タイにおけるファストファッション

早くいらして.jpg先日1号店をオープンさせた日本のメーカー「ユニクロ」。オープンから数日間の人ごみは、まさにユニクロフィーバー。

その盛況ぶりはこちらのブログでも紹介しました。

http://www.thaiworker.net/cat590/uniqlo-open-2.html

今回のユニクロが引き金となって、タイ未上陸の海外のファストファッションメーカーが進出を狙っているようです。個人的にはH&Mに早く来て欲しいのですが・・・

フジサンケイビジネスアイより

タイの首都バンコクがアジアのファッション基地になろうとしている。「ファストファッション」と呼ばれる低価格カジュアル衣料品チェーンの大手、スペインのザラ、米ギャップなどが直販店を構え、スウェーデンH&Mも出店を計画している。

ユニクロバンコクオープンの大盛況.jpgファストファッション世界4位のユニクロも9月、バンコクの繁華街「セントラルワールド」にタイ1号店を開店した。共同通信によると、売り場面積は約2750平方メートルで東南アジア最大規模。同地域ではシンガポール、マレーシアに次いで3カ国目の出店となる。ユニクロは来春までにバンコクに4店舗、2020年までにタイ全土で100店舗の出店を計画している。

 バンコク・ポストによると、ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は「20年までに東南アジア全体で1000店舗まで拡大し、ユニクロを世界総売り上げ5兆円のグローバルブランドに育てたい」と意欲をみせた。

ファストファッションとは、コトバンクによると

流行を採り入れつつ低価格に抑えた衣料品を、大量生産し、短いサイクルで販売するブランドやその業態のこと。安くて早い「ファストフード」になぞらえた造語。世界的不況の下、ファッション業界でも世界的規模で大手グローバルチェーンが寡占し、売り上げを伸ばしている。

現在タイで買えるファストファッションブランドは、ZARA、GAP、Forever21、Topshop、そして日本のユニクロが挙げられます。

Topshopセントラルワールド.jpgただし、先ほどの定義にあるように日本では「安くて早い」お洋服でも、タイにはあてはまりません。驚くなかれ、タイではこれら全てのブランドが「高級ブランド」として、パラゴンやエンポリアムなどの一流デパートに店舗を構えます。もちろん、グッチやヴィトンなどのハイエンドブランドほどの扱いではありませんが、それらのブランドが打ち出す最先端の流行を上手に取り入れたスペインのZARAと、イギリスのTopshopは特に別格ではないでしょうか。

アメリカのGAP、Forever21、そしてユニクロは、どちらかというと流行を追うよりは、カジュアルでベーシックなラインを基調としていますから、店内にいる客層も違いますね。余談ですが、ZARAは美人遭遇率高しです。

いずれにしてもタイでは決して安くないファストファッション。為替がその最たる理由でもありますが、タイは「衣料が安い」。洋服の問屋街プラトゥナームに行けば100バーツでおつりが来るし、OL市場やローカルの市場の服屋台では300バーツ均一のワンピースが出回っていたり。バンコクの原宿サイアムスクエアにしても500バーツあれば、可愛いデザインの服が2着買えます。こうした中、ファストファッションのプロパー買いをするのは、経済的に余裕のある人となるわけですね。大卒初任給が1万バーツ程度の国で、1枚1800バーツのZARAのシャツは高級品なんです。

アプリでチェックしてから店舗へ.jpgとか言いつつも、日本でもファストファッションにお世話になっていた私は特にZARA好き。渋谷の宇田川町のお店懐かしいなあ、とか思いながら、ついつい金銭感覚は円でパラゴン店に足が向いてしまうんですね。ファストファッションは、とにかく入れ替わりが激しいですから、行くたびにディスプレイのテーマも何もかも様変わりしている。そこで重宝しているのがZARAのアプリです。今週の入荷商品などもわかりますし、品番が書かれていますからお目当てのものピンポイントで買い物をすることも可能です。便利な世の中。

ユニクロのショップにはまだ行けておりませんが、品質と価格から見るコストパフォーマンスは圧倒的に強いと思われるユニクロに、タイのファストファッション市場を刺激し続けてもらいたいものですね。