2012年6月アーカイブ

今月2組、来月1組、私の友人グループがタイに遊びに来ますが、一般的にもタイへの渡航者が増える時期なのでしょうか、在タイ日本国大使館よりタイに渡航、滞在する際の注意喚起メールが回ってきました。

私自身、何年もタイに住んでいますが、だからといって安心ということはなく、今でも「外国にいる」意識は忘れません。日本人であることで狙われることもありますし、また緊急時に詳細までタイ語で説明できる自信もない。ですから、日ごろから油断せずにいることが大事です。ですから、タイに長い人でも改めて大使館からのメール内容に目を通していただければと思います。

グリーンカレーの即席麺

mamaグリーンカレー即席麺.jpgタイ料理の中で最も有名で人気が高い料理のひとつ「グリーンカレー」。初めてのタイ料理で殆どの人が頼むメニューではないでしょうか。トムヤムクンやパッタイと並ぶ、タイ料理の代名詞的な「グリーンカレー」なだけに、この味を使ったお菓子(日本でばかうけ限定味)や加工食品(タイでツナ缶)などがありますが、このたびタイの即席麺メーカー「ママー」が「グリーンカレー」味のカップヌードルを発売し、話題を呼んでいます。

バンコク経済新聞より

タイの人気即席麺ブランド「ママー」シリーズの新商品で、スープがチキン・グリーンカレー味の「ゲーンキョウワーン・ガイ味」の販売が6月上旬、全国のセブン-イレブン、大手スーパーなどで始まった。

皇太子さま来タイ中

皇太子さまタイに到着.jpg昨日、日本の皇太子さまがタイに入国されました。夕方アユタヤ方面からバンコクに戻る車内から、日本とタイの国旗をパホンヨーティン通りなどで見たというツイートがいくつかありましたが、現在来タイ中の日本の皇太子さまをお出迎えするためのものだったようですね。

Newsclipウェブ版より

皇太子さまは25日午後、東南アジア3カ国公式訪問の最初の訪問国であるタイの首都バンコクに政府専用機で到着した。タイ首相府でインラク首相の出迎えを受け、その後、バンコクの王宮でプミポン国王夫妻を表敬訪問した。国王夫妻の次女のシリントン王女も同席した。

タイの調味料3

味ぽん.jpgタイの味を作る4つの味覚「塩味」「酸味」「辛味」「甘味」。これまで「塩味」(http://www.thaiworker.net/cat591/seasoning-thai-1.html)と「甘味」(http://www.thaiworker.net/cat591/seasoning-thai-2.html)について紹介しました。

今日は3つ目の味として「酸味」についてお話したいと思います。

日本の実家では健康至上主義な母の影響もあり、台所にはお酢系のものが多かった。料理用の普通のお酢、りんご酢、黒酢などの飲むお酢。そして、ポン酢は強制的に醤油の代わりとして使わされたものです。

タクシン元首相帰国の道のりにむけて、現政府が打ち出した「国民和解案」を巡り、タクシン派と反タクシン派の対立が激化してきています。採決は反タクシン派による反抗もあり、とりあえず延期となっていますが、タクシン派も黙ってはいられませんよとばかりに、大規模集会が連続して行う予定です。

Newsclipウェブ版より

タクシン元首相派の政権与党プアタイは22日から7月3日にかけ、バンコク都内の4カ所で政治集会を開き、タクシン氏に対する実刑判決の無効化などを含む国家和解法案と憲法改正に対する支持を訴える。

ドンムアン空港復活か?

スワナプームの混雑は解消されない.jpgスワナプーム国際空港の混雑ぶりが悪化する中、政府はとうとうドンムアン空港の復活を本格化させるべく動きに出ました。どちらの空港も、バンコク都心から高速道路を使ってすぐに行ける便利さはありますが、この二つの空港はそれぞれバンコク東の端と西の端とかなり離れたところにあります。乗り継ぎ便とかどうするのかしら、という市民の心配はよそに、とりあえずスワナプームではもうまかないきれないからドンムアン開けちゃおう、とやっつけ感があるような・・・

以下2件ともNewscipウェブ版より

バンコク東郊のスワンナプーム空港(バンコク国際空港)の混雑悪化を受け、タイ政府は19日の閣議で、バンコク北郊のドンムアン空港(旧バンコク国際空港)を本格的に再稼働する方向へ舵を切った。スワナプームをハブ空港、ドンムアンを格安航空の拠点と位置付ける方針だが、両空港間に鉄道はなく、接続便などの問題が指摘されている。

タイの調味料2

かつてはお砂糖抜きだった.jpgタイの料理は「塩味」「酸味」「辛味」「甘味」の4つの味が同居するのが基本。日本のように料理の基本さしすせそは無し、入れる量に少々という言葉は無く、味を見ながら4つの味のどれかが足りないと思い切って加えていく「足し算」のタイ料理。

タイの家庭に嫁いで、義母に料理を教わっていると、そんなに豪快に調味料を入れていって体に悪くないのかと最初の頃は不安でした。日本では塩分も糖分も控えめが主流ですから、その両方を存分に使うタイの料理には本当にびっくりしたものです。しかしそんな食生活を長年送っていても超健康体。健康診断は毎年異常無し、各種数値も正常、体重もタイに来た頃より痩せたほど。

タイの倫理感覚

これも駄目.jpgタイでテレビを見ていると画面にセンサー(ぼかし)が掛かることがよくありまます。飲酒、喫煙、暴力、銃器、肌の露出が主にその対象となりますが、日本人から見ると少し基準が厳しいかなと思ってしまいます。例えば、日本のアニメ「ドラえもん」でのび太のお父さん喫煙シーンはNG、海外の番組で「ポリフェノール」の特集ではワインのシーンがことごとくモザイク、アフリカの部族の紹介では画面の7割以上がぼかされ、一番笑ってしまったのがレディーボーイの某芸能番組のリポーターのセクシーな胸元が見えなかったときですね。

また、タイのローカル局は番組の前に内容や対象年齢を紹介することになっており、激しい痴話喧嘩が定番の夜のドラマは16歳以上などと事前に通達されます。

Greyhound Cafe

J avenue1階右奥がGreyhound Cafe.jpg私がタイに来て結婚するまで住んでいた場所はトンローでした。日本人街の別名を持つスクンビットのソイ55「トンロー通り」にはおしゃれなカフェやレストランが多く、また今ではあちこちの街にある半屋外型のショッピングモールの走り「Jアヴェニュー」があることから、今も当時もバンコク随一のおしゃれエリアとして人気の街です。

独身時代休日になると、とりあえずお散歩がてらトンローソイ15に向かったものですが、その名残で未だにトンローに行くとどうしても吸い込まれてしまうJアヴェニュー、つい先日も夕方に時間が空き1人お茶。そんなときに入る私の定番「Greyhound cafe」を今日は紹介したいと思います。

タクシンで揺れるタイ

先週末、バンコク郊外の道を走っていたら赤い服を着た人たちがやたらといるではないですか。都心での大規模集会ならまだしも、ほとんど隣県の小さな街で、子供から大人まで赤いシャツを着てぞろぞろ歩いていると不気味。何だろうと思ったのもつかの間、ちょっと先の学校の校庭で集会が開かれているのが車中から見えました。

赤い服を着た人たちが集まり、特設舞台では誰かが演説している様子。道路脇には、赤いシャツや赤関連グッズ、飲み物、食べものを売る屋台が出ており、異様な雰囲気が漂っていました。

バスの事件頻発

タイのバス1.jpg在タイの日本人でバスを乗りこなしている人はどれほどいるでしょうか。タイに長い私ですが、実はほとんどタイでバスに乗ったことがありません。後にも先にも独身時代友人とホアヒンへ出かけたときに利用した長距離バス1度だけで、バンコク市内を走る一般のバスは実は一度も利用したことがないのです。

その最たる理由としては、「行き先やルートがよくわからない」。なんとも致命的ですが、タイのバスは日本のように「○○経由△△行き」などと行き先が明記されておらず、路線が番号表記。ですから、ある程度事情通でないと目的地に行くのは難しいのが実際のところ。バスによっては、側面に主な停留場所を書いたものもありますが、一瞬で過ぎ去るバスのタイ文字を解読するのは一苦労です。

タイは生活しやすい?

ゆっくりショッピング.jpgタイに長く住んでいると、まだ自分が外国人であるという意識はありますが、日々の生活はすっかりタイのスタンダードが身につき、一時帰国で日本に帰るたびに違和感を感じることが増えてきます。

例えば、スーパーでの買い物。こちらは広大なハイパーマーケットをカートでぐるぐる回りながら、肉は大きなぶつ切りをキロ単位で、魚や野菜は丸ごと1つ、商品はスタッフが袋に詰めてくれて、そのまま車までカートですいすい。これが日本の実家近くのスーパーの場合、肉も魚もパックに入った切り身、野菜はキャベツやかぼちゃなど半玉買い、レジでスキャンするたびに店員が何やら商品名を唱え、自分で詰めた買い物袋を提げて家まで帰ります。

タイの一般的な学校の売店.jpgかつて私が通っていた学校は、厳しい私立校だったため、帰り道にお菓子の買い食いなどもってのほかだったのですが、我が子が通う学校にはお菓子を扱う売店や、軽食から本格的食事を売る店があり、始業前と終業後に生徒が自由に買い求めることができます。食事系は高学年の生徒が利用したり、朝子供を送ってきてここで朝食を摂って仕事に向かう父兄用でもありますが、お菓子は圧倒的に低学年の子供達向け。

飲み物、アイスクリーム、お菓子、肉まん、シュウマイ、果物などが、20バーツでお釣りがくる値段でわんさか売られています。その中でも人気なのが、スナック菓子。放課後にお友達と食べたり、送迎バスに乗って帰る子供達は道中食べるおやつとして、幼稚園生から高校生までいつも子供たちがお菓子売り場に群がっています。

「酸」掛け事件

10日の日曜日、大阪ミナミの路上で起きた通り魔事件。事件の様子を伝えるニュース記事を読むと、ぞっとする内容ですが、バンコクでも最近、無差別に酸を掛けるというおぞましい事件が続いていました。

バンコクは実に人が多い、繁華街などはどこにどんな人が潜んでいるかわかりませんし、近年BTSやMRTなどの公共の電車の混み具合は東京や大阪に匹敵するレベルとなっています。そんなバンコクの街で続いた恐ろしい事件がようやく解決しました。

ユーロ2012開幕

Euro 2012 2.jpgタイ人のサッカー好きは、日本人のそれを上回るのではないでしょうか。タイにもプレミアリーグというリーグ戦があり、その人気も高いですが、イギリスやスペインなど欧州サッカーに対する熱狂ぶりが日本の数段上を行くような気がします。

お酒を出すパブやクラブには、大きめの液晶テレビが壁掛けや天井から吊るされていますが、大概サッカーの試合が放映されています。生演奏やDJの大音量の中、音消しのテレビに見入る人も多く、ゴールでざわめきが起きると、あちこちのテーブルで乾杯。サッカー観戦は、タイ人にとって人気娯楽のひとつではないでしょうか。

Asiatiqueは川沿いです.jpg在タイ日本人の間で今最も話題のAsiatique。4月下旬にオープンしたばかりの、チャオプラヤー川沿いの新名所です。ナイトバザール、レストランなどがずらりと並ぶ、夕方4時からのナイトスポット。これまで川近辺で遊ぶとしたら、お寺、ホテル、レストランだけだったのが、川風にあたりながらショッピングやお散歩ができるこちらはデートにもお勧めの場所として、日本人の友人に会うと「行った?」と話に出てくることが多いですね。

子供がまだ小さい我が家はまだ行けてないのですが、週末狙いで近々出掛けてこようと思います。さて今日は、このAsiatiqueで行われる音楽のイベントを紹介したいと思います。

タクシン元首相の帰国を巡る法案の是非を巡り、再び親反タクシン派の対立が激しくなってきました。

毎日新聞より

国外に逃亡しているタイのタクシン元首相の帰国を可能にする法案を巡り、タクシン派と反タクシン派による対立が再燃している。タクシン派の与党は国会で強行審議を目指したが、野党の猛反発や反タクシン派の抗議活動で紛糾。タクシン派が法案と同様に成立を目指す憲法改正案についても、憲法裁判所が審議停止を命じ、混乱に拍車がかかっている。6日夜には、反タクシン派の妨害に備え、国会前にタクシン派が集結を始め緊張が高まっている。

タイでのスーチーさん.jpg先月29日から、実に24年ぶりの出国となるタイに訪問していたアウンサンスーチーさん(http://www.thaiworker.net/cat592/suu-kyi-bkk.html)ですが、3日の日曜日に帰国しました。

Newsclipウェブ版より

ミャンマーの最大野党・国民民主連盟(NLD)を率いる民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チー氏は3日、タイ訪問を終え、帰国した。

増えてきている黄色シャツ.jpgタクシン元首相帰国の足取りとなる「国民和解法案」成立の阻止を目指す、反タクシン派PADによる抗議集会が勢力を増しています。

その様子は、2年前のラチャプラソーンに長いこと居座った赤いシャツを着たタクシン派を彷彿とさせます。今回集会が行われているのは国会議事堂の周りですが、周辺の道路の一部が閉鎖されたり、学校が臨時休校となっています。中心部からやや外れているとはいえ、バンコク市民は十分な警戒が必要です。在タイ日本国大使館からの注意喚起メールも頻繁になってきました。

国民和解法案を巡って

タクシン元首相帰国の足取りとなる「国民和解法案」をめぐり、その採用を阻止させようと国会は荒れに荒れています。連日、椅子が飛んできた、首ねっこ掴まれたなどのネタがニュースを騒がし、法案を境に真っ二つにわかれた議員がもめています。

外野である私にしてみれば、もう何年も親タクシンと反タクシンが政権を取り合っては、憲法だの法律だのをいいようにいじって、タクシン氏の立場を悪くも良くもしてきたのですから、中立派が政権を執るのが一番だと思うのですが、どうもいろいろな利権も絡み合っているようでそうもいかないようです。