限定味)や加工食品(タイでツナ缶)などがありますが、このたびタイの即席麺メーカー「ママー」が「グリーンカレー」味のカップヌードルを発売し、話題を呼んでいます。

バンコク経済新聞より

タイの人気即席麺ブランド「ママー」シリーズの新商品で、スープがチキン・グリーンカレー味の「ゲーンキョウワーン・ガイ味」の販売が6月上旬、全国のセブン-イレブン、大手スーパーなどで始まった。

タイの調味料3

味ぽん.jpgタイの味を作る4つの味覚「塩味」「酸味」「辛味」「甘味」。これまで「塩味」(http://www.thaiworker.net/cat591/seasoning-thai-1.html)と「甘味」(http://www.thaiworker.net/cat591/seasoning-thai-2.html)について紹介しました。

今日は3つ目の味として「酸味」についてお話したいと思います。

日本の実家では健康至上主義な母の影響もあり、台所にはお酢系のものが多かった。料理用の普通のお酢、りんご酢、黒酢などの飲むお酢。そして、ポン酢は強制的に醤油の代わりとして使わされたものです。

タイの調味料2

かつてはお砂糖抜きだった.jpgタイの料理は「塩味」「酸味」「辛味」「甘味」の4つの味が同居するのが基本。日本のように料理の基本さしすせそは無し、入れる量に少々という言葉は無く、味を見ながら4つの味のどれかが足りないと思い切って加えていく「足し算」のタイ料理。

タイの家庭に嫁いで、義母に料理を教わっていると、そんなに豪快に調味料を入れていって体に悪くないのかと最初の頃は不安でした。日本では塩分も糖分も控えめが主流ですから、その両方を存分に使うタイの料理には本当にびっくりしたものです。しかしそんな食生活を長年送っていても超健康体。健康診断は毎年異常無し、各種数値も正常、体重もタイに来た頃より痩せたほど。

Greyhound Cafe

J avenue1階右奥がGreyhound Cafe.jpg私がタイに来て結婚するまで住んでいた場所はトンローでした。日本人街の別名を持つスクンビットのソイ55「トンロー通り」にはおしゃれなカフェやレストランが多く、また今ではあちこちの街にある半屋外型のショッピングモールの走り「Jアヴェニュー」があることから、今も当時もバンコク随一のおしゃれエリアとして人気の街です。

独身時代休日になると、とりあえずお散歩がてらトンローソイ15に向かったものですが、その名残で未だにトンローに行くとどうしても吸い込まれてしまうJアヴェニュー、つい先日も夕方に時間が空き1人お茶。そんなときに入る私の定番「Greyhound cafe」を今日は紹介したいと思います。

タイの調味料 1

タイラーメンではこの4種.jpgひとつの料理に、辛味、酸味、甘味、塩味が同居するタイ料理。屋台のラーメン屋さんひとつ見ても、唐辛子、お酢、砂糖そしてナンプラーとしっかり4種類揃っています。このほかにもたくさんの調味料が濃厚なタイの味を作り上げていますが、その代表的なものを何回かに分けて紹介していきたいと思います。

まずはしょっぱさを出す「塩味」から。日本はなんと言っても「塩」と「醤油」、どちらも食卓に並ぶ調味料の代表格ですよね。それに対抗すべくは「ナンプラー」と「マギーソース」。さてどんな味がするのでしょうか。

36 Degree!.PNG携帯の温度計を見るたびに仰け反りますが、連日35度超え夜も30度を下らない暑季まっさかりのバンコク。日中はどうしても冷房つけっ放しにしてしまいがち、電力消費量もうなぎのぼりで、都心の外気の温度はさらに上がるという悪循環。

Newsclipウェブ版より

タイ発電公社(EGAT)によると、23日の最大電力は2万4464メガワットで、過去2年で最大となった。気温が上昇する4月には2万5000メガワットに達すると予想されている。』

暑さを凌ぐのは、冷房だけではない。今日は義母が教えてくれたこの時期に頂くお料理を紹介したいと思います。

フードコート

小さい店が立ち並ぶフードコート.jpgタイの観光ガイドブック「食べる」のページには、有名レストランに混じってフードコートが紹介されていることがよくあります。屋台ほど冒険はないけれど、一流の店ほどきばらない、しかしながらタイの人気メニューを網羅できるフードコートは、観光客、特にかつての私のように個人旅行者にはもってこいのお食事処です。

食券を購入して好きなものを頼むスタイルは、日本では学食や社員食堂がありますが、タイのフードコートは誰もが入れるオープンな空間で、メニューも様々、有名店が入っていたりとなかなか面白い。そこで今回はフードコートについて書いてみようと思います。

タイでコーヒー

ドトール派.jpg日本で働いていた頃、とにかくまっすぐ会社に行けませんでした。毎朝満員の電車と地下鉄を乗り継ぎ、無事地上に出た時点でへろへろの私が向かうのは「ドトール」「エクセルシオール」「タリーズ」「スタバ」などのカフェ。ここで一息付いてから、会社に向かうのが習慣でした。

仕事帰りに同僚とお茶、休みの日に読書がてら、チェーン系のカフェにどれくらい足を運んだことか。中でも私がひいきにしていたのが「ドトール」。ここは、カフェより喫茶店色が強く、コーヒーの値段はスタバの半分くらいですが味は確か、ちょっと小腹が空けばベーグルサンドがあったり、仕事場や自宅近所のお店には相当通い詰めました。今も、一時帰国すると子連れでも駅前のドトールに立ち寄る癖が抜けていません。

タイでサンドイッチ

実に恋しかった.jpgタイに来た頃、最も恋しかった日本の食べ物は、肉じゃがでもきんぴらごぼうでもありませんでした。それは日本のサンドイッチ。それも、コンビニで売っているマヨネーズたっぷり、はみ出さんばかりの具が詰まった三角の大きなサンドイッチ。

タイはお米の国ですから、パンはタイ語で「カノムパン(パン菓子)」とお菓子が冠に付くくらいで、まだまだ主食のひとつとしては認められていません。とはいっても、日本でOL時代、時間が無いときはコンビニランチだった私は、あの日本のサンドイッチが何より恋しかった。

日本で買えるタイの食材

前回の一時帰国、タイ土産に「グリーンカレー」や「ゲーンカーガイ」がパックに入ったものをいくつか持っていったのですが、輸入食料品を扱うカルディにまったく同じものが売っていました。実家近所のファミリーマートに入れば、無印良品のレンジでチンするだけのタイ米パックがあったり、西友に行けば普通にパクチーもココナッツミルクも棚に並んでいるじゃないですか。

この状況、10年前から比べると大進歩です。タイ料理レストランは当時もたくさんありましたが、自分で作りたい場合はタイ専門スーパーに行ったり、またタイ旅行のときにどっさりとペーストや調味料の類を買い溜めする必要がありました。

8番らーめん

子供の日でした.jpg昨年の10月、全国の学校が中間休みの真っ最中にバンコクを襲った洪水、このおかげで臨時休校が続き、学校が再開した11月から3月までは、毎週土曜日が振り替え登校となっています。これまで週休2日だったのが1日となり、子供たちはもちろん、親や先生も多少疲れてきたところに、先週末は嬉しい3連休でした。日曜日をはさんで土曜が子供の日、月曜は先生の日。子供の日は、遊園地や動物園など全国のあらゆる施設が入場料無料、デパートなどでも子供向けの催し物が目白押しでしたが、それに伴う交通渋滞をニュースで見てしまった我が家は、一日ずらした日曜日に子供とショッピングモールに出かけてきました。

子供のお目当ては巨大遊技場、トランポリンや滑り台やトンネルなどのアスレチックなジャングルジムがあるワンダーランドです。ここで目一杯遊んだ後は子供の好きなものを食べようとレストラン街に下りたのですが・・・

期間限定バーガー

日本のモスに行きたいな.jpg年に1~2回の里帰りでは、あちらこちらで日本の美味しいをいただくのが楽しみの一つでもありますが、まず子供が行こうというのが「モスバーガー」。実家の近くの店舗は、並木通りに面したガラス張り、子供用のおもちゃや塗り絵セットや絵本が用意してあったり、ソファー席があったり居心地が良い。また、産地直送のオーガニック野菜を使っていたり、黒板に書かれたお勧めメニューやら、期間限定のスープなど、大人も子供も幸せになれるハンバーガーの店です。

タイでも都心で母子昼ごはんというときは、9割方モスバーガー。そんな私たちにも嬉しい「限定バーガー発売」のニュースを今日は紹介したいと思います。

Weii Heii パン屋さん

タイでは滅多に食べれない.jpg日本にいた頃、ちょっと表面が焦げたカリカリトーストにバターを塗ったものが朝食の定番メニューでした。これと同じものをタイで食べようとすると、まずカフェやパン屋台など外では見つからない。タイのトーストは柔らかくて焦げ目なし。バターの上に、練乳と砂糖をまぶして甘くしたものがほとんど。じゃ、家で自分でやろうとすると、茶色くなった表面を見て「そんな焦げたものを食べたら病気になる」と一番美味しい部分を削らされる。

そうなんです、タイと日本とでは「パンの美味しさ概念」がまるで違うのです。しかし、タイに長くいると柔らかくてふにゃふにゃ、クリームやマヨネーズ、砂糖を大量に使った具入りパンにも慣れてきました、というかすっかり虜にになった私が一押しする「これぞタイ的パン」を紹介したいと思います。

パリパリおやつ

いいおやつを食べさせたい.jpg10月に入りタイの学校は一斉に秋休みとなりました。朝夕の道路の混雑は軽くなるけれど、デパートや電車地下鉄が日中から若者で溢れる、そんな季節です。10月の下旬まで続く秋休み、今日からランチもおやつもお家。育ち盛りのお年頃なので、スナック菓子や甘いだけのお菓子は最小限にしている我が子。母親としてはやはり美味しくて、健康的なおやつを食べてもらいたいもの。

そこで今日は、子供に安心して食べさせられるタイを代表する「2大パリパリおやつ」を紹介したいと思います。

ギンジェー(菜食週間)中

ギンジェー2011.jpg今年もやってきました、1年に1度のたった10日間だけのベジタリアンウィーク。今年は洪水被害が大きいこともあり、テレビや新聞を見ていてもあまり「ギンジェー(菜食)週間」のニュースが取り上げられておらず、さっき朝食を頂くまで無自覚でした。

そのメニューとは、パットセンミージェー。細めんを炒めた焼きそばのようなものなのですが、具が野菜ときのこオンリー。副菜はお豆腐と野菜の炒め物。しっかり油を使って料理しているので、食べ応えがあり、義母に「ギンジェー(菜食)料理にしたのよ」と言われるまで気づきませんでした。

かぼちゃの種

喉の痛みには.jpg昨晩は激しい雨が断続的に降ったバンコク郊外。朝学校に行くときに走る道のほとんどが水浸し。大通りの両脇に広がる小道は8割方冠水状態。幹線道路でも水はけが悪いところは洪水で大渋滞。今はお日様も出てカラッとしているものの、遠くの空には雨雲が見える。こういう天気は、風邪を引きやすいので要注意です。

先日子供が喉に炎症を起こすウイルスによる風邪を引き、大人もそのウイルスをもらって、パパママ揃って未だにイガイガしているのですが、意外なものが喉に良いことを知りました。

お好み焼き

Japanese Pizza.jpg我が家の食卓は、基本的にはタイママによるタイ料理がメインですが、時々私と旦那共作による日本の料理が並ぶことがあります。メニューは、とんかつ、オムライス、カレーライス、豚汁、スパゲッティナポリタン、など洋食屋さんにありそうなものがメインですが、中でもリクエスト頻度が高い、子供から80代のひいおばあちゃんまで大好きなのが「お好み焼き」です。

タイ語では「ピッザーイープイン(日本のピザ)」と呼ばれていて、寿司、ラーメンまでいかないものの、FUJIや弥生などの和食のチェーン店にもある人気メニューです。

こぶみかん

Salon.jpg週に2度ほどシャンプー&ブローに行く住宅街の中にある行き着けの美容院に、「プラス10バーツでこぶみかん」という張り紙が出ていました。

「こぶみかんって、トムヤムクンでは葉を、レッドカレーでは香り付けに実を入れるけど、髪の毛にいいの?」

と思いながら、早速試してみることにしました。

3回洗いのシャンプーの後にこぶみかん登場。半分に切ったこぶみかんの断面から漂う柑橘系のすっぱい香りがしてきます。その表面を地肌に円を描くように擦り付けてマッサージが始まりました。

どこの料理がおいしいか.jpg世界3大スープには入選してても、世界3大料理には入っていない「タイ料理」ですが、このたびCNN 'GOというアジア向け観光サイトで、タイのとある料理が世界で最も美味しい料理の1位を獲得しました。

この料理、タイ料理と言えばですぐに出てくる一品では決してありません。マイナーではないけれど、タイ料理の代表格としての認識はない。けれど一度食べたら忘れられない、こってり系なのでしょっちゅうは食べれないけれど、ふいに食べたくなる味。

さて、その料理とは・・・?

サンエトワールのお店.jpg創業昭和23年の老舗パンメーカー「ヤマザキパン」がタイにもあるのをご存知ですか?タイでは「タイヤマザキ」として1986年に設立、現在タイ国内に工場を2つ構え、総店舗数は74店舗だそうです。バンコク市内、郊外、他県のデパートやショッピングモール、それからBTSの駅などでもはや定番となりつつあるパン屋さんですが、今日のテーマはそのヤマザキパンの中のブランド「Saint Etoile(サンエトワール)」です。

聖なる星という意味のサンエトワール、日本ではカフェスタイルのお店も多いですが、タイでは都心の少し高級なデパートの食品外に店舗があり、品揃えはヤマザキのショップよりも本物志向が強くなっています。

マンゴスチン

今が旬のマンゴスチン.jpgここ最近政治関連の内容が続きましたので、今日は今が旬のフルーツ「マンゴスチン」のお話をしたいと思います。

この時期商店街や市場の果物屋や露店では、マンゴスチンが大量に売られています。値段はだいたい1キロ18バーツ前後。タイのフルーツは、個数売りではなく量り売りが基本。山積みにされたマンゴスチンの山から、好きなものをビニールに積めて買います。

「果物の女王」と呼ばれる、日本では珍しいフルーツ「マンゴスチン」ってどんな果物?

ビールに氷

氷で割って飲むの?.jpgタイに来て驚いたことはたくさんありますが、「ビールに氷」もそのひとつ。ビールってちびちび飲むものじゃなくて、小さいグラスでぐいっと飲み干す飲み物じゃないの?と。

ビールに限らず、タイで冷たい飲み物をオーダーするとグラス一杯に氷が入ってくる。日本の喫茶店でアイスコーヒーを頼むと、大きめの氷が2~3個程度なのに対し、こちらはクラッシュアイスがグラスにぎっしり。ただし、コーヒーを濃い目に淹れているので味は薄まらない。

同じ原理で、タイのビールは濃い目にできていて氷を入れたらちょうどいいのかと思いきや、そうでもない。確かにシンハービールなんかは強いから薄めて飲んでもいいんでしょうが、やっぱりビールは喉越しが命。泡が消えて風味が薄まったビールじゃねえ。

ユニクロの白いお店.jpg昨年末にユニクロタイ進出のニュースが入ってきてから約半年。9月にセントラルワールドにオープンと発表され、もうすぐだなあなんて思っていたら、なんと3ヶ月連続で3箇所に出店するそうです。

ユニクロタイ上陸これまでの経緯はこちら→

http://www.thaiworker.net/cat590/uniqlo-coming.html

http://www.thaiworker.net/cat590/uniqlo-coming-2.html

私を含め、タイにいる日本人もかなり期待しているのではないでしょうか。急な冬場の一時帰国、もう成田のユニクロで冬服を買わなくてもこちらで準備していける。今年の寒季にはフリースを着たタイ人を見かけたりして。

即席ヤムウンセン

トーフートート.jpg土曜の午後、ちょっと小腹が減りました。本格的にご飯は食べたくないけど何かつまみたい、タイにはそんなニーズに応える食べ物が実に豊富です。

もともと、1回の食事の量が少ないタイ。ラーメンなんか日本の半分だし、ご飯ものは女性でもお代わりがいけそうなくらいの盛り。じゃあ、タイ人は小食なのかというそうじゃない。「少ない量を回数を分けて食べる」、これがタイ人の食べ方です。

なので、間食と食事の中間くらいに位置する食べ物が実に豊富。たとえば、ルークチン(肉だんご)、トーフートート(揚げ豆腐)、トートマンプラー(魚のすり身揚げ)、グイチャーイ(にら饅頭)などなど。市場やフードコートに行くと、片手でつまめるおやつが必ず売られています。

タイ人とタレ

辛いだけじゃありません.jpgタイ人が好きな味と言えば、「辛いに限る」と思っている人は多いのではないでしょうか。答えはNO。辛いのが苦手なタイ人だっていますし、辛いだけじゃだめだという人も多い。

タイ人が好きな味、それはタイ語で「ケムコン」。日本語に訳すと、しっかりした濃厚な味付けのこと。決して味が濃いという意味ではなく、甘味、酸味、塩味、辛味の4つが上手に混ざり合い、舌にはっきりした印象を残す、そんな味がタイ人に好まれます。

一方薄味を美とする和食の良さは、一般のタイの人にはわかりづらい。素材の味を最大限に生かした料理は、タイ人の舌にかかると「ジュート(味気ない、物足りない)」になってしまいます。以前テレビの紀行番組で、あっさり出汁だけで作った野菜の煮物を食べた司会者が一言「ジュート」と言ったのには笑ってしまいました。

タイの豆乳

豆乳1.jpgタイではスーパーの牛乳売り場に行くと、高い棚6面分くらいをパック入り牛乳がびっしり占めています。牛乳は乳児用、子供用、大人用、妊婦用などなど、いくつものメーカーがいくつものフレーバーで展開。その近くの飲むヨーグルトコーナーも種類が豊富。

そして、その奥に牛乳と同じ位の面積を確保しているのが、今日のお題「豆乳」でございます。

嫌いな食べ物も聞かれたら、一番に答えるのが豆乳の私。小さい頃、母がお豆腐屋さんから買ってくる豆乳を1本飲み切らないと、大好きなテレビ番組を見せてもらえなかった。鼻をつまんで一気飲みするもんだから、必ずゲップが出る。豆乳も臭いが、ゲップもすごい匂いがして(汚くてすみません)、せっかくセサミーストリートのスタートに間に合っても、楽しめなかった。

自然に痩せる食材 2

体重管理できるかな.jpgひとつ前のブログで、自然に痩せる食材として「ナームサムローン」を紹介しました。

http://www.thaiworker.net/cat591/naam-samrong.html

第2回目の今日は「マンゲーオ」という食材を紹介します。学術的にはマメ科に分類されていますが、豆というより果物に近い。

1袋10バーツのカットフルーツ屋台でも売られていますし、タイの人気おやつの材料にもなったりする。そんなマンゲーオについて勉強してみたいと思います。

自然に痩せる食材 1

少ないよね、タイの麺.jpgタイにやって来た頃、2ヶ月で体重が3キロ増えました。当時は現地採用のOL。ランチは会社から徒歩圏内の屋台で麺類かご飯もの。グイッティアオ(米麺)や、バミーギアオ(ワンタン付き卵麺)、ご飯はカオマンガイ(チキンライス)、カオカームー(豚足ご飯)や、その日のおかず2種類と白飯。

カームー.jpg内容だけ聞くとボリュームがありそうなものですが、量が少ない。特に麺なんか5すすりもしたら無くなっちゃうくらいの少なさ。同僚の若い男子に便乗して、お代わりをしたこともありますからね。

夜は予定が無いときは、昼に行く食堂やスーパーでおかずを買い、家でご飯を炊いて食べていました。アパートにキッチンはあることはあったんですが、日本のように都市ガスが無いので料理をしたいんだったらガスコンロか電気コンロ。どちらも面倒で、たまに炊飯ジャーを使って炊き込みご飯を作ったくらいで、当時の私はほとんど自炊とは無縁でございました。

Double Drink

パッケージがどうも.jpgちょっと喉が渇いて、コンビニや売店で飲み物を買うとき、タイの甘い緑茶(はちみつレモン味)や、フルーツジュース、ピーチティーなどを好んでおります。初めて、ペットボトルに入った甘い緑茶を飲んだときは、そりゃあびっくりしました。本来は苦味が効いているはずの飲み物なのに甘いんですから。よく旅行に来た日本人にも話題にされ、どちらかというと不評なタイの緑茶ですが、こちらに長く住んでいるとおいしく感じるようになる。この暑い気候では、糖分の補給が大事。ですから、ちょっと甘いくらいの緑茶に氷を入れて飲むと実に爽快なんです。

ですが、最近すっかりとある新しい飲料にはまっております。タイっぽくて、甘さ控えめで、どうも健康への配慮もされた飲み物らしい。

タップティムクロープ

ルビー.jpg夕方の子供向けテレビ番組で、子供達が簡単なおやつを作る回がありました。じーっと見ていたわが子、「これと同じの作りたーい」。

日中は暑くて外で遊べないこの時期、夏休み中の特別学級でお昼には家に帰ってくるこの時期、母さん一肌脱ぎましょう、ということでタイママ指導のもとタイのおやつ「タップティムクロープ」を作ってみました。

zakuro.jpgタップティムとは、日本語でザクロ、そして宝石のルビーの意味があります。クロープとはパリパリ歯ごたえのある、という意味の形容詞。

赤いキラキラした粒々がサクサクしている、という名前のこのおやつですが、日本でも手に入るとある意外な食材を使って作ります。

タイの串料理

串料理.jpg初めてタイに来た時びっくりしたのが、街中至る所で人が食事をしていること。道路脇には屋台が立ち並び、行き交う車から吐き出される排気ガスも、通りすがりの人の視線ももろともせずひたすら箸やスプーンを動かす人たち。デパートの靴売り場で、靴のサイズを探してもらおうと店員を探すも見当たらないと思ったら、レジ台の下でしゃがんでご飯食べてたり、レストランでも食堂でもない場所でもぐもぐしている人が多いなあ、と驚いたものです。

あれからだいぶ年月が経って、気づけば私もちょっと給油しがてらガソリンスタンドで立ち食いしたりしてますからね。それくらい、タイには気軽に食べられる軽食が多い。ちょっと小腹が減ったときに、お皿に乗せなくても片手で食べられる、それが今日のテーマ串料理です。

ホワイトデー

観光客.jpg先週末、バンコク都心に続けざまに出かける用事があったのですが、日本人観光客の多いこと。スクンビット駅から乗った地下鉄MRTでは、一瞬日本なのかと思うくらいに、団体客が多かった。いずれも男性ばかりのグループで、皆さんシーロム駅で降りて行かれました。

「昨日は中華だったから、今日はタイスキ行ってみる?」

「で、その後はもちろんタニヤっすよね」

「そりゃ、そうだろ。」

とか話ながら、日本より確実に揺れるタイの地下鉄で膝がくがくさせてるおじ様たちもいましたし、ずっと笑顔な若者グループも多かった。そうか、卒業旅行シーズンでもあるんですね、いま。

タイのお酒 2

ビール.jpg少し前にタイのお酒、ウィスキーについて書きました。

http://www.thaiworker.net/cat591/alcohol-thai-1.html

日本人だったらまずはビール、といきたいところですが、タイ人にとってウィスキーはビールよりもポピュラー。ですが、ホテルやレストランで見かける日本の皆様は、大抵ビールを飲んでらっしゃいます。常夏の国タイで飲むビールは、やっぱりうまい。「今日もこの一杯のためにがんばってきた」的な駐在員のお父さんたちも、タイで飲むビールは格別においしいのでは。

そこで今回は、タイで飲むビールについて紹介してみたいと思います。

タイのお酒 1

禁酒デー.jpg明日2月18日はマカブチャー節のため、タイ全土で祝日となります。

(マカブチャー節とはコチラ→http://www.thaiworker.net/cat593/makha-bucha.html

仏教の祝日は終日アルコールの摂取ができませんから、お酒の販売が禁止。お酒をメインにしているパブやバーはクローズとなるところも多く、そうなると3連休前だし今夜しっかりお酒を売る、飲む人が多くなることが予想されます。

そこで今日は、タイのお酒について考察してみたいと思います。

タイで肉まん

飲茶.jpg週末や祝日の昼間、「サラパーオ(肉まん)、サラパーオ」とスピーカーから独自の歌を流しながら、飲茶を売りに来る屋台トラックがいます。日本の冬の風物詩である「石焼き芋」とか「磯辺餅」なんかとちょっと風情が似ている。

我が家も時々買っていますが、海老シュウマイ、中華ちまきなど色々な点心が揃っているにも関わらず、肉まんを買っていく人が多いこと。タイ、特に中華系の家庭では週末のブランチに飲茶を頂くことが多く、ホテルの飲茶ビュッフェで豪華に食べたり、街の食堂に行ったり、我が家みたいに自宅で手軽に食べる場合もあり。

吉野家がタイにやってくる

とろける.jpg日本にいた頃、よく牛肉を食べていました。アスパラやピーマン、レタスなどちょっとしゃきしゃき系の青い野菜と炒めたり、シチューやカレーの具に大きな塊を使ったり。豚肉よりも低カロリーで、鶏肉より旨みが多いことから、日本の実家で肉と言えば牛肉、というくらいよく食べてました。

また、外で食べる牛肉は高級料理。小さい頃、お父さんが「今日はビフテキ食べに行くぞ」とか言ってたなあ。知ってます?ビフテキとはビーフステーキの略。今も通じるのだろうか。しゃぶしゃぶ、すき焼きも牛肉。焼肉も牛肉がメイン。ああ、西麻布の遊玄亭が私を呼んでいる・・・

タイのグリコ

Larb.jpg日本へのタイ土産で人気なお菓子といえば、「プリッツ・ラープ味」ではないでしょうか。ラープとは、ひき肉とハーブを和えたタイ東北地方の辛いサラダ。日本でもご当地ものの限定味プリッツがいくつかあるそうですが、ピリ辛のラープ味はタイならではの味、タイでしか買えないということで、お土産の定番となっているようです。片側が日本語表記というのもいいしね。

タイのお菓子市場において、グリコは絶大な人気を誇ります。スーパー、コンビニはもちろん、住宅街の小さなお菓子屋さんでも必ず取り扱いがあります。そんなグリコから、新製品が発売されるというニュースがありました。

omelet1.jpg今日は、子供も大好きなタイの定番料理を紹介しましょう。カイジアオ、訳してタイ風オムレツ。ジアオ(เจียว)とは「油で揚げる」の意味。トート(ทอด)も「揚げる」の意味ですが、ジアオは油でジャーッと音がするぐらいに豪快に揚げます。

卵を揚げるって、日本の料理の感覚ではイメージがわきませんよね。屋台、食堂、レストランどこでも食べることができるカイジアオですが、タイママが作るのを初めて見たときは驚いた。こんな卵料理があったかと・・・

TIPCOのジュース 2

我が家でフルーツジュースと言えばのTIPCO、前回は主に果物を使ったジュースを紹介しました。

http://www.thaiworker.net/cat591/tipco-1.html

今回は他の種類のジュースを紹介したいと思うのですが、その前に。

TIPCOには定価がないんですね。大型スーパーでまとめ買いすることが多いのですが、毎回微妙に値段が違う。グアバとパイナップルは他のものより安く、その他はだいたい60バーツ前後。なんですが、時々1つ買ったらもう1つ付いてくるキャンペーンだったり、味を限定して40バーツ台まで下がっていたり。家族の間では「賞味期限が近いとか、箱の保存状態の良し悪し」が価格を決めるのではないかと話していますが、ほんとのところはどうなんでしょう。

TIPCOのジュース 1

ジュース.jpg日本にいた頃は、あまりフルーツジュースを飲む習慣はなかったのですが、フルーツ天国タイに来てから、ずいぶん飲むようになりました。

オレンジ、リンゴジュースなどは定番ですが、タイならではのグアバ、マンゴスチン、パパイヤなど実に選り取りみどり。我が家の冷蔵庫には常にいくつかの種類のフルーツジュースが入っていて、子供はもちろんおばあちゃんまで、ぐびぐび飲んでます。

タイのフルーツジュースは、いくつかのメーカーがありますが、今日は我が家で一番人気のTIPCOのジュースを紹介したいと思います。

 

低価格ホテルビュッフェ

breakfast.jpgタイに旅行で訪れていた頃、ホテルの朝食ビュッフェも楽しみのひとつでした。タイ料理、洋食、和食の様々な料理が食べ放題。最初の日は、ちょっと格好付けてスクランブルエッグとトースト、フルーツくらいに留めてみるものの、二日目以降はジョーク(タイ風とろとろおかゆ)と、クロワッサンと、中華風野菜炒めとか昼食並にがっつりと食べてました。

ホテルに滞在している場合は、朝食ビュッフェ代金は宿泊費に含まれていることがほとんどですが、そうでない場合のホテルビュッフェはけっこう高い。一流レストランの、サンデーブランチビュッフェなんか大人2000バーツとかしますからね。

そこで今回は、低価格で楽しめるホテルビュッフェを紹介したいと思います。

いろんな牛乳 3

milk.jpg以前、2回にわたってタイのいろんな牛乳の紹介をしました。

http://www.thaiworker.net/cat591/various-milk-1.html

http://www.thaiworker.net/cat591/various-milk-2.html

いずれも「飲む牛乳」にスポットを当てましたが、3回目の今回は「食べる牛乳」についてお話してみたいと思います。

Fitne

Fitne red.jpgタイに長い人はテレビCMや薬局、スーパーで、旅行で来た方もセブンイレブンなどでこのパッケージを見たことがある人も多いのではないでしょうか。Fitne(フィットネー)は、タイで最も有名なダイエットティーです。

タイに旅行で来ていた時代に、親戚友人に頼まれて中華街で緑の箱の「Sliming Tea」なるものを買ったことがあり、自分でも試しに飲んだら超強力な下剤で会社を休んだ経験があります。飲んだ翌日は外出できないくらいの、ものすごい効き目。大丈夫なのかと、パッケージを見たら賞味期限ぎりぎりだし。本当にえらい目に遭った・・・

 

Scoozi

バンコク、特にスクンビットエリア内にはおいしいピザ屋さんがたくさんあります。ソイ39にある老舗イタリアンのL'Opera、ソイ31にはイタリアの食堂みたいな雰囲気のBella Napoli Pizzeria、ソイ11のLimon Chelloも人気ですね。

すごいピザ.pngがしかし、私が住んでいるようなバンコク郊外でピザを食べたいわ、となると最近まではデリバリーピザオンリーでございました。生地が分厚い上に、縁の部分に更にチーズとソーセージ が入っていたりして、三十路も半ばに差し掛かり、すっかりこってり系に弱くなっている私は一切れ食べるのがやっと。

たまには薄焼き、できれば釜で焼いたピザが食べたいと思っとりました。

タイのパン 2

トースト.jpgタイで食べるパンは、日本となんか違うと思って書いた「タイのパン1」http://www.thaiworker.net/cat591/bread-thai-1.htmlですが、あくまでもお菓子であり、決して主食に躍り出ることはできないタイのパンに、もう少しスポットライトを当ててみることにしましょう。

OL時代、オフィス街のトースト屋台や、オフィスビルの1階にある小さなベーカリーで朝食を買ったことがありますが、タイのトーストと日本のトーストとの違いに驚いたものです。「食感」に大きな違いがあり、一言で言えば、「カリッとしていない」んですね。表面は多少サクサクしていますが、それは1ミリ程度しかなく、すぐに下層部のふひゃふにゃに歯が沈みこんで、「あれ?これトーストだったかしら?」と思う食感なんでございます。

 

タイのパン 1

パン.jpgタイ語でパンのことは「カノムパン」。カノムはお菓子の意味ですから、タイではパンは主食というよりもお菓子、おやつとして位置づけられています。

日本にいた頃は、朝食はトーストにマーガリンだった私ですが、タイの家庭に入ってからは朝食はお米。それでも、冷蔵庫にはパンは常備されていますし、スーパーやコンビニには必ずパンコーナーがあり、パン屋さんもたくさんある。パンの種類だって豊富だし、パンを使ったタイ料理メニューだってあります。

そこで今回は、タイで食べるパンとはどんなものか、「タイのパン」について考えてみたいと思います。

いろんな牛乳 2

牛乳を飲もう.jpg前回、タイの牛乳は「パック入りが多い」「フレーバーが豊富」、という日本の牛乳と異なる2点について書きました。そこで今回は、タイで売られている牛乳メーカーの種類について書いてみたいと思います。

スーパーに行くと、あらゆる種類の牛乳が並んでいますが、売れ筋だなあというのは素人目にもわかるくらい絞られてきます。売れている牛乳は、しょっちゅうプロモーションがかかっていて、2パック買うとお得になったり、試飲コーナーでキャンペンガールのお姉さんが配っていたり、棚がすかすかだったり。そこで、私の目から見た「タイで売れてる牛乳」を紹介してみたいと思います。

いろんな牛乳 1

Got milk.jpgタイに来る少し前にマレーシアにいたことがあったのですが、朝食用にと買った牛乳が甘いのにびっくりした経験があります。更に遡ることまだ小学生だった頃、家族で箱根に出かけたときに泊まったホテルで朝食に出てきた牛乳がやっぱり甘かった。普通の牛乳にお砂糖を入れてくれてたんですね。「まっずー」とコントみたいに吹き出したのを思い出します。

私は二十歳を過ぎる頃まで、食事の時の飲み物は水じゃなくて牛乳でした。たとえおかずが刺身だろうと鰻だろうと、With牛乳。

でもってその牛乳は、ふつうの牛乳じゃなきゃだめだった。

おいしい春雨料理

春雨.jpgタイに来て食べる機会が増えた食材のひとつが「春雨(タイ語でウンセン)」。春雨は緑豆から作られる透明の乾麺で、主にアジアの料理に使われる食材です。日本ではどうやって食べていたっけ?と思い出しても、鍋料理、きくらげや野菜と和えた中華風サラダとダイエット用にと麺を春雨に置き換えたカップ麺くらいしか思いつかない。そうそう、春雨=食べても太らないイメージが強かったですね。それから、鍋料理では最後に入れないと溶けちゃう具材でもあった。

ところが、タイに来て春雨を食べる、食べる、実によく食べるようになった。全然ダイエット食じゃないタイの春雨。確かに春雨自体のカロリーは低いけれど、油や旨みとの絡みがいいもんだから、炒めたり、揚げたり、和えたり。ということで、今日はおいしいタイの春雨料理を紹介しましょう。

4つのタイ料理 2

お皿.jpgマイルドな北部料理、辛い東北料理に続いて紹介するのは「南部料理」。

南部に行くほど、イスラム教徒が多く住んでおり、料理にもマレー系の影響が見られるのが特徴です。イスラム教においては、豚肉は不浄のもの、食べることが禁じられていますから、肉類では鶏肉、中部ではあまり食べない牛肉を使用、また海に囲まれた地域であることから、魚介類を使った料理が多いのも特徴です。

4つのタイ料理 1

バンコク、急に寒くなりました。一昨日の夕方降った雨の後から気温がぐんぐん下がり、久しぶりに冷房も扇風機もいらない夜となりました。昨日の夕飯は外食だったのですが、レストランが寒かったこと。「冷房効きすぎだよ」と表に出たら、外も同じくらい涼しかったですからね。とはいっても、気温は20度以上。日本で暮らしていたら、寒いと形容するに及ばない空気ですが、亜熱帯の国タイにいる身体には「寒かった」。

さんま.jpgタイには四季がありません。あるのは、乾季、暑季、雨季の3つ。平均気温が28,5度ですから、1年中夏みたいなもの。ですので、日本の食卓における「春のたけのこ」とか「秋の秋刀魚」に相当するものがなく、レストランにも「夏野菜のパスタ」とか「ふぐちり解禁」てな感じのメニューはありません。

果物に関しては、マンゴは暑季のものが一番おいしかったり、乾季はみかんが豊富だったりと、多少の「季節もの」はありますが、野菜や魚は年間を通しておいしくいただけます。

タイでは「食卓から季節を感じる」ということがあまりなく、タイで生活を始めた当初は、少しメリハリがないように感じました。その後、結婚してタイの家庭に入ってみたら、「タイ料理ってこんなに種類があるのか」とびっくりするほど、料理上手なタイママによるあらゆる味のタイ料理が出てきました。

タイの朝食

少し前のブログhttp://www.thaiworker.net/cat591/thai-rice-1.htmlで、タイ人にとってお米がいかに大事か、そしてタイのお米がいかにおいしいかお話しました。西欧の食文化が入ってきてはいるものの、一般のタイ人は朝昼晩お米という人がまだまだ多いように思います。

和朝食.jpg朝からお米食べるの?と、それまで朝食をパンかシリアルで済ましていた私は、タイ人旦那と結婚した当初は戸惑いました。でもでも、自分の朝食のルーツを辿っていくと、目に浮かぶのはいわゆる日本的な朝食。ご飯、お味噌汁にシャケ、だし巻き卵にサラダと、お膳の中にお皿がいくつも並ぶもの。私だってかつては「もりもり朝ごはん」を食べてたんじゃないか、と思い出しました。

夏休みの度に泊まりに行っていた新潟県の幼馴染の家では、これに山菜のお浸し、茹でたとうもろこし、納豆、のり、筑前煮などなど、更に豪華なラインナップを毎日食べさせてもらってたなあ。

 

タイ語で「パン」のことを「カノムパン」と言います。カノム=お菓子ですから、タイではパンはお菓子のカテゴリーに分類されます。日本では朝食はパンという家庭も多く、パンは主食の仲間入りを果たしていますが、タイではお菓子の域を出ていません。我が家のタイのおばあちゃんも、「あれ!今日はまだお米食べてなかった」と、朝食が麺或いはパンだったときはちょっと心配そう。それくらい、タイ人にとってお米は重要な食べ物なんです。

郊外にある我が家から少し車を走らせると、田園地帯が広がります。いつ見ても、一面緑が広がっているのですが、タイでは2期作は普通、多期作も多いそうで、1年中繰り返し繰り返しお米を作っています。タイのお米の生産量は世界6位、タイ国にとって農業はとても重要な産業というわけです。

おいしいタイ米1

屋台.jpgもうだいぶ前になりますが、初めてタイに来た最初の食事が「屋台」でした。タイ料理と言えばの「トムヤムクン」「ヤムウンセン」「パッブンファイデーン」など、日本のタイ料理屋で見たこと食べたことのあるメニューを頼みました。

本場のタイがどれだけ暑くて、本場のタイ料理がどれだけ辛いか知らなかった私は、最初の一口でどかーんと頭に突き抜けるものがあり、顔面から汗を滴らせながら、タイの魅力にはまっていったように思います。

タイの2大ファミレス

学生時代に友人達と一夜漬けしたロイホ、ちょっと雰囲気が良くてデートにも使えたスカイラークガーデン、始発待ちのためコーヒーだけで居座ったデニーズ、もうファミレスは卒業だわと誓ったガスト、ファミレスの記憶は私がまだ青かった時代にワープさせてくれます。

タイに来て、すかいらーくがあるのにはびっくりしましたが、ファミレスではなくフードコート(クーポン食堂)のひとつ。照り焼きチキンやハンバーグ、焼きそばなどを鉄板で焼いてくれます。本家すかいらーくからずいぶん逸脱してますな。

日本のファミレスはほとんどが24時間営業ですから、深夜に芸能人に出会ったり、悪そうな人、いけなさそうなカップルがいたり、大久保通りのサイゼリア(今もあるかわかりませんが)なんて、新宿で飲んだら寄らずにはいられない何ともダークな魅力があったものです。ああ、懐かしい。

タイの茄子

日本茄子.jpg茄子、と言えば夏野菜。味は淡白ですから焼く、煮る、揚げるなどあらゆる方法で調理できます。

暑い日はかつお節を乗せた焼き茄子にお醤油をたらり、浅漬けを朝食に食べることも多かったな。ちょっと洋風にトマトやピーマンと煮てラタトゥイユにしてパンと合わせたり、マーボー茄子はご飯にぴったりだし。

紫で太っちょな日本の茄子が少々恋しいですが、タイの茄子はいったいどんな茄子?

パクチー

パクチー1.jpg「タイ料理と言ったらパクチーだよね」、「パクチーさえ入ってなければタイ料理食べられるのに」とパクチーの好みははっきり分かれます。私はブログで取り上げるくらいですから、パクチー大好き派なんですが、友人の日本男児はスープにちょこっと入っているだけで、味と匂いが移ってるからと言って食べません。ああ、もったいない。

洋食についてくるパセリみたいな軽量で小ぶりな葉なのに、強烈な主張のあるタイの野菜「パクチー」について考察してみましょう。

タイのお茶

タイのコーヒーが総じて甘いのは周知の事実と思われますが、お茶も相当甘い。しかも色は濃いオレンジ色で独得の香りを放っている、日本では見たこともないお茶。これぞ、「南国的お茶」について、今回はお話してみたいと思います。

 

タイで食べる日本のラーメン

バンコク、特に日本人が多く住むスクンビットエリアには、日本から進出してきたラーメン店がひしめいています。新規参入が多い一方、退散していくお店もあり、これは都心のレストランすべてにいえることですが、入れ替わりの早いこと。

特にラーメンは、本場の味を知っている日本人客が多いだけに、評価は厳しいと思われます。おいしい、まずいはあっという間に口コミで広がりますからね。最近どうしちゃったんだろう、と噂されていたある日本の超老舗のラーメン店が経営の危機を迎えているようで・・・

ピーナッツ

日本でのピーナッツの位置づけといったら「おつまみ」ではないでしょうか。お酒の側らに、さりげなくガラスの器に入っていそうな乾き物。ばりばりぼりぼりとスナック菓子のよう食べられることもなく、ひとつまみが多くてせいぜい3粒。私のこれまでの食生活の中では、ピーナッツは日陰街道まっしぐらでした。が、タイの食卓でのピーナッツの地位は高かった。