お正月明け、ようやく昨年タイにやってきたUNIQLOに行くことができました。場所はセントラルワールドのタイ1号店、オープン当初はエスカレーターにまで人が並んでいたということですが、フィーバーは落ち着いたようで、ゆっくり店内を見ることができました。
整然とした店内は日本のUNIQLOよりもお上品に感じましたね。大戸屋にしても、CoCo壱番カレーにしても、タイに来ると1ランクも2ランクも格上げされる日本の大衆ブランドですが、アパレルのUNIQLOも然りで、日本のほうが気軽に見れる雰囲気があるかもしれません。2月1日に、こちらも庶民的なブランド、「紳士服のコナカ」がタイに上陸するというニュースがありました。
Sakura Financial Newsより
『 紳士服のコナカ(東1:7494)は13日、タイ王国において新たに100%出資の子会社として現地法人 KONAKA (Thailand) Company.,Ltd.を設立すると発表した。2月1日には、東南アジアでも最大級の大型ショッピングセンター『セントラル・ワールド』に、海外初出店となる『SUIT SELECT_CENTRAL WORLD』をオープンする。
タイ王国はアジアの新興国の中でも安定的な経済発展を遂げており、それにともないファッションに対する意識が高まりつつある。そのような中で、ビジネススーツの世界最大の消費国である日本の成熟したビジネスファッションは、タイ国内では今後のビジネスシーンにおける新しいファッションとして注目されているという。
今後は、1号店の『SUIT SELECT_CENTRAL WORLD』のオープンを皮切りに、2号店を春に出店。3年以内に10店舗程度の展開を目指す。』
財経新聞より
『紳士服販売大手のコナカは13日、タイにおいて新たに100%出資の子会社として現地法人を設立し、海外初出店となるタイ1号店『SUIT SELECT_CENTRAL WORLD』を、東南アジア最大級の大型ショッピングセンター「セントラル・ワールド」に、2012年2月1日にオープンすると発表した。
同社によると、ビジネススーツの世界最大の消費国である日本の成熟したビジネスファッションは、タイ国内では今後のビジネスシーンにおける新しいファッションとして注目されているという。『SUIT SELECT』は、魅力ある日本発のビジネスファッションブランドとして現地からの期待を得て、セントラルグループの運営するショッピングセンター内に出店する。1号店となる『SUIT SELECT_CENTRAL WORLD』に続き、2号店を今春に出店し、3年以内に10店舗程度の展開を目指しているという。
なお、タイの流通大手であるセントラルグループは、同グループが運営している東南アジア最大級のショッピングセンターであるセントラル・ワールドにおいて、昨年9月にはカジュアル衣料店として『ユニクロ』のタイの旗艦店舗が出店するなど、積極的に日本の衣料ブランドを導入している。』
タイで若者層を狙っているようですが、日本人の若いサラリーマンが駆込みそうですね。タイ人の20代サラリーマンが、どこまでスーツにこだわっているかは少々疑問、暑い国ですからワイシャツネクタイにスーツの三つ巴で決めた若者はほとんど見かけません。かつて、とある日系メーカーでこちらで仕事をしていたときに、訪問した会社でお会いしたタイ人スタッフは、年代にかかわらずワイシャツにスラックス、足元は靴下にサンダルということもありました。そんな中、数少ない日本人スタッフだけがしっかりジャケットも着て、細身のパンツを履いていたりしたものです。そんな私自身の経験からすると、コナカは日本人の需要が高いのではないかと思うのですが。
もしくは、タイの若者のスーツ意識を変えるほどのジャパニーズスーツ旋風を起こしてくれるでしょうか。日本で取り扱いのある女性物が入るかどうかなども注目しておきたいですね。